たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

少女まんがが大好きな男の子、手あげて。

各地でオトメン(乙男)大人気。
2007年のモテ・ジャンル「オトメン(乙男)」(マンガがあればいーのだ。)
男子は皆、乙男。 - オトメン(乙男)(1)(真・業魔殿書庫)
菅野文/オトメン(乙男)(マンガ一巻読破)
うーわこんなに面白そうなマンガ出てたんですか。これ全力で明日買ってこよう。
というわけで読んでないので内容については何も触れられませんが、ふっと思ったことを書いてみます。
 

●少女マンガを読み始めるまで。●

いやさ、かなり多いと思うのですよ、少女漫画が好きな男性。
といってもいきなり「花とゆめ」や「りぼん」を買うのはちょっと抵抗が!という人もまた多いはず。あれなんだよねー、書店がさ、男女でくっきり分かれていてお互い近づきづらいのですヨ。とは言ってもごっちゃに置かれても絶対ややこしくなるので分かれていて当然なんですが。
ちなみに自分は、こんな感じのルートで少女漫画に浸かって行きます。最初はサンデーっ子でした。
 
テレビで「姫ちゃんのリボン」を見る。気分はいけいけGOGOジャンプ。

妹がマンガ買う。見せてもらう。
「はっ、なんだこのピュアな世界、気持ち分かる!(気がする)」

赤ずきんチャチャ」や「お父さんは心配症」を読んで、ギャグ系少女マンガが他のジャンルのマンガではなかなか見られない独自の空間を持っている事を理解する。

水色時代」に強烈なトラウマっぽいなにかを埋め込まれる。

「伯爵カイン」と「天使禁猟区」でいつの間にか「花とゆめ」を定期的に買うようになる。「赤ちゃんと僕」や「彼氏彼女の事情」にドはまり。

突然サブカルマンガに転んで「少女漫画みたいなピュアな自分はいなくなったんだ」とか言いながら暗いマンガを買いあさる。元からいないよ。暗黒期。

ハチミツとクローバー」第一巻で泣く。再び少女マンガの世界へ。
 
ハチクロが少女マンガかというと、要素的には少年マンガっぽい気もしますが。
わりとマスコミに踊らされているタイプの読み方ですね。だから新刊を追っているかというと、そうでもなかったりします。なんともまあ恥ずかしいやらなんやら。なんだかんだで有名どころと作家でしか読んでないので知識は浅いです。
さて、それほど少女マンガに詳しくない人にとっての「男性側から見た少女マンガ」の読み方って、こーんなかんじなんじゃないかな?と思いました。

1、男性キャラが比較的自分との共感を生んでいるから読む。
2、女の子キャラに萌えるから読む。
3、性別に関係なく心に訴えるストーリーを求めて読む。
4、なんか急に恋愛したくて読む。

自分は2から入ったへっぽこさんです。でも「男性が少女マンガを読む」入り口としては、やっぱり少女キャラのかわいさはものっそい重要なポイントだと思います。個人的に、そういう方面ですすめられて最近買った某指圧のマンガと某メイド様はツボでした。あーもーかわいいよ。
もちろん、イカス男性ばかりの少女漫画もありますし、そういうのの男ってえらいうまく描かれている場合があるので、1のように「うぉ、この作者女性なのに男心をつかんでいるぜ!」的に読みはじめることも。っつったって誰かに教えてもらわないと読み始められないんですけどね、この場合。男だらけの少女マンガを表紙買い、ってのはなかなかハードルが高うございます。
慣れてくると3のように、「面白い作品」の情報をネットで集めたり、口コミで聞いたりして買うように。少年マンガ・青年マンガが単純だというわけではないですが、男性にとって慣れないと、少女漫画の表紙ってわかりずらいんですよね、中身が。読み慣れている人だとそのへんの鼻がきくのでしょうけど、自分はまだ精進が足りないので表紙で内容までは理解できません。特に白泉社。かぎわける力が欲しいゼ。
そして、少女マンガを普段読んでいる人でもなかなか「こういう理由で」とは言いずらい4。でも一番何気に多いような気がする4。
男の子はロマンチストです。少年マンガ誌のちょいエロにドキドキしたり、○○Ω○○○のおっぱいもんでるの見てうらやましがったりもしますが、ただひたすらに純粋な恋愛がしたいという乙女チック状態になることもあるわけです。それがマッチョな体育会系だとしても。そんな時ふと知り合いから借りた少女マンガにどはまり…キュン!なんてことも。
そして、次々読みたくなる中毒性に身を任せることに。
 

●男の子って自分からなかなか少女マンガコーナーにいけない気がする●

不思議なことに、少年マンガコーナーに女性いても納得するのに、少女マンガコーナーに行くのが気恥ずかしい男性も多いのが事実だなあと常々感じていたりします。
友人は「エロ本の下に少女マンガを隠して買う」とかわけの分からないことをしていました。そんなに恥ずかしいのかヨ!とか思いつつもその人のピュアすぎる両極端ぷりに乾杯。
慣れちゃうとなんてことないのですが、「そこに女性がいると一旦遠回りして…」という人も多いのではないでしょうかネ。外側に平積みになってると買いやすいけど、背表紙で探し始めるとなかなかねぇ。少年誌と違って、慣れないと背表紙わかりずらいし。
逆に、エロマンガコーナーでどうどうと物色している女性を見かけても、男性側がおどおどするようなマンガコーナーの悲喜こもごも。なんだろね、マンガ買うときって女性の視線を男性は気にしちゃう場合があるんでしょうかね。少女マンガは全然男性が恥じるものじゃないんですけどネ。このへんの心理ってものすごい色々ありそうな気がします。家庭環境とかにもよるかも。
男女とも、ある一点を突破したら全然気にならなくなるのもまたしかり。
 

●すすめ、すすめられ、そして通販のカゴへ●

昔から少女マンガ好きな男性は多いですが、さらに最近勢いを増しているのはやっぱり通販のせいだよなあ、なんて邪推をしたりします。友人やサイトの紹介を見て、カートに入れる率が高い気がするんですよ、少女マンガって。もちろん他のマンガもそうなんですが、男性が少女マンガを、という場合はちょぴっと確率が高いんじゃないかと予想。
特に田舎の小さな書店しかないところで、男性が少女マンガを買うのはなかなか踏み切れない場合があります。店員さんと顔見知りだったりすると、その一歩がなかなか遠い。だからそこで、通販なわけです。便利な時代だネ。
 
少女マンガは自分も未開拓な土地が広すぎて、どこから手をつけようかなあという日々です。またそういう男性もまたとても多いと思います。だから「これ面白いゼ!」というのがあったらぜひとも教えてもらいたいし、その楽しさを分けてもらいたいなあなんて思うのです。そして自分が読んだら他の人へ。
他の方の「少女マンガにはまったきっかけ」も気になるところです。やっぱりすすめられて、なのかな?
んで、アマゾンのカートにぽちっと…あれ、あれれれ。カートの中に入っているマンガの数が数え切れなくなっているのは幻覚でしょうか。しかもBLがいっぱい。