たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

恋するヒロインがぼくらは大好きです。「男女とも楽しめる少女漫画会議」第一部〜男から見た少女漫画の思い出〜

女性は最近では少年漫画を気軽に買えるようになりつつあります。しかし、男性にはなかなかハードルが高い位置にある、少女漫画の世界。
それはもったいない!男性でも女性でも楽しめる少女漫画を読みたい!
ということで、今回は色々なマンガ好きサイト管理人に集まっていただき、様々な視点から「少女漫画」について語っていただきました。

第一部では「少年漫画好きの男性たち」から見ての少女漫画の感覚について、語っていただいています。特に思い出に残っている作品をあげてもらい、そこから「男性から見た少女漫画観」をくみ上げてみようと言う試みです。
 
第二部ではメンツを変えて、「少女漫画が好きな男女から見た、男性でも女性でも楽しめる少女漫画」ということで、少女漫画に詳しい方々にオススメの作品を語っていただき、男性と女性の間の少女漫画観を語っていただきました。

〜参加者〜

たかすぃ・(マンガがあればいーのだ。)
たまごまご(たまごまごごはん)
長と゚ー・(魔界都市日記)
フラン・(フラン☆Skin)
水音・(マンガ☆ライフ)
ミルト・(MOON CHRONICLE)
やくろ・(やくろあんてな)
山岸・(錬金場)
YU-SHOW(好き好き大好きっ)
LIT・(真・業魔殿書庫)
(50音順敬称略)
収録・4月21日(日)AM00時〜
参考リンク・脚注は編者が入れました。

 
〜過去会議録〜
ぬかおののき!な裏漫画談義2006
マンガオタクによる、マンガオタクのための、「オタクマンガ」会議。
絶望した!「久米田康治マンガ談義」第一部
狂ったキャラと歪んだ世界はお好き?「狂気・ヤンデレマンガ会議」第一部
  
 
 

●フランの、思い出の少女漫画●

ミントな僕ら (1) (りぼんマスコットコミックス (1058))
フラン:初めて買った少女漫画は…忘れたなぁ。レイアース*1ベイビィ★LOVE*2だったよーな。りぼん、なかよし系だったはず。うーん、一番記憶に残ってるのはやはり吉住渉ミントな僕らかな。当方女装漫画萌えなもんで…
水音:どんなマンガだったかなぁ
フラン:マリアが、尻軽女とだけ覚えて頂ければ(ぉ
 
参考・ミントな僕ら(wikipedia)
 
水音:混沌な人間関係しか思い浮かばないじゃないですかw>尻軽
フラン:のえるくんの初キスは男の子!
ミルト:女装して編入ですか…それなんてエロg(ry
たまごまご:まりあとのえるがふたご、だっけ?
フラン:双子だからこそまりあの尻軽っぷりがのえるを引き立たせるのです(笑
長と゚ー:設定だけ見ると主人公かなり倒錯と言うかなんというか。
YU-SHOW:尻軽のツケが全部女装の片割れにふりかかると。
水音:不幸体質とでもいうべきか。
たまごまご:少女漫画の主人公で女装って、かなり変化球ですよねえ。
やくろ:実の兄弟を好きになる時点で不幸だよね。
ミルト:ぼくいも*3を思い出しました。
フラン:女装して好きな人と友人関係となって言い出せない訳ですよ。この背徳感が女装漫画の醍醐味な訳でして。
たまごまご:少女漫画じゃないけど、「ニコイチ」*4とか「僕と彼女のxxx」*5とかもそのへんの感覚ありますね
フラン:確か従妹が買ったりぼんだか読んで、それで気になって買ったんだよね。だからニコイチとか僕と彼女の×××が大好きなんです(笑)少女少年*6も6巻が一番好き。女装漫画は女性が描いてなんぼやでー。
水音:激しく同意
 

●少女漫画の「女装ネタ」って女の子でも楽しめる?●

たまごまご:「ミントなぼくら」は、比較的「少女」が見ても面白いと思うんですが、「少女少年」ってどうなんでしょうねえ?男側としてはえらいおもしろいんだけど。
たかすぃ:あれだけシリーズ重ねたのだから人気あったんでしょうねw
フラン:小学5年生とかに載ってたからなぁ6年生から5年生に移ったんだっけ?
たまごまご:さ、下がってる…。
水音:パワーアップしてる気がするんですがw
たかすぃ:中身は可愛い男の子、ってのに悶えるんじゃないですか?小学5年の女の子が。
山岸:んで、今はないしょのつぼみ*7でしょう。
ミルト:性教育漫画ですか。
水音:覚醒を促してどうするよw
たかすぃ:そこで覚醒するかしないかでその後の道が決まるという…。
 
山岸:「少女少年」はすごいよ、フツウに乳首かいてる。女装している男の子のだけど…。
YU-SHOW:「椿ナイトクラブ*8的だ。
たまごまご:女の子には、女装萌え(?)ってあるのかなあ?
フラン:むしろ女の子の方が女装萌えがあるはず。
長と゚ー:男は男装萌えがありますな。藤岡ハルヒのように*9
YU-SHOW:サドっぽく楽しめそう>女の子
フラン:竹易てあし*10冬目景*11に女装させられたりしたんだぜ?(笑
たまごまご:たとえば、「ミントなぼくら」でいえば、のえるを「かわいい」とおもう、女の子から見た弟みたいな視線なのかな。
フラン:まぁ、女装漫画としてスタンダードなとこをトコトン押さえた名作だと思うわけですよ>ミントな僕ら。別人として意中の人と良い感じとなり嘘に嘘を重ねて結局破綻してしまうとか子供らしい発想だったりね。
たかすぃ:男装かー。裸に男モノYシャツでも男装に入りますかね?
たまごまご:それは、はいらんw
 

●長と゚ーの、思い出の少女漫画●

姫ちゃんのリボン (1) (集英社文庫―コミック版) 姫ちゃんのリボン DVD BOX 1
長と゚ー:初めて買ったのはレイアースのはず。「じ、自分が少女漫画を買うなんて!」と。そして、中学の時、女子生徒からわざわざ単行本収録で変更になった部分を雑誌から切り離して持ってきてもらって読んだ姫ちゃんのリボン
たまごまご:それはまた、コアな読み方だなあ。
やくろ:女子生徒GJw
フラン:高校の友人(♂)は校内で「いけいけゴーゴージャーンプ」*12と言ってました
たかすぃ:単行本未収録気になる…
YU-SHOW:アニメでしか知らないけど、内容おなじ?
長と゚ー:「姫ちゃんのリボン」は原作にいたのに単行本でいないことにされたキャラクターとかがいて、ものすごく大幅に加筆修正。
水音:ちょ、完全に別物じゃないですか。
長と゚ー:或る廃屋の謎について調べるメガネ少年の存在が単行本ではなかったことに。
山岸:それは切り抜きしたくなる。
長と゚ー:そいつが初登場で廃屋を見ているシーン→大地が廃屋を見ているシーンと差し替え。最後にもうひとつの世界を知るシーン→日比野ひかるがそれを知るシーンに差し替え。なんかまあすごかったですよ。
ミルト:全然違うものに…
 

