たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

コンセプト喫茶に行って、くつろぐキモチって。

「ごきげんよう、お姉さま」の女性専用カフェ、1月7日オープン萌えプレより)

店内でスタッフが使用する言葉はレトロ感を強調するため「ごきげんよう、お姉さま」をはじめ尊敬語・謙譲語を使い分け、スタッフ同士のメールでも「ごきげんよう」から始めるというルールを独自に設けるなど、普段の会話も含めて店員教育に力を入れているという。

超徹底教育型、女性専用カフェ。
何回か女性専用喫茶の話は書きましたが、こちらはメイド喫茶でも男装喫茶でもないようです。

「女性同士の気安さや華やかさを楽しんでほしい」という同店女性オーナーの思いから「女性専用」カフェとなった同店は、メード喫茶的位置づけではないことから、「うちのヒヨコたち」という思いを込めてスタッフを「ぴよちゃん」と呼ぶという。

以前も書きましたが、女性専用喫茶の最大の利点は「安心感」。
男性は喫茶店に行く際、男性だけだったらむさくるしいやら汗臭いやらでイヤンって人は多いと思います。おそらく女性がいたほうがいい、っていう人のほうが多いんじゃないかなと思ったりします。給仕がみんな男性とか、あんまりいかなさそう。
あるいは、男一人で「孤独のグルメ」気分で地味な喫茶店めぐり。うおう、かっこいいゼ。
しかしながら、女性の「孤独のグルメ」は正直難しいですよね。時々一人で喫茶店を巡り優雅にすごす女性を見るとかっこよくて憧れてしまうのですが、店内が男性だらけだとこれは勇気がいる。実際普通の喫茶店だと、男率高いしナア。
「女性のみの喫茶店」って、ここまでコンセプトに凝らなくても、今後もっと出てきてもいいんじゃないかなあ?なんて考えてたりします。もちろん変に「性差」を意識する必要はないんですが、喫茶店でお茶飲むときくらい完全自分ワールドにひたりたいなあ、ってのは感じます。
そうなると、女性オンリー喫茶店は、いい環境だな、と思うのです。
 
はて、ここまで書いていて大きな矛盾が一つ。
「コンセプトに凝ってるんだったら、結局一人ワールドでくつろいでないじゃん。」
はい全くです。
コンセプト系喫茶の面白さで欠かせないのは、店員とのやりとり。男装喫茶なんかはまさにそれなんでしょうね。
ただ、コンセプト系喫茶だからといってかならずくっちゃべってるわけもなく。マイワールドに突入することもあるとしたら、やっぱり「安心できる」…というよりは「こんな場所あったらいいな」で落ち着くのかな、と思いました。
たとえばそれは調度品にこった喫茶店かもしれません。冷静にみたら、けつまづいて転んだら何百万の損害?みたいな喫茶店に自分も行ったことあるのですが、そういうのに憧れていたから妙に落ち着いてマイワールドに入ってくつろぎました。
今はそれが「メイド」さんだったり、コンセプト喫茶だったりするのかな、って。憧れの対象が。しかも性別の視線を気にしないですむなら、くつろぐでしょうね。
 
今後、こういうコンセプト喫茶は出たり消えたりするんだろうなあと思いますが、もっと多様な展開していくんでしょうね。それこそ男装・メイドの流ればかりではなく。オタクがオタクとして楽しんできた色々な文化を形にしていってくれると非常に楽しいんだけどな。
まあ何をいいたいかというと、この店が気になるってことです。まったくもう。

スウィートトリップ
 
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