たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

どんな基準で「この雑誌は定期的に買う」のかを選ぶのかな?

マンガは色々なメディアの中でも、特にかさばるメディアです。
確かに小説やファッション誌もかさばりますけれども、ガンガンやエースや電撃大王の鈍器っぷりに比べたら目じゃありません。アフタヌーンなんかもそうですが、1000ページ越えですものねえ。
となると、「買うと邪魔になる」という最大のデメリットがあります。
しかし、雑誌は買います。
「読みたいから」と言えばそのままなのですが…やはり買う雑誌の基準が自分内にあるわけです。
 

●私の雑誌購読●

WEB拍手より。

たまごまごさんは月にどれくらいの漫画雑誌を購入しているのですか?
立ち読みも含めてどれくらいの漫画雑誌を読んでいるのでしょうか?
何が何でも単行本派の私に漫画雑誌の魅力を教えていただけると嬉しいです。

自分ごときの意見では参考にならないかと思いますが、せっかくなのでと思いまして、現状の「必ず買っている」マンガ雑誌を書き出してみます。
 
コミックリュウ
コミックLO(+18)
コミックino.(+18)
コミックRIN(+18)
コミックハイ!
週刊少年チャンピオン
チャンピオンRED
チャンピオンREDいちご
アフタヌーン
百合姫
百合姫S
 
こんな感じ。一時期はアワーズやエースも買ってましたが、さすがに置けなくなったので最近不定期です。アフタヌーンは読めたらたまに買わない感じ。あとはたまに「きらら」とか「まんがなんちゃら」の4コマですね。
しかし笑えるほどエロマンガ雑誌の内容年齢比率低すぎ。ロリばっかりじゃん。これにくわえてメガストアを買う感じです。今後は流れ次第でホットミルクと阿吽*1もカバーするかも。
立ち読みは把握しきれません。シリウス・アライブ・REX・サンマガジャンプ・ヤングうんちゃら・…きりがないので省略です。
 
だいたい勘のいい人はこのラインナップ見て「どういう基準で買ってるか」が分かっちゃうかもしれませんが、一応自分なりの取捨選択基準を書いてみます。
 

●私の雑誌購読基準●

1、雑誌そのもののスタンスが好き。
単行本は「その作家・その作品が好き」だから買うと思います。同様に「雑誌が好き」で買う雑誌もあるのです。
これでいうと、8・90年代徳間の血を確実に受け継いで発展させているコミックリュウ、風前の灯火とも言えるロリ文化をまじめに考える「コミックLO」、男の子向け少女漫画風の味を守ろうとしつづけるコミックハイ!あたりは、もう雑誌そのものが好きです。特にLOは装丁の美しさもあって捨てていません。
「マンガが読みたい」に加えて「編集者の意図が読みたい」というのがあるんだと思います。ちょっとオタク的すぎる楽しみ方ですが、雑誌自体が文化になっている雑誌は、本当に面白いですよ。今なら「FELLOWS」「good!アフタヌーン」がどうなるか、でしょうか。

 
2、応援したい作家さんがいる
雑誌を買ってアンケートはがきを送るのも一つの楽しみです。
そんなには出せないのですがやはり猛烈に好きで応援したい作家がいるわけですよ。
だからこそ雑誌買います。特にチャンピオンは毎週素晴らしい作家さんがしのぎを削る面白い雑誌になっているので、必ず買っています。
あとは、がんばってほしい作品をはがきにかいて投函。がんばれがんばれ「みつどもえ」。その流れで他の漫画も読んでどんどんはまる場合は、その雑誌の方向性は自分の肌にあっているといえますね。
 
3、4つ以上読む作品があったら買う
すごーいバランスが微妙なんですが、4つ以上どうしても続きが気になる作品があったら買います。
これは青田刈り的な意味もあって、ようするにたくさんの中に4つもハートをつかむ作品があったら、それは他の作品にも見知らぬ魅力がある、ということです。(100%ではないですが)。
雑誌を買う最大のメリットは実はここにあって、「知らない漫画に出会える」んですよね。
もちろん最高に肌にあわない漫画があって「くそー!」となることもありますが、それはそれでいいのです。1冊かって、1つでもいい漫画に出会ったら最高じゃないですか。
ちなみに4つというのはなんとなくの勘です。3だと微妙に少ない感じがしてしまうので立ち読みだったり。
 
4、ジャンル確認
おすすめできない買い方です。
自分はエロマンガが好きなので、とりあえずだいたいのエロマンガは出来る限り目を通しますが、どうしてもやはり立ち読みだけではすみません。少なくともロリマンガに対しての色々な表現方法は興味津々なので、なるべく漏らしたくない。
というわけで、ロリマンガが載ってそうな雑誌をすべてかっておく、という方法。幸いなことに今はロリマンガは一極集中化していて、コンビニ誌にはほぼのりませんので買いやすいです。
 
5、メジャーどころは案外避けちゃう
自分だけかもですが、メジャーどころ(ジャンプ・サンデー・マガジン)は避けてたりします。読むんですけどね。でも人から見せてもらったり。
あと、いつでも読めそうだ、単行本出そうだ、という安心感もあったりします。他の雑誌に比べて。他の雑誌だと単行本すら出ないのがいっぱいあります。それはレーダーでびびっと買っておきます。保存保存。
なので、どうしてもマイナー雑誌集めにかたよりがちです。とはいえ上記だとアフタヌーンは十分メジャーですけどね。そこはあれで、「四季賞」狙いです。よね!
 

●雑誌購読は「必ず」じゃないけど、得る物は多い●

ぶっちゃけ、雑誌購読は大変です。
なんせ置く場所がない。なんせかさばる。しかも毎月となると出費も半端じゃない。途中から読んでわけわからないマンガ多い。
敷居は高いです。
しかし、メリットはあります。
先ほども書いたように「新しい作品に出会える」ことです。
あの作品目当てに買っていたけど、ちょっとこれも面白いんじゃないだろうか…そんな魅力が、わずか500円前後につまっているのなら、今後の自分のための出費としてありではないでしょうか。
そんな風に自分をだまくらかしながら買っています。
雑誌自体、なかなか売っても売っても赤字、単行本でなんとか黒字な出版業界。やはり好きな雑誌の応援をしたい、が一番大きいのかもしれませんねえ。
あ、もちろん雑誌でおもしろかった作品は、単行本買うよ!

 
〜関連リンク〜
LO作家限定らくがき掲示板
WEB コミックハイ!
おしげもなくこういうコンテンツで雑誌を盛り上げていこうとするのは、大好き。無条件で応援したくなります。

*1:なにやら動きがあるみたいなので