●ぼくらと、夕方枠少女アニメ枠。●

たまごまご:姫ちゃんは、夕方アニメ枠*13でしたっけ。
LIT:6時でしたっけ*14
長と゚ー:原作にはない魔法アイテムがいっぱい出てたような。*15
たまごまご:電子手帳とかありましたねえ。
フラン:赤ずきんチャチャ*16と一緒で原作とは全く違った展開に?
たまごまご:チャチャはほんと、あまりにも別展開である意味面白かったですね。変身ネタからして違うんだけど、マンガではそれすらもネタにしてましたよね。毒が強いというか。
LIT:アニメのイメージで漫画読んだらビックリした。
 
たまごまご:男性には猛烈にしいねちゃん*17ファンがいると思うんだ。
LIT:初めは女の子だと思ってました>しいねちゃん。事実を知った時のショックといったら…w
ミルト:後で男の子だとしって「だがそれがいい」と萌えるのがいいんですよねw
 
関連・しいねちゃん同盟
 
山岸:かわいいは正義!です。
ミルト:成長は罪です(ちょ
長と゚ー:女性は結構根強いファンが多そう。
LIT:可愛いに、性別とか関係ないですよ。
YU-SHOW:こんなに可愛い子が女の子なはずがない。*18
たまごまご:いやまあ、しいねちゃんは元から女装してないんだけどw
 

●山岸の、思い出の少女漫画●

少女少年 2 KAZUKI    てんとう虫コミックススペシャル
山岸:私は・・・さっきも出てきましたが少女少年でしょうかねぇ。
たまごまご:やぶうち優、パワーあるなあー。
山岸:あれが小学6年生で連載されていたのは本当にすごかったですよ。
たかすぃ:やぶうち先生は僕らに色々なモノを残してくれます
YU-SHOW:思春期の性を描く第一人者ですな
 
フラン:やぶうち先生は大切なモノを盗んでいきました。私たちのココロです
たかすぃ:水色時代*19に盗まれた人が一番多いのではないでしょうか?
水色時代 1 (フラワーコミックス)
水音:盗まれたなぁ。
たかすぃ:あの可愛らしすぎる絵は、小学生の俺は一撃陥落でした。
フラン:数年後に書き下ろしたのがエロというのだけは知ってます>水色時代
たかすぃ:やぶうち先生は常に大きいお友達を意識してます(ぇ
YU-SHOW:むしろ先生自身が最大最強の大友
山岸:少女少年やぶうち優さんが学生時代のときから構想していたらしいので、これも時代の最先端といえるかなぁw
たまごまご:読んでいるか読んでいないかというより、うちら世代では「水色時代」という存在そのものが、水色すぎて。
 

●特殊な少女漫画?「少女少年」●

フラン:「少女少年」は6巻が最高だと思う訳ですよ!
山岸:「少女少年」は5巻が好きかなぁ。どれも面白いですがw
LIT:幼馴染とデュオのやつですっけ>5巻
山岸:アイドルを姉に持つ友達とユニット組む話だったような。そういや、5巻でいちごパンツが出てきた件
水音:お、マジで?
山岸:女装している主人公ですけど(またか
たかすぃ:それは気が付かなかったwwってか覚えてない。
山岸:いちごパンツは不滅です。
たかすぃ:確かにいちごパンツは廃れませんよね。

やぶうち優少女少年」5巻 34Pより)
やくろ:これが男なのかよ・・・
 
山岸:あとは、少女少年は6年生でやっていた作品ですが。「EVE(イヴ)」*20という作品も小学5年生で同時連載していましたね@やぶうち先生
たまごまご:あー、やってましたねー、ロボットだっけ?
山岸:ちょびっつみたいなロボット少女ので、これまたパンチラを頻繁に出しているあたり恐ろしい。そのロボット少女を開発した主人公の親父が酷い変態だったのが噴きました。2ページ目から裸エプロンなのは当時の小学5年生に衝撃を与えたと思うw
たかすぃ:やぶうち先生は今年単行本沢山出る*21みたいですし。
 

●ちょっと待て、そのへんのやぶうち優作品は、少女漫画なの?●

フラン:今気付いたけど少女漫画からだいぶ話がずれてるよーなw
たまごまご:あれは男性ねらいですよね。「少女少年」のベストは、「gogo ichigo!」*22ってことで。
LIT:いちごもいいですね〜
山岸:少女少年は本当に私のオタク人生に影響を与えてくれました。良い意味で。
 

●ミルトの、思い出の少女漫画●

アニコン 1 (ちゅちゅコミックス)
ミルト:ぇええと非常にもうしわけないというかなんというか 私もやぶうち先生なんです(;・∀・)
たまごまご:やぶうち先生大人気!
ミルト:さっきも出た「アニコン*23です。
たかすぃ:僕らのルーツとも言っても過言じゃなくなってきましたね。
山岸:やぶうち先生は「男性向け少女漫画」の元祖なのかな。
YU-SHOW:男性向けが多いということかも。
ミルト:読んでて男のほうが楽しめそうなのは思ってました。
LIT:男性向けの萌え要素がふんだんに含まれてますもんね。
ミルト:少女漫画でヲタクを題材にして、しかもそのことを隠しながら生活するっていうのが今の腐女子にも合いそうで時代に適した漫画だと思っています>アニコン
LIT:自分じゃなくて、兄のオタクを隠すのがまたいいです。
山岸:コミケの風景が出てくる少女漫画とかないですよねほんと*24。でもオタクだということを隠せばモテる兄に嫉妬*25
水音:オタク史上最強のオタクかもなぁ。羨ましいわ!
ミルト:これイケメンだから最後ハッピーエンドなんですよ(ちょ
たまごまご:あの怒りっぷりもすごかったよねえ…。*26
ミルト:ただ残念なのが2巻で終わってしまったことでした…
山岸:一般人には分からない心情とか多かったですからねぇ。
水音:短くまとまりすぎなんですよねぇ。一年もののつもりで作ってたのかなぁ
たまごまご:少女マンガ・・・というよりは、オタクを描いたマンガ、の位置づけが強いかな?
 
たまごまご:「アニコン」でね、オタク兄さんがないしょのつぼみを持っているシーンあるじゃないですか。
たかすぃ:ありましたねw
たまごまご:オタク男子意識はあるんでしょうね、やぶうち先生の中で。
たかすぃ:じゃないと「アニコン」は描けないでしょう・・・
ミルト:でも最後の最後で打ち明けて「皆それなりにヲタク」というリアルじゃ無理そうな結末でしたよね。
たかすぃ:キレイにまとめすぎてるから、もう少し暗い部分を描いてほしかったですねぇ。
たまごまご:1巻は、結構葛藤があって面白かったんだよね。オタクとしての。
たかすぃ:葛藤してもがくのがオタクの特権です。
 
関連
オタクなお兄ちゃんは好きですか?やぶうち先生最新作「アニコン」(マンガがあればいーのだ。)
コミケとオタクと「アニコン」と。
 
長と゚ー:逆に考えるんだ。実はコーサカにもブラコンでモテる男になれるように努力してくれる妹がいた、そう考えるんだ。*27
たまごまご:それが笹原だったらどれだけよかったか…w*28
LIT:その妹報われてないな…
ミルト:たしかにコーサカとはキャラ少し似ていますねw>鈍感なイケメンという点ですが…
たかすぃ:コーサカは色々と鋭いですからね、鈍いように見えて・・・
山岸:たしかに女性には鈍感なイケメンがもててるような気がする(マンガキャラでは
 

