たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「けいおん!!」12話に出ていた夏フェスに、さあ行こう!

けいおん!!」12話みたよー。
いやー最高でしたね。


ちょう充実眉ムギ毛な!
原作では澪のはっちゃけっぷりがすげーかわいい回でしたら、今回ムギのはっちゃけっぷりが異常事態宣言。
まあ詳しくはネタバレになるのであとで書くとしても、今回のムギはかわいくて大変です。こんなんされたら……二の腕触っちゃうよ……。
あとこれ。

ロケットおっぱい!!!
……いや、手つっこんでるかカバン持ってるだけですよね。ですよねー。
 
で、夏フェスについては思い入れがありすぎな自分です。
北海道で「ライジングサンロックフェスティバル」というのを毎年夏のお盆時期にやっておりまして、そこにはほぼ最初期から参加し続けていました。最近はコミケ出店しているのででられないのが歯がゆいのですが……(コミケとライジングサンは毎年同じ日なのです)。
というわけで、今回は語りたいこと多すぎるので3つに分けます。
一つ目は「さあ、みんなで夏フェス行こうぜ!」という話。
二つ目は「澪のテンションの上がり方から見る夏フェスの楽しみ方」。
三つめは「律と夏の思い出」。
夏フェスはほんと……何歳でもいい、行くべき、行くんだ、行こう!
ある種お祭りなので、普通のライブに行くより敷居低いよ!
 

●夏フェスってなに?●

そんなわけで、まずは夏フェスのススメです。ネタバレじゃないのでこれは隠しません。
多分これ読んでおられる方の中には「毎年はしごしてます!」というベテランから「なつへそ?」という人までいると思うので、ちょっと自分なりにQ&A形式で書いていきます。
 
★Q1、夏フェスってなんですか?
無論ここでさす夏フェスは音楽の祭典の方のことを差します。お祭りではありますが、あくまでも音楽メインです。
様々なロックバンドが各地から集まり、一日中、あるいは夜通し、音を奏でる音楽の祭典のことです。
野外でやるロックフェスもありますし、屋内で入れ替わりでやるタイプのものもありますが、たいてい「夏フェス」と言うと野外の物が多いです。
国内アーティストが多いのはまあもちろんですが、中にはフジロックのように海外アーティストが多数参加しているものもあります。
じゃあ音楽だけなの?と言われると、それは場所によって違います。
音楽だけのものもありますが、屋台が立ち並ぶお祭り型のものもあれば、画家やパフォーマーも集まるかなり幅の広いものもあります。
またキャンプ場的な楽しみ方もできます。焼肉してたりする人もいます。結構イベントの規模ごとにバラバラではあります。
ただ一つ共通しているのは「どこにいっても音楽が聞こえる」ということです。
 
★Q2、夏フェスにはどんなのがあるの?

Listen Japan 夏フェス特集2010!! 夏フェス10 夏フェス2010/フジロック/サマーソニック/ロックインジャパン/ライジングサン/その他 音楽ダウンロードサイトリッスンジャパン スペシャルページ
有名なのは、フジロックサマソニ、ロッキンジャパンフェス、ライジングサンでしょうか。
 
FUJI ROCK FESTIVAL '10|フジロックフェスティバル '10
おそらく日本最大規模。海外アーティストが多いのが特徴。今年は7月30・31・8月1日の三日間。
200近くのアーティストが出場するとんでもないイベントです。
おそらく今回の「けいおん!!」のはフジロックがモデルじゃないかなー?と思いますがあんまりよくわかりません。山フェス経験ないので。
 
SUMMER SONIC 2010
こちらもでかいイベント。海外アーティスト多めです。つか今年スマパンドリームシアターくるのかよ見たいですよ!!!
東京と大阪二つの会場で行われます。距離とお好みにあわせてぜひ。今年は8月7日・8日の二日間です。
 
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2010 – rockin'on inc.
いわゆるロキノン系が多めの、日本アーティストが一同に介するJ-ROCKフェス。今年は8月6・7・8日の三日間です。
はい、サマソニかぶってますね!悩ましいですね。
ほんと徹底的にロッキンオンジャパン的なイベントなので、J-ROCK好きな人向け。
 
