たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

2018年のぼくが好きなエロ漫画ベスト15

2018年に買った中から「自分にとってのベスト15」を書いてみます。

「クオリティがいいか悪いか」「売れたかどうか」ではないです。

「ぼくの性癖にあっていたか」「印象的だったか」「面白かったか」の、完全なぼく基準です。なので圧倒的にロリ漫画多めです。

 

1位・荒田川にけい「おひさまはまわる」

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あらゆる人に読んでもらいたい、世界中の少女の性を描いたオムニバス。どんな国にも少女がいて、少女は性を知って、生きている。ベトナムが舞台のエロ漫画とか初めて読んだ。アメリカ、北欧、南国、西欧など、あらゆる場所での女の子を描く作家。今後も世界中をウォッチングしてほしい。ビターな話がちらほらあるのもいい。こういうすっきりした線のエロ漫画、好き。

 

2位・木谷椎「泡のお姫様」

ロリ漫画に振り切ってからの木谷椎作品は、神がかったものがある。快楽と人間の業とがドバドバに詰まっている。以前出た「ひめはじめ」(大傑作!)が業メインの苦い少女の性だとしたら、今回は快楽メインで、ちらっと業が見える、ビジネスから始まる性の話。でも基本明るいです。ロリは全裸が最高の衣装だろという人はマストバイ。

 

3位・ほた。「ラブみごろ。」

待望の、ひさーしぶりのほた。のエロ漫画単行本。もう温泉に行くいとこ同士の「らぶすぱ」2作品でお釣りが来る。ロリものとおねショタ好きなら満足間違いなしな、ふんわり純愛ラブコメの旗手。

 

4位・幾花にいろ「幾日」

去年の話題性で言ったらトップクラスなんじゃないかなあ。恋愛漫画という枠の中のエロ漫画、という感じの作品。すれた感じの女性たちとの心の触れ合い、からのえっちが最高にときめく。今は「楽園」でも連載してますね。

 

5位・アズマサワヨシ「あやかし館へようこそ!」

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ロリババアもので純愛ストーリーが見たければ、これ! 一冊かけて人間と鬼の心の通い合いを描いた、長編作品。エロシーンはテクニカルなのとピュアなのが混じっていて、本能と恋心が入り組み、関係が育っていくんのがとてもいい。

 

6位・逆又練物「小悪魔☆アラモード」

女の子があっけらかんとエッチ大好きで、男を食らっていく様子が大変心地いい。セフレの射精訓練する話と、童貞大好きJSの話がとてもサキュバスめいていていい。逆又練物は「デジタルぷにぺどっ!」7巻の「ナイショのおふろやさん」もよい。

 

7位・サガノユウジ「いろづきおとめ」

めーちゃくちゃ絵が好きです。丸みがあって、柔らかみも感じられて、それでいて線がシンプルでしっかりしている。「夏の戯れ」の叙情性とエロスのバランスは、田舎少女ものエロ漫画としても究極の理想形だと思います。

 

8位・RECO「てんぷてーしょん」

RECOの描く胸って、巨乳でも貧乳でもなくて、美乳なんですよ。柔らかいけどはりがあって重みもあるけどふんわりしている。ジャストサイズのおっぱい好きには断然おすすめ。全裸の接触がキモチイイ「えっちごっこ」は名作。

 

9位・チグチミリ「ふくらみかけがお好きでしょ」

ロリマンガって、お腹の膨らみが重要だと思っていて、そのイカ腹までいかない、「幼くて肉付きがよくないけどついている肉」みたいなアンバランスさへの追求が凄まじい。心底女の子がエッチ好きそうなのが、読んでいて楽しい。

 

10位・Hamao「温かくて柔らかくて」

タイトルじゃないけどHamao作品はどれもこれも温かい気持ちになれるから好き。純愛エロ漫画を誰かに勧める際、安心して手渡せる作家の一人。働く奥さんと主夫の旦那の夜の生活を描く「メヌエット」は読み終わった後、幸せしか残らない充実感が得られます。少年少女から大人まで、描き分ける作家だなーと。

 

11位・スミヤ「Grand Hotel Life」

ホテルを舞台に、色々な男女の性模様を描く「Grand Hotel」シリーズは、ホテルだからこそのびのびする人間たちの様子が盛り込まれていて、あらゆるものから解放されているのがとても気持ちいい。スミヤ作品は割とみんなリア充で、かつ嫌味がなく楽しそうなのが好き。

 

12位・あきのそら「姉季折々」

異世界からやってきたお姫様がちんこに刺さる姉季折々シリーズもコミカルで面白いのですが、褐色微少女異母妹とのラブラブを描く「海びより」を始めとした、思春期少女ものでの本領発揮っぷりが尋常じゃない。巨乳物も多く描いてるんだけど、最近ちょくちょくゼロスで少女物を描くようになっているので、今後大いに期待。

 

13位・武藤まと「こあくまは小動物」

かわいいを極めたエロといえば武藤まと。けもみみ少女たちがまとわりついてきてえっちを求める様子も、愛を求める様子もキュート。けもみみを求める場合って「かわいい」が目当てだと思うので、それをつきつめた武藤作品は読者層の的のど真ん中じゃないかなあ。

 

14位ノジ「お兄ちゃんの抱きまくら」

同人は読んでいたんだけど、商業に移ってからの絵柄の変化で驚いた。最初「下書き?」とすら思うほど、ダイナミックで大胆すぎる線の引き方。読んでいくとその線がとてつもなく生々しくて、リアルではないけど性感を刺激することに気付かされました。この表現手法は見ないとわからないやつ。

 

15位・emily「恋愛スペシャリテ

 ほそーい身体のラインの表現が抜群にうまい。胸は大きいんだけど、抱いたらおれそうな女の子を見たかったらこの作家さん。セックスで終わらず、そこを通じて、結婚したり、身ごもったり、時に別れたりという人生の幸せと哀しみにちゃんと向き合っている。

 

 

雑誌はKomifloとDMM電子書籍のおかげで、結構読んだ年だったと思います。本当にKomiflo偉大。もっと色んな雑誌参入してー!ワニマガ大好き。

ロリ方面は、LOがクオリティも多様さも増えてきて面白い時期だと思ってます。あと「デジタルぷにぺどっ!」がいい。木谷椎やあ~る・こが作品を中心に、ロリ漫画家がじわじわ集まっている。そことMateLは、独自ロリマンガ層作ってるなーと。

あとは「BAVEL」。前から安定したクオリティの雑誌だったんだけど、幅を大きく広げ、保ちながら作家と共に育っているのが本当に好み。ロリ枠と少女枠をちゃんとわかってやっているのがいい。

逆に売れ線ストロングスタイルエロ漫画をあんまり読めていないのはよくなかったなーと。超絶クオリティでも、巨乳は怖くて、なかなか読めない…。

以上です。