たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

寝床にどんな本置いてますか?

●枕元にできるブックタワー。●

以前の「久米田マンガ会議」第二部 雑談編でひとつ自分の中で色々興味にある話題が一つあったのでピックアップ。

ゴルゴ31「最近は『絶対可憐チルドレン』読んで寝る事も多いかな」
カーム「絶望先生読みながらだと眠くなりますよ?w」
まなめ「枕元には『聖☆高校生』がおいてある・・・」
たまごまご百合姫…」
LIT「『さくらの境』*70があるなぁ…」
カーム「まあ実際その日の気分で決めてますけども」
長と゚ー「アカギ、未来日記スタパ斉藤のコラム」
ゴルゴ31「枕元には100冊ぐらい常備してありますね。気分次第で。」
たまごまご「100冊、崩れてきそうで怖いw」
ゴルゴ31「『島耕作』が全巻あった」

寝る前に枕元においてあるマンガの話です。
「萌えプレ」さんの枕元
ゴルゴさんの100冊は多いなあと思ってましたが、みなさん結構多いようですね。
かくいう自分も今見たところ、絶チル全巻、宇宙の法則世界の基本x3、ロリコンフェニックス、しあわせももりんご、パンプキンシザーズ全巻、ヒミツの保健室全巻、みずたま注意報、と、なにげに溺れそうです。頭を動かして、朝起きたら散乱しまくりー、なんてザラです。逆に本に埋もれて目が覚めたりとかネ。
読書家の多くの方は、10冊まではいかなくても枕元に本を置くことは多いのではないかと思います。マンガ・小説・エロ本・雑誌問わず。
 

●なぜに枕元ですか。●

もっとも、枕元に本を置くことは決してよい行為であるとはあまり言えないのも承知の上です。なんと言っても見た目がだらしない。友人が遊びに来たら真っ先に枕元の本って片付けますよね。どんなに整頓された部屋でも、枕元に平積みされた本があると部屋が片付いてないように見えてしまうのもまた事実。加えて、ほこりがたまりやすいので環境的にもよいとはいいずらいし、崩れてきてケガだってするかもしれません。
しかしそれでも、枕元には本を置いておくのが本読みの一つの生きる道だったりします。最初は寝ながら読んでいた本を置いて片付けるのが面倒だっただけなのに、気がつくと寝る前に積むのが習慣になっていたりとか。
 
なんで枕元よ?片付けなさいヨ?と言われたら「はい、そのとおりです、ごめんなさいママン!」となるわけですが、気持ちとしてはちょっと違う!と言いたくなるのもまた本音だったりします。
布団って、ふかふかなのが好きな人もいれば固めが好きな人もいるじゃないですか。枕も低反発がすきな人もいればソバがらが好きな人もいるじゃないですか。
何よりも安心して、心を開放して寝たいわけです。寝る環境整備はそこから始まる、と考える場合、読書ジャンキーが枕元に本を置くのは当然の行為、いや、しなければ安心して自らを解放できないのではないかと思うのですよ。
特に忙しい社会人になると、安心して本を読む時間が限られて来ます。安心できる場所といえば!家だと「トイレ」「お風呂」そして「寝床」ですよ。前者二つは抵抗のある方も多いと思いますが、最後の寝床は誰もが求める安住の地。寝る前に好きなマンガ家のイラストを見ないと、好きな作家の一文字を見ないと寝れない!自分はそんな生活を送っています。これがいわゆる「本ジャンキー」です。
 

●枕元のブックタワーで、あなたの人格が分かるかもしれない●

同時に、個人の枕元の本って、誰かに見せる目的で積んだりはするわけがないです。あくまでも自分のための枕元ゾーン。誰にもゆずれません。手塚ゾーンでもかないません。
その空間って、やはり安心したいじゃないですか。だから苦手な本や合わない本って、あまりおかないんですよね。買ってきたばっかりの新刊などだと、確かに読み崩すためにおいておくこともあるかもしれませんが、「これは合わない」と感じたら枕元からは避けてしまうと思います。肌に合わない本を枕元に置いておくのはあんまり気持ちのいいことじゃないんですよね。
別にとって食われるとか、夢見が悪いとかってわけではないんですけど、枕元にくらい「心から好いてるもの」をおいておきたいと思うのもまた人の心というものです。
だから、普段そんなに好きじゃない本がずーっと枕元にあったなら、実はその本のことが好きなのかもしれません。いやこれほんとに。
また、日によって大幅入れ替えをする人は、その日の「感情」がそこに如実に表れているかもしれませんネ。その日見る夢にも微妙にかかわってくる気がします。
たまに自分の枕元チェックしてみると、面白いかもしれませんネ。
 

●さらに超越した枕元ブックタワー●

「今日の早川さん」狂気の山脈 (coco's bloblog)
枕元にある本が増えるもう一つの要因は、「積んであると安心する」と言うもの。

本読みは読了本のみならず、収納棚の中の蔵書、あるいはそこから溢れ出た積読のボリュームさえも一種のステータスと見なすところがあります。なので「今日も積読崩しだ」などと自虐めいたことを漏らすときでも、その眼はコレクターの自負心と悦びとでキラキラ輝いています。

日常ではなかなか本のコレクションをにやにや眺める時間なんてないのですが、寝る前は別。枕元に積まれた本を見ると、それだけで嬉しくなってしまうように自分はなってしまいました。多ければ多いほど、どう置こうかを考えながらそのベストセレクションオブ枕元ににやにやしてしまいます。
本ジャンキーすぎですね。
しかしこればっかりは、もうやめようがありません。本棚にきれいに自分好みに並べてにやにやし、色別や書店別に整理しなおしてにやにやし、枕元にお気に入りを積み上げてにやにやするのです。
ああ、楽しい。
こうなってしまうと、何もない枕元はさびしい限りという困った状況に。そうそう、旅行とか行ったときも自分積むんですよ、落ち着かないから。困ったものです。中には夫婦でも枕元タワーを作る人もいるそうで、人のサガとはとめどのないものです。
 
確かに枕元ブックタワーは、あまりいい傾向ではないです。しかし、枕元に小さな幸せがあるのは、寝る前の心に対して最高の安らぎを与えてくれます。タワーにせずとも、何冊か本を枕元に置いておくのは、よい睡眠の入り口になるかもしれませんヨ。
では皆様、よい夢を。
自分は「みつどもえ」を読みながら、みつばのパンツの夢を見ながら寝ます。おやすみなさい。
 
〜関連リンク〜
「今日の早川さん」終わりなき戦い (coco's bloblog)
うつ伏せ派です。