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO
場所が北海道の石狩湾港という、まさに北の果てで行われるロックフェス。今年は8月13・14日です。
こちらもほとんどが日本アーティストですが、とにかく場所が広いのでお祭り気分が楽しめます。
ちなみに北海道の8月15日前後はぶっちゃけ朝寒いので注意。HTTみたいに半袖だと凍え固まります。毛布かパーカー必須。
とりあえずライジングサンはコミケかぶるので、自分はこっちに行く予定です!
JOIN ALIVE
7月17・18日、岩見沢コミケ修羅場真っ只中。
意地でも終わらせて行ってやるです!
 
他にもスペースシャワーTVイベント、モンバスサンセットライブなど山ほどありますが、7月8月の土日はほぼ全てなにかしらイベントがあると思って間違いありません。ちなみに週ごとに見ると「フジロック」「サマソニロキノン」「ライジングサン(北海道)」「スペースシャワー」「モンバス(四国)」「サンセットライブ(九州)」の順。
調べてみると意外と身近でも野外フェスは行われていることがあるので、要チェックしましょう。
 
★Q3、会場ってどんな感じなの?

さわちゃんの持ってきた地図がかなり適格。こんな感じです。
メインになる巨大ステージで、大人数が見に来て人の集まるタイプのバンド(例・東京スカパラダイスオーケストラなど)が演奏します。そしてサブステージのような「通好み」が集まるステージが一つ、おとなしいアコースティック系やインスト系のステージ、ジャズやオルタナ系のステージが一つ、パンクやメタルなどの激しいステージが一つ、テクノDJブース的なのが一つ、マニアック系なのが一つ、という感じでジャンル毎にわかれており、それぞれのステージの間は1kmくらい離れています。なぜかというと単純に音がでかくて交じるからです。あと人が混雑するから。逆にマニアック系ステージ・アコースティック系ステージだと案外離れていないこともあります。
さわちゃんはダッシュしてましたが、ダッシュは迷惑なのでやめましょう。っていうか危ないです。それに人が津波のように移動することがあるので(例・Aステージでアジカンが、そのあとBステージで9mmが!とかなるとファン層がかぶることが多いのですごい津波になる。大抵はそういうのは被らないように配慮はされていますが)移動は余裕を持たないと相当難しいです。

また、澪が色々組んで「A行ってB行って次A行って」とかやってましたが、あれは割とあるというかほぼそうならざるを得ません。ものすごく歩きますので、「この時間帯は休憩」というのを、涙を飲んででも作らないと体が次の日まで持ちません。
 
★Q4、どうやってはいるの?

夏フェスはオープンなだけに、チケット持ってなくても紛れ込めるんじゃね?的な考えが浮かぶかもしれませんが、大抵の場合唯が腕につけているような絶対にはずれないリストバンド(荷造りのバンドみたいなやつ)をつけて入場します。これが入場証になるので、絶対切ってはいけません。
1日券、通し券、それぞれ色が違います。移動の際「左手のバンドを高くあげてくださーい!」と係の人が声をからして叫んでいるので、左手を見えるようにかざして通行することになります。
じゃあ首から下げてるのなあに?というと、これには地図やタイムテーブルなど最低限必要なものを入れることになります。これが通行証ではないです。胸にかけたものチェックするほど余裕ないくらい人の数多いんです。
値段は大体一日8千円(中規模)〜1万5千円前後(超大規模)くらい。二日通しで1万5千円から3万くらい。ぶっちゃけこれだけたくさんのアーティストを見るなら安すぎます。単純計算で4つくらい気に入ったアーティストいたら元取れるじゃないですか!
大抵の夏フェスチケットは、チケットぴあローソンチケットで手に入ります。
通し券の人は、リストバンドは一日目終了後間違って切らないようにしましょう。家に帰って寝てから来てもバンドがあれば入れますが、ない場合は再入場できなくなります。
 
★Q5、どんな格好でいけばいいの?
間違った例はこちらです。

スカート+きれいな靴はNGと言っていいです。
まあ、あんまり動かないでキャンプする気持ちならそれでもいいですが、ライブを見るのであればこの格好はえらいことになります。どろどろぼろぼろになります。足もおそらく怪我だらけに。
じゃあ正解はどんな格好かというと、ずばりこれです!