●「男の子向け少女漫画」●

たまごまご:先ほどので思い出したんですが、「男の子向け少女漫画」はやぶうち先生に端を発して、今盛り上がってますね。

男の子向け、ピュアでライトな次世代ガールズマガジン「コミックエール」

これとか。コミックハイもそっちよりでしょうかね
水音:男性向け少女漫画ってさじ加減が難しいだろうなぁw
LIT:昔のステンシル*29とかもかなぁ
ミルト:雑誌といえば最近メディアワークスから出た少女漫画ありましたよね?*30
山岸:コミックハイは男性向け少女漫画として出たんですよね?
LIT:確かそうですよね>コミックハイ
フラン:色々ありましたけどね。
たまごまご:休刊してますしね^^;
 
前ぴーさんここで退場。
 

●男性から見て、少年漫画と少女漫画は何が根本的に違うんだろう?●

たかすぃ:男性向け少女漫画・・・恋愛への価値感が違うだけに難しいところですよね。結果を主とするか、過程を主とするか…。
山岸:そもそも少女漫画と少年漫画の決定的な違いってなんでしたっけ?
フラン:こういっちゃ何だけどコテコテの少女漫画って苦手なんだよなぁ…会長はメイド様!*31とか苦手…
山岸:最近、女性も普通にジャンプ読んでいますし。
水音:少年漫画は理解をせずとも救ってしまうけれど、少女漫画は理解しなければ救えない、かなぁ。
たかすぃ:やぶうち作品は難しいところですが、やっぱりきちんと少女漫画は押さえてると思います。
ミルト:なんか絵がだんだん男にも受け入れられる絵になっているんですよね。
たかすぃ:少女漫画は美形イケメンが活躍してナンボの作品が多いですからねぇ。
LIT:そういう点では少年向け、少女向けの垣根がなくなってきているのかなぁ。
たかすぃ:その辺が男性に受け入れられにくい要素なのかも。
水音:男性は外見よりもキャラを見るからなぁ。
たまごまご:コテコテとアニメ系のあいのこみたいな位置に、最近のなかよし系のがありますよね。マーメイドメロディーぴちぴちピッチ*32とか。
 
たまごまご:今までの話もなんだかんだで「このキャラが」という話でしたね。
フラン:美形イケメンが活躍する漫画より、少女が恋する漫画の方が…。
たかすぃ:そんな少女漫画も沢山ありますよ!
ミルト:既に憧れのイケメンがいるってところから始まるのが普通ですかね。
水音:男性は魂が身体を作る考え方で、女性は身体が魂を作る考え方というか。どっちも記号的な組み合わせに弱いのは共通かな。
 
山岸:もしくは非現実的な運命的な出会いからの一目ぼれ。これは少年漫画でもあるかw
フラン:昔好きだった「ベイビィ★LOVE」は、昔から好きだった男の子の為に頑張るヒロインの物語だから読みやすかった。
たかすぃ:子供の頃からの過程を描いて思春期に入ると読みやすいですよねぇ
やくろ:少年が「俺つええ!」してるのが少年漫画で、「俺つええ」してるのに惚れる少女がいるのが少女漫画!
水音:んー、少年が「俺つええ!」してない方が少年漫画と言えるんじゃ
たかすぃ:絶対無敵なイケメンナルシストな男キャラが多いのもまた事実なんですよねぇ。
LIT:少女漫画の男性キャラはテンプレート的なイメージが強いですよね。
 

●男が共感しやすい、少女漫画の男性キャラ●

山岸:少女漫画でモテキャラの奴は「なんでこんな奴がもててるんだ?」と疑問に思って共感もてないのが多い気がする。
ミルト:少年漫画で少女が主人公はありますが、少女漫画で少年が主人公ってありえないってことに…。
水音:あー、少年漫画は「ヒロインも成長する」んだけど、少女漫画は「主人公が成長してヒロインと釣り合う」が多いかなぁ。
のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))
フラン:のだめカンタービレ*33の千秋*34みたいなのなら大丈夫なんだけど(笑
LIT:千秋は親近感持てるからいいですよね。
たかすぃ:千秋は苦悩するからね。それがいい。
山岸:その男性キャラがイケメンでモテキャラだとなおさら。千秋は苦労しているからいい。
やくろ:千秋はくさいセリフを言わないから現実味があっていい。
LIT:男性キャラに親近感持てるかが、男にも受け入れられる少女漫画なのかも。
 
たまごまご:苦悩しない男性キャラには思い入れがしずらい、と。
フラン:感情移入できないねー>苦悩しないキャラ。
たかすぃ:やっぱり悩んでほしいんですよね。ひょひょいと簡単に解決してしまうキャラには好感が持てないのかも。
水音:だって、僕等だって苦悩するじゃない。
やくろ:あるあるw
ミルト:ちげえねえw
たかすぃ:むしろ苦悩の人生w
LIT:苦悩しかないとも。
水音:苦悩して結論を出して。それが始めて成長と言えるんじゃないかと。
たかすぃ:苦悩の先に快感があるわけですよ(ぇ
水音:それが欠けたキャラはリアリティに乏しいんで、好きになれないw(同性ってのもあるけどね
たまごまご:ん、でも考えてみたら確かに、名作と言われる少女漫画のほとんどが、苦悩する少年像ありますね。
LIT:むしろ苦悩が気持ちよくなったり。
 
たまごまご:本当に苦悩すらしない少女漫画ってあるのかな…??
たかすぃ:あまりにネガティブに苦悩しすぎるキャラもまた難アリですけどねぇ
ミルト:少女漫画の主人公は、憧れのイケメンの為に色々と努力するのが、女性から見れば共感することになるんでしょうね。
フラン:少女漫画の課題は男性キャラの掘り下げですかね。
たまごまご:少なくとも、うちら男性は「悩む等身大の男」がいる少女漫画を読みたいですね。
水音:同性ですしね。
山岸:男性が女性に理想を抱いているように、女性も男性に理想を抱いているんですよね。で、その理想に近づくための努力する自分と同性のキャラに共感。
たかすぃ:何でもお見通しなキャラはもう懲り懲り。
LIT:イケメンでも悩むシーンが少しでもあればまだいいのになぁ。
会長はメイド様! (1) (花とゆめCOMICS (2986))
たまごまご:でも、ときどき「会長はメイド様!」の男の子みたいな、完璧なのにはほれぼれします。
ミルト:あれはギャップがいい(・∀・)
LIT:会長の魅力ですね。
たかすぃ:あれは会長が萌える漫画ですものね。
水音:あれは悩みを少女と少年で共有してるんですよ>メイド様
たかすぃ:ああ、会長の男装には確かに心がグラつきましたね
たまごまご:少女漫画の女性キャラには萌えない、って人と、いや萌えるだろう、っていう人とわかれそうですねえ。
 

●少年が、少女マンガに触れるとき。●

フラン:子供の頃から少女漫画読んでるかどうかも影響しそうだけど。うち男兄弟なもんで少女漫画読む機会あんまなかったからなぁ。
山岸:同じく。
フラン:従妹とか幼馴染みとかにたまに読ませて貰ってた程度なもんであんまり読んでないんすわ。
LIT:アニメで見て、キャラ萌えから読むことが多かったです。
やくろ:少年漫画より少女漫画のが読むの早かったなー。
水音:ガラスの仮面*35だけは読んでたから微妙だなぁ。
 
