「ワッショイマニア」ブラックボトムブラスバンドのライブいってきました。

たまにはちゃんと音楽の話題書かなきゃね。
ブラックボトムブラスバンドのライブ行って来ました。実はね、おっかけなんです。ほぼ全てのいけるライブ行ってます。
対バンは４組いたんですが、特筆すべきは「新右衛門さん」。
メンバーがギター以外みな巨漢（つかデブ）というステキバンド。音楽だけではなく背景に歌にあわせたflashを上映するといったこりようで、エンターティナーとしては計算されつくしたベテランの技でした。歌っている歌詞が「ヅラか？地毛か？」「深川滝川旭川！倶知安倶知安倶知安！」とどうしようもないくらいステキ。加えて女性の「写真撮影やビデオ撮影は、かたくお断り、しておりません」で一気にライブハウスの空気を独り占め。その美人女性のＴシャツの背中にかかれた文字は「シャネル　グッチ　アルマーニ」。ああもう最高。

すごい巨漢っぷり。二枚目はダメポエムを読んでるとこです。
こちらでライブ情報が見れるので、アホバンド好きな人は絶対行きましょう、そしてわたしと一緒に「ヅラか地毛か」って叫びましょう。
はて、本命ブラックボトムブラスバンドですが、「ワッショイマニア」ではＳＥや演技などエンタテイメント要素を多く入れて「とにかく楽しもう」というスタンスで行われていました。普段は普通に演奏するだけなんですが、今回はもうおなかいっぱいってくらい楽しませてもらいました。スーザホーンのタモツがしゃべってるのはじめてみたよ。
あいかわらずトロンボーンのヤッシーの音はでかいです。あの人はぶるんぶるん振り回しながらボーンを吹くんですが、よくあれで音が狂わないものです。酔いどれのような彼の音は、聞くたびに安定していくからびっくりだ。あわせて見るたびにゆれが激しくなります。
気になったのはアントンのドラム。以前はすごい硬いたたき方（ヒジや手首をわりとロックして叩いていた）だったんですが、今回はスナップ式に変えたようです。音の力強さはそのままにスピードが増した感じ。
彼らの真骨頂はマーチングにあるんですが、それも今回きっちりやってくれました。それどころか始まる前に野外でやったとか。気温マイナス５度ですよ！？トランペットとか超口切れますからほんと！へたしたら唇くっつくんだじゃないべか。
ブラックボトムブラスバンドは、「ジャズわからんしなあ」「ホーンって何から聞けばいいのやら」って人にも間違いなくオススメできるバンドなので、見つけたら行くことを推奨しまくります。意外と田舎巡業が多く、格安で見れるのでお手ごろです。でもテレビ番組のＢＧＭでばんばん使われる有名なバンドなんですよ。
　
とりあえず「新右衛門さん」「ＢＢＢＢ」でかなり価値があるライブでした。小さなハコでやったのがまたよかったです。身近に感じられるしね。ホーンの勢いある生音はいいなー。