たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

NHKが初音ミクを本格的に見つめはじめている。

初音ミクがまたNHKに出るらしいですよ。たまごまごです。
珍しくニュースです。
 
11日火曜日の朝5:30と6:40頃の、NHK総合テレビNHKニュース おはよう日本」の中の情報コーナーで初音ミクが出るそうです。
これかなあ。どのくらいの特集になるのかは分からないです。紹介されるくらいの尺なのかな。(追記・5分くらいでした。)
話題になるのは初音ミク「チップチューン」。いわゆるピコピコ。
不思議ですね、平日の朝に初音ミクをNHKで見るなんて。
どんな内容かはよくわからないのですが、なんと授業で初音ミクを使っている学校の話題が出るとか。
なにその学校!行きたいんですけど!しかし冷静に考えたら、簡単なペタペタスタンプ的なDTMソフトは授業で実際に使っている学校も多いわけだから、おかしなことではないですね。確かに自分で打ち込んだ音と言葉が命を持つのは刺激的でしょう。それを取り入れた先生斬新すぎです。
ミクのオリジナル曲動画も放送されるとのこと。
しかし、朝早いなあ。
 
少し前にはNHKBSの「ザ☆ネットスター」で高らかにうたってくれた初音ミクさん。
NHK BSの番組「ザ☆ネットスター!」が最初から最後までカオスだったり?(ねこあれぶろぐ)
NHKは本気で初音ミクをはじめとしたDTMの動きにスポットを当て始めるようです。
 
個人的には初音ミクがヒットし続けているのは、キャラだけじゃなくて「DTMの面白さ」にあると心から思います。現役の方はもちろん、今まで封印されていたDTM職人さんの心に、ボーカロイドニコニコ動画という舞台が火をつけてますものね。
ミクのキャラを生かした作品もかわいいんだけど、ミクを生かさずに完全に音声ソフトと使っている人もたくさんおり、めきめき「これから」を予測させてくれるのが、楽しいんだ物なあ。未来が、未来が来るよ。
同時に「ボーカロイド」という偶像が、どこかで見たSFの具現化のようで面白いの何の。人間の感情って、萌える気持ちって、本当に面白い。
チップチューンについてはその名前自体はじめて聞いたのですが、考えてみたらもうずっと続いているジャンル。レトロな懐古的な感覚が、なぜか未来を予知させるのが面白いんですよねえ。つまりぼくらの見ている未来は、「子供の時に憧れた未来」のことなのかなあ、とこの二つを見ていて思いました。そこにNHK。なんだろうこの不思議な手触り。これがフューチャーか。
というわけで、放送が楽しみ。問題は起きられるかどうかだ。
 
追記・「ブーム到来!?デジタル音楽」
『このソフトを教材として使っている大学』大阪電気通信大学 情報処理教育センター
 
追記2・放送後の様子。
NHKの朝番「おはよう日本」で初音ミク情報がオンエアされた!(初音ミクみく)
大阪電気通信大学 情報処理教育センター「初音ミク講習会」
(講師:山路敦司氏)

なるほどなあ、声に表情を付ける方法を、客観的に学ぶのかあ。確かに一歩ひいて、抑揚やブレスから声の幅を広げるのを冷静に見ることが出来る面白い学習だなあ。可能性がどんどん広がっていく。