たまごまご:あ、はじめて少女マンガ読んだのって、みなさんいくつくらいのときですか?
山岸:少女漫画原作のアニメはよく見たなぁ。ふしぎ遊戯*36とか。
やくろ:ふしぎ遊戯あるある。アニメのOPとEDがカラオケの十八番です
フラン:ふしぎ遊戯は大学の同期に借りた。叔母が読んでた王家の紋章*37とか読んだ覚えが。
山岸:そもそも私はマンガを読んだのが遅かったです。
たかすぃ:うちは母親が読んでたのをそのまま読んでたから、多分7〜8歳ぐらいから?
YU-SHOW:セーラームーン*38を隠れるように読んでいたのが中学生時代
やくろ:小学校なのは確かです。
LIT:「ママレードボーイ」*39だったから12,3歳です。
山岸:小学校5年生のときに買い始めた「小学5年生」が最初の少女漫画との出会いですね。
たかすぃ:けどほとんど覚えてないなぁ。やっぱり中学時代からの思い出しかないです
やくろ:白鳥麗子でございます!」*40とか読んでた。
水音:あー多分、ジョジョ読み始めた頃だから小学校入る前か後ぐらいだな。
 
ミルト:私だけ高校生か…
たまごまご:結構みんなはやいですね。
たかすぃ:小学○年生を愛読してた人は普通に触れてるのかも・・・
フラン:初めて読んだのは小学生だったけど、ハマったのは高校からかなぁ…
ミルト:私が小学生の頃は 漫画=ジャンプ でした。
たまごまご:小学生のときは、少女マンガ読んでいると言う事実が恥ずかしくて・・・w
フラン:進研ゼミの漫画とか少女漫画なことも結構あったよーな。*41
山岸:進研ゼミあるあるwww
やくろ:進研ゼミの漫画って進研ゼミをやるってのをなくせば、少女マンガじゃんw
 

●男性のみなさん、少女漫画っていつから読むようになりましたか?●

たかすぃ:少女漫画を買うのに抵抗がなくなったのはいつの時だろう…。
LIT:少女漫画読み始めは買うのが難関。
たまごまご:みなさん、わりとかうの平気?
フラン:立ち読みだって平気。
ミルト:少女コミックのあのピンク色本の棚に近づけなかった(ノ∀`)
山岸:アニメイトとかでなら全く抵抗なく買えますw
YU-SHOW:おおむね平気
たかすぃ:今はレジが女性だろうと全く平気
LIT:今はもう普通に買ってます
水音:抵抗なんてあるわけがない
フラン:ブックオフ妖しのセレス*42読破した私にはどうってことない。
たまごまご:力強いw
 

●レディコミと少女コミックへの、なんとなく感じる男のカベ●

YU-SHOW:レディコミだけ抵抗ある。
たかすぃ:レディコミはたしかにww
たまごまご:あの雑誌ゾーンはオーラあるよね
山岸:触る事すらできねぇ・・・@レディコミ
たかすぃ:レディコミは女性のエロ本
LIT:どんなのがレディコミかすらよくわかってません。
たかすぃ:濃厚すぎるSEXシーンがねっちょりと描かれてるのがレディコミ(ぇ
フラン:夜は瀟洒なホテルで燃え上がるらしいbyペイオース*43
ミルト:新庄まゆ先生*44とか?
たかすぃ:まゆタン*45は橋渡し的存在(少女⇒大人の)
水音:触感で言うならドロッと。泥じゃなくてタールのような。
LIT:大人って汚いのね…
山岸:「そのキレイな顔をぶっ飛ばしてやる!」*46
たかすぃ:女性が憧れるSEXはねっちょりって事ですよ!!*47
たまごまご:レディコミってものすごい絵が違うイメージ昔あったけど、最近は少女コミックあたりでつながっちゃってるからなあ。
たかすぃ:少女系コミック出身⇒レディコミへ流れ込むっていうパターンもあるのかもしれませんね。
 

YU-SHOWの、思い出の少女マンガ。●

ハツカレ (1) (マーガレットコミックス (3704))
YU-SHOW:ハツカレ*48
フラン:何か初めて真っ当な少女漫画が出たような気がする。
たかすぃ:こういう作品について語っていく会だと思ってました、今日w
YU-SHOW:ハツカレあらすじ

小学校から女子校育ちのチロは、ある朝、駅でチロは男子校生のハシモトくんに告白され、彼氏彼女の関係に。
だけど、2人の会話はなんだかギクシャク。ドキドキしてしまい、女同士・男同士で話すようにはいきません。「自分といると楽しくない?」と不安になったりもして…。
勇気を出して気持ちを言ったり、親友に背中を押されたりして、2人は少しずつ不安を乗り越え、相手を思いやりながら、距離を近づけていきます。
だがそれは、二人の心に生まれた小さな歪みによって一変してしまう。 学園を襲う突然の異変。俺たちが目覚めたそこは見知らぬ戦乱の異世界だった。

たまごまご:表紙でいきなりときめくもんなあー。
たかすぃ:やっぱり赤面はデフォですよ。
LIT:……誰も異世界には突っ込まないんですかw*49
ミルト:要するに「異世界にいく漫画」ですか。
フラン:何か誤解されとる(笑
 
YU-SHOW:あれはねー、最近の少女漫画は即エロものばかりと思っていた自分には色々と入り込むものが。
LIT:これぞ少女漫画の恋愛って感じですよね。
YU-SHOW:バラしますと、いちおう最後チロとハシモト*50はえっちするのですが。*51
たまごまご:なに!そこまでよんでない!
YU-SHOW:そりゃ最後の最後ですから。
たかすぃ:少女漫画はちゃんとゴールまで描いてくれてるのがいいですよね。
LIT:過程が丁寧ですよねぇ。
やくろ:少女漫画と少年漫画の最大の違いはエッチするか。
フラン:少年漫画でも「涼風」*52とかちゃんとゴールしてましたですよ(笑
たかすぃ:しかもそれが「最終目的」ではなく「恋愛上の必要要素」として描かれてるとこ。
YU-SHOW:ただ、チロとハシモトの悶えぶりは最初が主で、後はイブシとちゃーちゃんの話が主に。
たかすぃ:ハツカレは少女漫画の基本!みたいな感じで押さえておきたいですね
LIT:うんこだけはどうにかして欲しかったなぁ。*53
YU-SHOW:そのうんこ連呼している男が、後の巻になって成長していく様に注目しましょう!
LIT:イブシの赤面ぷりは悶えますけどもw
 
YU-SHOWさんとフランさんがここで退席。
 

●たかすぃの、思い出の少女マンガ。●

砂時計 (1) (Betsucomiフラワーコミックス)
たかすぃ:昔と今とでいくつか挙げてみますね。つい最近読み終わったばかりで感動してるのが「砂時計」*54です
たまごまご:ドラマも面白いよね
たかすぃ:これは等身大の恋愛を描いたっつー事で、絶対男性も楽しめると思います。さっき言われてたイケメンが出てくるわけでもなく12歳から始まって、26歳までを全10巻で描くという、むちゃむちゃ濃い恋愛ストーリー。ぜひ。
たまごまご:12歳のときのシーンがたまらん><
LIT:二次元初恋ので挙げてた漫画ですね
たかすぃ:12歳の時が原点になってるので、最後まで見てから読み直すとまたこれがヤバイです。少女漫画の良さを形にした作品ですねーとにかく続きが気になる度が半端ないですよ。
たまごまご:今はドラマ化で手軽に手に入るのもいいですね。
たかすぃ:ですねー。今注目されてる作品の一つでもあるのでぜひ。あと昔の作品でいくつか挙げると、はじめちゃんが一番!」「こどものおもちゃ*55「イタズラなKISS」「BASARA」あたりですね。この辺りの話は来週の第2部の方がメインかもしれませんが。
水音:こどものおもちゃktkr
やくろ:やっぱこどちゃ!でしょ!!*56
 
