たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

大好きな「おジャ魔女どれみ」と「けいおん!!」と僕と。

自分語りです。
 

けいおん!!」最終回見ました。
しみじみとよかったです。ほんとよかったー。特にあの子、あの子がよかった。あの子だよあの子。
感想は後ほどとして、この絵にほんと心打たれてしまいましてですね!
語るよ。
 
そうなんですよ、自分もどれみが終わった時の喪失感が酷くて酷くて、泣き崩れた一人です。本当に大好きで大好きで。
「ドッカーン」の最終回、卒業の回で、ポジティブマシーンだったどれみが嫌がって逃げ出しちゃうんですよね。もうそこで号泣でしたよ。ああそうだよ、それオレの気持ち!って。
だけど受け止めてくれる場所があるという最高の終わり方には昇華されつつ、終わっちゃった、という呆然感もありつつポカーンとナージャを見てました。おかげでナージャにもハマりましたが。
 
どれみは特に、子供視点ではあるけれども先生視点での物語が本当に多くて、当時もう大人だった自分にはクるものがありすぎたんですよ。クラス分けや席の配置もちゃんと先生視点から描かれているし、教育面に置いてもきっちり教えるところは教え、できないところはできないのが描かれていて本当に小学生をみている大人の気持ちそのものでした。
そこには、小学校時代には戻れないんだなあという憧憬と、小学校時代を終えて大人になってから見られて本当によかったなあという思いとが入り交じってもうえらいことに。日曜朝はどれみがあることで「大人である自分」を確認しているほどに。
大げさに聞こえるけど大げさじゃないのですよ、お恥ずかしながら。
だから終わったとき大人である自分を保てるのか不安でした。
 
どれみさんが運んできたもの、あと自分の中であまりにも大きな存在であるおんぷちゃんが運んできたものは、「そのまんまでもとにかく頑張れば前に進むもんだよ」という至って当たり前だけど、なかなか人から言ってもらえないことでした。
明らかに大人と子供を分けて描いている作品なんですが、同時に無理をして背伸びするのではなくて、出来る範囲で頑張れば大人子供関係なくなんとかなる、楽しく出来ると。そういう意味では「ダメな先生」だった西澤ゆうか先生は、ある意味自分そのものでした。
クラスメイトだと、親とのすれ違いが多かった長谷部くんも、STAY GOLDの回で飛べなかった宮前空も、友達がなかなかできず同性に嫉妬しちゃう丸山みほも、キャンディ伊藤というヒーロー(ヒロイン)を信じ続けていた工藤むつみも、小学生にして痛いオタクだった中田ごうじも、不登校だった長門かよこも、自分の一部みたいなものでした。
ようは全員がきちんと描かれて救われていることにもうめためたにやられたんです。だから終わってほしくなかった。けど、終わるのは当然分かってたわけで。時間の冷凍保存はできないんですよね。
 
でも「終わる」んじゃなくて「始まる」んだよ、とも教えてもらったんだな、と今だから分かります。
好きだった作品終わったら喪失感すごいんだろうなあと毎回思いつつ、昔好きだった作品が飽きたか、忘れたかというと全然そんなことない。
この絵見て、猛烈に自分の中の、どれみが好きだった思いが吹き出してきました。
今も自分の中のどれみは立派に生きています。
ほんと、作品は終わらないですわ。その作品を忘れない限り。ずっと続くよ。いろいろな角度から好きになるよ。
昔の情熱とはちょっと違う角度から、かもしれないけど。
終わってさみしい、って確かに思ったけど、いまだから言える。
出会えてよかった、ありがとう。
 
 
 
けいおん!!」のラストにあわせてこんなん出されたら泣くわー。
どれがどの感情かわからんわーほんと。
あえていえば二つの作品への愛が溢れていて、そこに触れてじわっと来た感じです。
素敵な絵をありがとうございました。
自分が今も「どれみ」を愛しているように、「けいおん!!」も柔らかく大切に心に納めようと思います。
 
え? もし万が一、億が一「大学編」が始まったら?
もちろん全力で楽しむよ!