ＭＡＤ職人はぼくらの隣に。「アイドルマスター 隣に･･･ 三浦あずさ」

アイドルマスター　隣に･･･　三浦あずさ　（MA07販促）Ver.Final

この動画かなり多くの人が見たのではないかと思います。愛のこもったあずささんの名作ＭＡＤです。
　
この動画を作っていた桃邪気Ｐが急逝しました。

「訃報」親友、桃邪気Ｐが急逝しました（ハルムの動く日記）
訃報（桃邪気P）(徒然不定記)
38歳。若すぎる。
　
ＭＡＤ職人や同人ＣＧ作家は今のところ、漫画家や作家に比べてまだメジャーな位置にはいません。
しかし、人が見る場が提供されたことによって、芸術家と思わしき人がpixivに突如あらわれることも増えました。ニコニコに超心を動かすムービーをつくられる方もいらっしゃいます。
それをげらげら笑いながら見ていました。特に動画。ＭＡＤという手法を使ってぼくらは泣いたり笑ったり怒ったりさせられたのです。みんな、一つの短い動画を見てさ。
　
それがこのあずささんだったんでしょう。
桃邪気Ｐはもっとあずささんを美しく見せたかっただろう。何か別の画像を考えていたかもしれない。
もしかしたらぼくらがアッと驚くものを企んでいたかもしれない。
でもこれからは、ない。ないんだ。
　
ネットでの知り合いは文字だけ、音だけ、画像だけ。実際に会ったわけじゃあない。
だからどこまでが本当かわからなくなりますが、こうして「亡くなった」と聞かされた時の喪失感は耐え難いものがあります。
うれしいのは、その作者の作品はニコニコの中に残り続けていると言うことでしょう。それであればボクラの中では生きている。
おつかれさま、ありがとう、桃邪気Ｐ。
これからもあなたの作品が好きでありたいな。
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ネットのつながりって本当に不思議。ほんと、会ったこともないのにね。
ただ最後に行き着くところは、人間同士の惹かれあいなんだろうな。
いつも見ているサイトの方が亡くなったらどう感じるんだろう。いつもゲラゲラ笑わせてもらっているあの絵師さんが筆を折ったらどう感じるんだろう。
どうころんでも仕方ない、ただ、最後には笑った思い出の場所が残っていてほしいなあ。