こどものおもちゃ (1) (りぼんマスコットコミックス (791)) 
山岸:「こどものおもちゃ」はアニメしか見てないけど面白かった記憶が。
たかすぃ:少女漫画で本気で笑わせられたのはこどちゃが初めてだった気がします。
やくろ:本気で泣いたのもこどちゃが初めて。
たまごまご:羽山のどろどろっぷりが、マンガはすごくて本気で驚いた。*57
山岸:ドラマのキスシーン云々とか。
たかすぃ:そうですね。泣きと笑いのバランスが絶妙すぎる傑作です。
やくろ:篠原ともえが頑張ってます>TVA。*58
 
関連・ウルトラリラックスAMV(youtube) 
 
たかすぃ:このバランス感覚は天性ものだなぁとも。それでも後半のドロドロな感じよりも、前半の方が好きだったなぁ・・・後半も面白いんですけどね。
やくろ:羽山の「嫌いじゃない」*59が一時口癖になった覚えがあるw
山岸:給食を巡る争奪戦もこどちゃでしたっけ? あれ超笑った記憶が。
たまごまご:中盤から一気に重くなるよね。
たかすぃ:中学生に進学した辺りからですよね。思春期特有のモノを描きたかったのかもしれませんが…
水音:後半の重さが好きなんだよなぁ。
たかすぃ:重さが好きな人もいらっしゃいますよね。こどちゃの魅力は人それぞれ。
やくろ:風花が出てきてから重くなりますよね*60
たかすぃ:元凶ですなw
山岸:重いのは現実だけで勘弁、といまだにそういう作品を敬遠していますv私は(暗
たまごまご:こどちゃはほんと、マンガもアニメもかなり恵まれた作品でしたねー。アニメも100話やってたよね*61
たかすぃ:アニメがそんだけやるって珍しいですよね。すごい。
やくろ:2年やってましたもんねー
 

●少女マンガの中の「天才」●

たかすぃ:少女漫画で描かれる「天才」ってのがまた好きだったりするんですよね
水音:少年漫画とは天才のとらえ方が違うのかなぁ。
やくろ:天才は少年、少女問わずに私も大好きです。
たかすぃ:天才ゆえの苦悩があり、それがまた見ていて面白いです。少年の場合、「天才」があっという間に片付けてしまうイメージなんですが、
LIT:少女漫画の天才って、持ってる暗い過去が少年漫画のそれより重くて良いですよね。
たかすぃ:LITさんのおっしゃるとおりその背景があって重い感じがいいです、上手くいえませんが。
水音:少年漫画の場合、狂った天才が描かれやすいよね。
たまごまご:たとえば、「彼氏彼女の事情」の有馬くんなんかそうですよね。
やくろ:有馬総一郎!!
 
ミルトさんがここで退席。
 

たまごまごの、思い出の少女マンガ。●

ハチミツとクローバー (1) (クイーンズコミックス―ヤングユー)
たまごまご:ハチミツとクローバー*62はもう欠かせません。
LIT:おお、名作ですよね
たかすぃ:それはもう!俺の身体の一部ですよ!
たまごまご:あれこそ、男性でも女性でも読める作品だと思うのですよ。
たかすぃ:山田さん*63は未だに心の中に済み続けるLOVERです。
たまごまご:山田さんにかかと落としされたいです・・・
たかすぃ:軽さと重さを両立させてる稀有な作品ですよね
山岸:「ウミノは漫画に感謝している 漫画家にならなければ ただの O・TA・KUだったからbyクマウザーⅢ世」*64
 
たかすぃ:誰かハグちゃん*65派の人はいないんですか!そんな俺は理花さん*66大好き
たまごまご:そんなオレはローマイヤ先輩*67に抱かれたい。
LIT:偶像的なイメージが強い気がしてちょっと>ハグ
 

●「ハチクロがまぶしくて読めません」●

やくろ:ハチクロ・・・なぜか読めない・・・
水音:綺麗すぎて僕がぶっ殺されかけた作品ですね
たかすぃ:ハチクロは確かに読めない人もいらっしゃるのも事実>知り合いの女性も読めない方いました
たまごまご:あら?どうしてなんだろう?
やくろ:なんででしょうかねー?自分でもわからないんですが読めないんですよ。
たかすぃ:いや、稀に受け付けない人がいるらしいですよ。
水音:綺麗すぎて読むのが苦痛でした。いや面白かったけど。
たまごまご:そっか、純粋すぎるのかな?
たかすぃ:確かにキレイな漫画ですよね。
LIT:そういう部分で読めないのかぁ。
やくろ:私の性根が曲がりすぎてて拒絶反応が起こるのかもしれんw
たかすぃ:まぶしすぎる!みたいな。目を開けられないんですよ、その光の強さで。
LIT:みんな純粋すぎるんですよね。
 
たまごまご:あるいはあれかな、野宮さん*68がさ、真山に対して「青春スーツ着ているのを感じて、見ていられない!」って言ってたのと同じとか。

たかすぃ:青春スーツw未だに着てる気がしますよ。
やくろ:そういわれたら読めそうな気がしてきました。今度またチャレンジしてみます>水音さん
LIT:青春スーツは標準装備ですw
 
たかすぃ:少女漫画の世界に入り込むには青春スーツは必須かもしれませんね。
たまごまご:ハチクロってさ、基本的に処女+童貞心理で話が進むじゃないですか。実際はともかくとして。
たかすぃ:確かにやったのって真山だけかもしれませんね。
たまごまご:山田さんとか竹本とか、それこそ森田先輩*69も心理はそうなんだよね。
LIT:思春期そのまま、大きくなったみたいな?
たまごまご:逆に考えると、すごい少年漫画的だと思うんですよ、そういう思春期のままなところが。
たかすぃ:少年漫画的、かぁ・・・自分探しの旅とか出ちゃう辺りその臭いはしますね。
たまごまご:ある意味、すごい「マサルさん」的な部分と、冒険アクションとを持っているから読みやすいです。
 
ラブ★コン (1) (マーガレットコミックス (3487))
たまごまご:あと、読み終わってないけど最近ラブ★コン*70がおもしろくてたまらんです。
たかすぃ:おお!俺も好きですよー。
水音:関西ではさっきまでアニメがやってました。
たかすぃ:あの圧倒的スピード感なノリが堪らないですね。けどきちんと恋愛もしてるのがいい。
たまごまご:スピードあるねーwものっそいヒロインの子の意識が、男性でもすんなり入ってくるんですヨね。
 

