たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ぼくらの二段ジャンプ

「バーチャルのど自慢」よかったですね。

NHK平成ネット史」よかったですね。

なぜ同じ時間にしたんだろうと思いつつ、平成過去・未来みたいでちょっと面白かった。

 

で、自分がインターネットに飛び込んだのが1996年くらいだったと思う。Windows3.1をFM TOWNSで動かしていました。確かエヴァの話ばっか探してたので、そのへん。

どっちかというと草の根BBSをメインに使ってました。あれだよ、テレホタイム深夜23時から頑張ってたやつ。

HPを作り始めたのは98年くらい。HTMLタグ打ちでした。Yahoo検索に登録したりしてね。まだブログとかなかったよ。ブログはじめたのは2006年くらいで、もうHPの方は削除しちゃったのでないです。

 

この頃、ネットってホント不思議だなーと思っていて。

ハンドルネームってあるじゃないですか。これって不思議じゃない?あだ名と違って自分でつけるじゃん。んでリアル世界と違う自分になれるわけじゃん。すごくないですか。自分を作るのよ?

「リアルの自分」と「オンラインの自分」は、別物だと感じていました。ってか今も感じてる。

 

今は、さらに自由に「バーチャル」な自分を作れって演出できるわけですよ。これって「リアルの自分」「オンラインの自分」を経てさらに「バーチャルな自分」という別の、全く現実から切り離された第三の人格。

すげえなー、二段ジャンプかー、とびっくりした。

MMORPGのキャラクターもバーチャルだったけど、「ネカマ・ネナベ」とかあんまりよく言われなかったよねえ当時は。ゲーム外に波及もできなかった。今考えてみたら、別にいいじゃんな話なんだけども…。そのへんも時代の変化だからかも。

 

だけど、今の10代20代はいわゆる「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代で、ネットは「やっていて当たり前」「むしろやってないと困る」という状態。なので、「オンラインの自分」と「オフラインの自分」を分ける必要性が限りなく低くなっている。ここはすでに融合していると思う。

SNSが一番の要因で、発信が簡単だからだろうなあ。ぼくもSNSは一通り使っている気持ちだったけど、いやあ、感覚が違った。

 

17Liveってスマホアプリがあるんだけど、これみんな顔出しでしれっと配信してる。YouTubeどころじゃない。すっとスマホだして、すっとカメラ起動して、すっと配信する。ツイート気分だもの。そりゃアーカイブとか残さないわ。もう感覚が違いすぎる。

インスタやTikTokとか、見ててゾッとするんだよなあ、おじさんは。顔だしちゃうんだーって。

(もっともTikTokやインスタは盛れるので、半分バーチャルかもしらん。)

 

オフラインとオンラインが境界線なくなったことで、バーチャルアバターが次のステップになってる。

なりたい自分になって気軽に配信する。ネットをうろうろする。そこにいるのは自分であり自分じゃない。オンの自分とオフの自分がとろけた人が増えてきたのなら、オンの自分とバーチャルの自分がとろける時期も数年したらくるんじゃないかな?って考えるとわくわくする。

 

ってかなったほうがいいよ。だって顔出ししてる子こわいもん。おんなじ配信するんなら、アバター使ったほうがいいよ!表現の幅も広がるよ!

んで、そのアバターのままネットで仕事できたら最高だよ。バーチャルイラストレーターやバーチャル作家やバーチャル漫画家どんどん増えたらいいよ。

 

もっとも、金銭のやりとりや信用問題になると、リアルに戻らないといけないわけで、バーチャルが全て、ってことは永遠にないだろうなーとも。現実をネットで一段階、バーチャルで二段階にして楽しむための、なんだかんだいっておまけ。

でもチョコエッグやビッグワンガムはとかおまけが重要だったりするしね。

あとどうしても、マトリックスみたいなの想像して杞憂民なのはある。承認欲求とシステムのバランスがとれていけば、今年はかわるかもね。

 

メモでした。なんか具体例見つけてちゃんと書きたいなあ。まずはアバター作りたいです。プリキュア5のアイコンは気に入ってるけど。