●やくろ・LITの、思い出の少女マンガ●

彼氏彼女の事情 (1) (花とゆめCOMICS) 彼氏彼女の事情 VOL.1 [DVD]
やくろ:私は「彼氏彼女の事情*71ですかねー。
LIT:うは、被ったwww
たかすぃ:これも鉄板。これも初期とやっちゃってからと後期でまた変わりますよね、作品が。
やくろ:宮沢*72と有馬*73のキャラが素晴らしすぎるの一言です。
たまごまご:大きな転換点ですねえ。
やくろ:少女漫画の最高傑作だと思います。
LIT:後半の人間ドラマは良いですね。
水音:あの作品は投げ出してないからなぁw
やくろ:後半は闇から救うところがいいんですよねー*74
LIT:有馬を闇から雪乃が救うのはガチですよね
 
やくろ:アニメも凄いよかったんですがみなさん見てました?*75
LIT:アニメから入りました。後半は原作読んでるなら笑えたw
やくろ:アニメで原作のコマが使われるのは斬新でした。
LIT:良くも悪くもガイナックスで当たりだった
やくろ:あと次回予告が面白かったのはガチw
たまごまご:おねえちゃんがー!
やくろ:うぉーーす!!*76
 
たまごまご:ほんとなんだろう、宮沢と有馬の関係って、さっきの話にでてきた「男から見た理想の少女漫画」だなーって感じしますね。
水音:理解も救済もしっかりとやってしまう。「理解して救う」っていうのはこういうことだ!と見せつけられた感じだ・・・
やくろ:その二人の周りにいる人たちも実に自然。
LIT:仲間内の結束感が良すぎます。最後まで各キャラをしっかり描いているのも凄い好き
やくろ:作者のシリアスとユーモアの割合も絶妙。合間、合間に各キャラの話いれてましたよね。
たかすぃ:少女漫画で面白い作品ってユーモアとシリアスのバランスが絶妙なんですよね。
LIT:キャラが使い捨てじゃない丁寧さがあったなぁ
やくろ:あの話は有馬と宮沢の事情だったけど、書こうと思ったらりかちゃんとあやの事情なんかも書けそうなくらいキャラがたってました
 

●男性から見た「少女漫画」独特の魅力●

たかすぃ:その辺のバランス感覚は、少年漫画にはあまり無い所な気がします。全く無いわけじゃないですが。作品を通しての全体のバランスっていう意味で。決して少年漫画にユーモアが足りないとかそういうわけじゃないです。
水音:少年漫画は、どうしてもシリアスに飛び込まないと解決策が見えてこないからなぁ
たまごまご:ハガレン*77、とかありますね。作家は女性だけど。
やくろ:スクラン*78なんかはシリアスとユーモアのバランスがあると思います。
たかすぃ:はがれんはシリアスの深さが半端ないからなぁ。
やくろ:鋼の作者はシリアスが続くと読者がまいるので一休みの意味もこめてユーモア(ギャグ)を置くって言ってましたよね。
たかすぃ:辛い物ばかり食べてると甘い物食べたくなる心理ですな。錬金術…やっぱり漫画は錬金術の塊ですよ(ぇ
LIT:うん、うまいw
 
たまごまご:やっぱりさ、その「辛いものと甘いもの」のバランスも、女性作家はうまいよね。金田一蓮十郎*79とか。
LIT:うまい具合に融合してますもんね。
たまごまご:百合姫でやってるマーメイドライン*80が絶品なんだこれが。「ニコイチ」も「ハレグゥ」も「チキンパーティー」*81も、そのへんほんとうまいですよね。
LIT:ブラックユーモアの使い方がうまいよなぁ。
山岸:そのバランスも長編になるほど難しくなりますよねぇ、どうしてもシリアスな面が蓄積されてしまうから。
たかすぃ:そういう意味では「ハチクロ」は最後シリアスな面が強調されすぎちゃったのかも。ブラックユーモアは作品にかける調味料みたいもので、何か味が深くなる気がします。
水音:いやだって物語とは戦いですし戦わないで成長なんて出来るわけないんで、シリアスの比率は絶対多くなるw
たかすぃ:・・・(っつかマーメイドラインがさっきから気になってる件)
たまごまご:まだ単行本でてないんですよ^^;
 
関連・「マーメイドライン〜あゆみとあいか〜」に見る、百合の形。
 
たかすぃ:やべえすげえ読みたいです。最近百合姫はいいの出してますよね。
 
LIT:リアルな話なんですけど、男女合同の部活だったんですけど、後輩の女子相手にメリーランドをやろうとした男がいましたwそいつは一時期、浅葉と呼ばれたりwww
たまごまご:ごめん、メリーランドを思い出せないんですが、どんなだっけ?
LIT:女の子好きな浅葉が、可愛い子羊ちゃん達、とかいってハーレムみたいなの作ろうとする感じです。
やくろ:浅葉メリーランド計画か。有馬に近づいたのもそれが目的だったよねww
たまごまご:それリアルにやろうとしたのか!
LIT:こいつといればより多くの女の子が!的な。本人はそのつもりなかったハズですが、傍から見るとそうとしか見えない。
水音:変態と罵るべきか、勇者と称えるべきか。
やくろ:浅葉も最後には救われていいハッピーエンドだった。
LIT:運命の相手がああくるとは思いませんでしたねぇ。
水音:実は俺、救われなくてもそこがゴールならゴールだと考える人なんだ(カレカノで気づいた事実)
 
たかすぃさんここで退席

●水音の、思い出の少女漫画●

水音:よし、最後は僕か?
たまごまご:水音さん、ラストしめてもらおうかw
山岸:水音さんのことだからすんげぇのだぜぇえ!(プレッシャー
水音:さっきも言ったように、バッドエンド大好き人間なので結果的に救われちまう少女漫画が苦手なんですが、それでも今なお買い続けてる、ガラスの仮面で(いやあれは少女漫画と言えるか微妙だが
やくろ:あんな不憫な少女漫画見れないよ…。
たまごまご:いやあ、少女漫画の金字塔じゃないかw
山岸:俺ハッピーエンド大好き人間です。
LIT:私もハッピーエンド好き人間っす。
水音:いやあの漫画は少女漫画じゃないでしょw
やくろ:水音さんならパタリロ!って言ってくれると思ったのに・・・
山岸:快感フレーズ*82と言ってくれると信じていたのに。
たまごまご:水音さんなら愛を歌うより俺に溺れろ*83、っていってくれ(ry
水音:どんな人間なんだ僕はw
  
ガラスの仮面 (第1巻) (白泉社文庫)
水音:ガラスの仮面は下手な少年漫画より少年漫画してますよ。苦悩して決着つけてまた苦悩して。それで成長していく。
たまごまご:ははー、そういう見方かあ
水音:ギリギリ少女漫画なのは恋愛が苦悩のポイントとしてでてくるところ。あれは憎いなぁw
たまごまご:少女漫画=恋愛、ってことはないけど、恋愛のあまりない少女漫画って「少女漫画」枠に入れずらいのはあるかもしれないねー、男性の感覚だと。風光る*84とか。
LIT:恋愛要素は必須な感じありますね。
水音:恋愛って男女問わず、一つの成長する山だと思うんですよ。ただ少年漫画ではヒーロー性が重視されるんで、どうしても軽視されるんですよ。
たまごまご:おまけみたいなもんだしね、恋愛。
 
たまごまご:とはいえ、きっと恋愛のからまない少女漫画は山ほどあるんでしょうねえ、知らないだけで。
水音:いや少年を題材とするなら、描かないとそれはリアリティがない作品でしょ。
たまごまご:CLAMPなんかはないのも多いんじゃない?
LIT:同性愛的なものも恋愛とカウントするなら、恋愛が絡んでる気がしなくもないですね。
やくろ:「レイアース」はなかった気がするね。
水音:んー「CLAMP」は割とそつなくこなしてると思うけど
たまごまご:「東京バビロン」*85とかあまりなさげ。「X」*86もかなあ…ってかそのへん少女漫画かどうかもわからんです。
水音:青年漫画との境はその辺かな・・・。恋を「成長」のファクターとして絡めるかどうか。
たまごまご:結局恋愛の存在は、「少女漫画」としてみた場合大きいのは間違いないね。
水音:恋せよ女の子
山岸:LOVELESS*87とか誰も言わなかったな!
LIT:あれは少女漫画とカウントしていいものかどうか(好きですけど)。アーシアン*88好きですよ?
 

●僕らが少女漫画で見たいものは?●

LIT:少女の興味を引くテーマはやっぱり恋愛なんだよなぁ
たまごまご:そして、男性は、恋をする少女に恋をするわけだ。
LIT:恋する少女に恋する男性≒少女漫画を読む男性、と。
水音:だって僕等。恋するとか抜きで、少女大好きじゃん。
LIT:うん、少女大好き。
 

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第一部参加者のみなさんありがとうございました。
男性視点から見ると、「どこからが少女漫画なのか」「恋愛感覚の差」など大きく人によって異なります。しかし、少女漫画の中に出てくる悩める男性や、恋をする少女たち、そして丁寧に過程が描かれる恋愛模様に、男性として惹かれる部分は山のようにあるんですよネ。
 
第二部では、少女漫画が好きな女性と男性に集まっていただき、「男女とも読めるオススメの少女漫画」を語っていただきながら、少女漫画に対する女性と男性の視点について考えていこうと思います。2、3日後に公開予定です。
 
続き第二部
少女マンガを様々な視点から楽しもう!「男女とも楽しめる少女漫画会議」第二部〜男でも女でも楽しめるオススメの少女漫画〜前編

*1:CLAMPの作品「魔法騎士レイアース」。アニメ化もされ、CLAMP人気を不動のものにした作品

*2:椎名あゆみの作品。あこがれの長身男子に追いつくために彼の為に約40cmも背を伸ばして、身長160cmまで大きくなった努力と根性の小学校6年生少女の話。

*3:「僕は妹に恋をする」のこと。過激な描写が話題になった。映画化もされた。

*4:ヤングガンガン掲載の金田一蓮十郎の作品。子供を育てるため女装しているノーマル男性の物語。

*5:森永あいの作品。男っぽい女の子と女っぽい男の子の中身が入れ替わってしまうお話。

*6:やぶうち優の作品。女装をしてアイドルデビューをする少年達のオムニバスストーリー。

*7:やぶうち優の作品。少年少女達の第二次成長をネタ満載で描き、かなり話題になった。大きなお友達に。

*8:少年チャンピオン連載の哲弘のマンガ。少年が少女に守られるという逆転の物語で、とにかく主役の少年の乳首が細かく描かれているのがマニアック。

*9:桜蘭高校ホスト部」のヒロイン。男装をしているため、女の子モードの時が非常にかわいらしく、アニメ化の際はファンが増えた。

*10:マンガ家沙村広明の別名義。単行本は「おひっこし」など。

*11:女性漫画家。代表作に「イエスタデイをうたって」「ハツカネズミの時間」などがある。特殊なタッチの線と、繊細な心理描写の評価が高い。

*12:姫ちゃんのリボン」の中で、主人公姫ちゃんが言うセリフ。アニメで一気に広がり、前向きな決めセリフとして定着した。

*13:テレビ東京系列の6時からで、少女漫画をアニメ化している枠があった。「姫ちゃんのリボン」「赤ずきんチャチャ」「けろけろチャイム」「こどものおもちゃ」など。

*14:テレビ東京系列で1992年10月2日から61話放映されている。

*15:リボンをはじめ、コンパクト、パレット、タクト、ペンダントなど様々なグッズが商品化された。他の少女アニメ枠作品も同様。

*16:彩花みんの作品。主人公チャチャと、チャチャが好きな魔法使いしいねちゃん・狼男リーヤの話。こちらもテレビ東京系列で6時から放映されていたが、ストーリーは驚くほど原作マンガと違い、それがマンガとの相互作用で作品を面白いものにしていった。

*17:ローブをきた黒髪でマジメな少年。お師匠様と女性を慕い、チャチャにひたすら恋する様子が、男女ともに熱狂的なファンを生んだ。健康的ショタキャラの代表格として今でもあげられる。

*18:近年のやたらとかわいらしい女装少年キャラに対して使うネットでのネタ。「男の子だからいい!」という人向け。

*19:ちゃお連載の少女漫画。中学生の河合優子の思春期の心の動きを、友情や恋愛とからませて描いた作品。テレビアニメ化・ミュージカル化されている。その後、優子が書いた小説という設定の「新水色時代」、小学生編の「水色時代-12歳の季節-」が連載されている。

*20:「EVE★少女のたまご★」のこと。少女型介護ロボットの成長と恋を描いており、やぶうち優本人が「性教育マンガ」の一つとしてあげている。

*21:現在「ひとひらの恋が降る」をChuChuに連載している。

*22:それまでの「少女少年」が仕方なくの女装だったのに対し、自ら望んで女装する男の子を描き、女装少年ブーム(?)の一旦をになった作品

*23:オタクの兄を大好きなヒロインの葛藤を描いた作品。シスコン、ブラコン、百合などの混沌とした関係と、オタク丸出しな兄の描写が面白い。

*24:「アニコン」では主人公達がコスプレをして同人誌即売会に行くシーンがある。ばっちりビッグサイトです。

*25:隠れオタ(というかヒロインが隠させている)で、はたから見ると非常に好青年。ヒロインが兄のオタク趣味にコンプレックスを持っているのです。

*26:オタクな兄が、スケブイラストを破られたクラスメイトの話を聞いて憤慨するシーンがある。オタクの価値観の違いを描いた面白いシーン。

*27:コーサカとは「げんしけん」の高坂君のこと。彼女もいるさわやかイケメン少年な彼は、誰よりも根の深いド級のオタクとして描かれている。

*28:げんしけん」の主人公。オタクに堕ちていく様と、人間として成長していく様が描かれている。わりと優柔不断な男の子。

*29:Gファンタジー」の増刊として出されていた少女漫画雑誌。1999年から季刊だった。

*30:comic SYLPHのこと。「新感覚ガールズ・コミック誌」と銘打たれている

*31:藤原ヒロの作品、LaLaにて連載中。男嫌いで文武両道の生徒会長、美咲は人々から信頼される優等生だが、苦しい家計を助けるために実はメイド喫茶でバイトをしており、その秘密を拓海に見つかってしまうコメディ。

*32:横手美智子花森ぴんくの作品。マーメイドプリンセスるちあの恋を描いた、人魚姫ベースの話。

*33:二ノ宮知子の作品。Kiss連載中。非常にだらしないが変わった才能のある野田恵と、指揮者を目指す千秋真一のクラシック音楽コメディ。ドラマ、アニメと現在人気を博している。

*34:「のだめ」に出てくるエリート音大生。ものすごい才能を持ちつつ、のだめに振り回されながら成長の過程で苦労するのが作品のテーマの一つになっている。

*35:美内すずえ作品。現在は休載も多いが、いまだに花とゆめにて連載中。1976年からの超ロング連載。

*36:1992年の渡瀬悠宇の異世界ファンタジーコミック。アニメ・マンガともに大ヒットした。少女コミック連載。現在『ふしぎ遊戯 玄武開伝』連載中。

*37:1976年からプリンセスにて連載されている細川智栄子あんど芙〜みんの歴史ファンタジー。少女キャロルが古代エジプトにタイムスリップする壮大な物語。30年周年ですかー。

*38:武内直子がなかよしで連載。姉妹誌のるんるんではセーラーヴィーナスが主人公の「コードネームはセーラーV」が連載されていた。アニメ…は言うまでもないですね。

*39:吉住渉の作品。りぼんで連載された。両親が入れ替えで離婚再婚をした二家族の様子を、光希と遊の視点から描いた恋愛コメディ

*40:鈴木由美子のさくひん。絶世の美貌を持つ高飛車で素直になれないお嬢様、白鳥麗子が巻き起こすハプニングを描いたコメディ。

*41:通信講座の進研ゼミは、紹介のために各家に手紙を送るのだが、その時についてくる紹介マンガのクオリティが非常に高いため、多くの人に愛されている。今もあるみたいですよ。

*42:渡瀬悠宇の作品。財閥の高校生、御景妖が先祖である天女のセレスに目覚めていく物語。

*43:ああっ女神さまっ」で、女神ペイオースがデートの際、スクルドの持っていた少女マンガ「どぼん」を参考にするシーンがある。が、途中からレディコミを参考にするハメに。その後、ペイオースは「どぼん」を天界に持って帰る。

*44:快感フレーズ」で超有名になった少女マンガ家。特殊なストーリー展開と、異常な完璧さのイケメン、そしてエロを少女漫画に取り込むことに一役買った作家。

*45:新庄まゆ先生の愛称。

*46:新條まゆ「覇王・愛人」3巻で、黒龍が狙撃されるシーンで、世界一の殺し屋が言った名セリフ。

*47:いやいや、あくまでもネタってことでひとつ。

*48:桃森ミヨシの作品。マーガレット連載。初々しい初恋の様子を丁寧に繊細に描いた、純、恋愛マンガ。

*49:もちろんウソですよ。

*50:話の中心になってく主人公二人。この二人の恋愛を丁寧に丁寧に描いている。

*51:このへん、さまざまな説が飛び交っているので「本当はどうなのか」は謎のままのようです。

*52:週間少年マガジン連載の瀬尾公治の作品。陸上部の活動をからめた、恋愛マンガ。

*53:イブシというチロの幼稚園の同級生は、女子をうんこ呼ばわりするためチロにとっての男の子のイメージをゆがめたが、マンガ内でもっとも成長するキャラへと変化していった。

*54:芦原妃名子の作品。砂時計を中心に、現在・過去・未来の恋愛模様と心理を繊細に描いた作品。

*55:小花美穂の作品。小学生アイドル倉田紗南の周辺を、子供から見た社会の歪みとして描いたコメディタッチの物語。扱っているテーマが学級崩壊など、なかなか重い。

*56:こどちゃ、は「こどものおもちゃ」の略称

*57:主人公紗南のクラスメイト羽山秋人。母親が自分を生んで死んだため、姉に「悪魔」と呼ばれ、コンプレックスやゆがみを心に抱いた少年。小学校を停学になるほどの問題児だった。

*58:こどものおもちゃ」アニメ版では、篠原ともえがOPを歌ったり、ちょい役で登場したりしていた。あと、芸能人ぜんじろうも、そのまま登場。

*59:羽山は非常に素直じゃないので、好きなものという彼なりの精一杯の表現。

*60:中学生編での、紗南の親友。大阪弁で、羽山とも幼馴染。紗南が長期で不在のときに羽山と付き合いキスをしたりし、どろどろとした展開へ。

*61:小学生編が51話まで、中学生編が102話までやっている。

*62:羽海野チカの作品。竹本とはぐみを中心に、美大での恋愛や苦悩や挫折、青年達の悶々とした悩みを軽やかに描いた作品。

*63:美人でかかと落としが得意技。通称鉄人。しかし恋愛ベタで、いつまでも振った男性間山のことをひきずりつづけている。

*64:デトロイト・メタル・シティ」の帯で羽海野先生が描いたパロディネタ。

*65:花本はぐみ。小柄で妖精のような見た目と、ダイナミックな作風のギャップがすごい彫塑の天才。

*66:真山がストーキングしている、か細くて幸薄い雰囲気をたたえた女性。

*67:マッチョで巨大、美大でのみんなのアイドル。

*68:真山が勤める会社の男性。非常に人間関係に開き直った「大人」だったが、途中から山田さんへの情で青春スーツを再装着することに。

*69:超個性派で、トラブルメーカーな天才。恋愛には弱い。

*70:中原アヤの作品。背の高い少女と背の低い少年の、コンプレックスと恋愛模様を描いている。

*71:津田雅美の作品。容姿端麗文武両道の宮沢雪野と有馬総一郎が、お互いの隠れた素の部分を見つめあいながら成長していくコメディタッチの恋愛物語

*72:主人公宮沢雪野。賞賛されるために完璧な優等生を演じていたが、有馬にそれを見破られて仮面を捨て、ポジティブさで成長していく。

*73:有馬総一郎。名家の息子で完璧な優等生として生活していた。しかしこころに大きな闇を抱えており、雪野との出会いで変わっていく。

*74:マンガでは前半は雪野、後半は有馬が主人公になっていく。

*75:ガイナックスが制作。独特の演出が評判を呼んだ。

*76:雪野の妹、月野と花野役の渡邉由紀山本麻里安が、アフレコ現場で実写でハイテンションに叫んでいる姿が印象的。

*77:荒川弘鋼の錬金術師」のこと

*78:小林尽School Rumble」のこと。ちなみにカタカナで「スクールランブル」と書くとアニメとかの方をさす場合が多いようです。

*79:ハレグゥ」「ニコイチ」などの作者。独特な性感覚とポジティブな描写が魅力。

*80:ちょっと独特なリアリティの視点から、様々な百合関係を描いた作品。

*81:プリンセス連載の短編マンガ。鳥が人間の自殺、同性愛、セックスなどの重いテーマを軽快に解決(?)していくマンガ。

*82:新條まゆの作品。

*83:同じく新條まゆの作品。

*84:すいません、恋愛要素満載です。渡辺多恵子の作品。flowers連載中。新選組の様子を描いている。主人公神谷清三郎は実は女の子で、沖田総司のことが好き。描き方が非常に秀逸で、小学館漫画賞を受賞している。

*85:CLAMPの作品。オカルトを中心にしながら事件を解決し、若者や社会の歪みを描いた。

*86:CLAMPのクロスオーバー的作品。壮大でスピーディーなバトル展開が魅力。

*87:高河ゆんの作品。コミックZERO-SUM連載中。スペルを駆使して戦う小学生青柳立夏と、それに仕える我妻草灯の物語。

*88:高河ゆん作品。ウィングスとサウスで連載された。突然変異の天使ちはやが地球人(アーシアン)を救おうとするファンタジー