ライブを楽しむならズボン(パンツ)必須!
ハーパンでもキュロットでもいいです、とりあえずスカートはやめたほうがいいです。暑いのでたくしあげて止めることが出来るor下部を切り離せるタイプのパンツだとベストでしょう。ジーパンはちと暑い。
男性でも「ひょっとしたら素敵な出会いがあるかも!」なんて思っておしゃれしていったら大失敗します。
180%の確率で汚れるので、汚れていい服装をしていきましょう。ズボンも靴もTシャツも。スニーカーだと非常にベストです。めっちゃ砂入るので、覚悟の上で。サンダルは擦れる+踏まれる(わざとじゃないよ!不可抗力だよ!)のでなるべくやめたほうがいいです。
また、梓のように汚れていい上着を着ていくのも大事。上もかなーり汚れます。汗と土煙で。
そして、梓がよく分かっているのは帽子をかぶっていること。
帽子かタオルはないと日射病になってしまうことがあるので要注意です。忘れたら会場でタオル買いましょう。ついでにみんなでタオル振り回して盛り上がりましょう。

これ描いたスタッフちゃんと夏フェス行ってるなーと感心したカット。こんなんじゃ済まないくらい土煙もうもうと立ち上がります。

HTTの面々の足の様子。見事なまでに汚れております。ムギの足は汚れているのか傷ついているのか……。
あと地面揺れます。
まさに人力バイブレーション。
 
★Q6、おっかないところじゃない?
 
もちろん色々な人がいますので、100%安全とは言いませんが、夏フェスは極めてマナーのいい空間でもあります。この絵にあるように、最近は子供連れも増えています。普段は真面目なサラリーマンやOLが来てはっちゃけていく、と言えばなんとなく安全なのが伝わるかと思います。

ガードマンとして、ブラザー系のマッチョ黒人のお兄さんが配置されているので一瞬ビビるかもしれませんが、ほとんどの人がいいにーちゃんなので、むしろ安心していいと思います。
まあフェンス越えたりして暴れないようにという意味もありますが、どちらかというと酸欠や日射病で倒れた人を救助することの方が多いので、頼れる味方だと思っていいです。
またモッシュ(お互いに暴れて揉みあうこと)やダイブ(人の波に上から飛び込むこと)は禁止されていますが、モッシュはほっといても起きる可能性があるので、体力に自信のない人や女性はこのくらいちょっと離れた位置にいるといいです。

テンション上がってきたら前の方に行っちゃえばいいですよ!
 
★Q7、ゴミとかすごそう?汚い?
フジロックをはじめ全ての夏フェスが「自然と、人間と、音楽」がテーマの一つなので、ゴミの分別がものすごい完璧なのが夏フェスです。
 
すごい何気ないシーンですが、こうやってゴミ袋渡してくれる場合がありますので、積極的にもらっていきましょう。ポイ捨て厳禁。むしろそんなゴミ見かけたら見つけて捨ててあげるくらいの気持ちで!
というのも、これがきちんと行われないと、次のフェスに支障をきたすのです(OKが出なくなるのです)。お客さんじゃなくて参加者、という気持ちで楽しむとより一層面白くなります。
で、汚さに関してはめっちゃ汚いです。
土まみれ汗まみれになるのは避けられないので覚悟の上で。Tシャツと靴下の替えは必須。なかったらアーティスト物販コーナーで買っちゃいましょう!
  
基本雨天決行です。当然傘はメイン会場ではタブー。というか邪魔になります。カッパ必須です。ビニール袋かぶってもかまいません。
しかしテンションあがると汗で雨を上回るほどにぐしょぐしょになるので、ぶっちゃけあんまり気にならないのが事実です。

会場内には簡易シャワーが設置されているところもありますので、そこまで不安にならなくても大丈夫です。トイレも簡易トイレではありますが大量に用意されていますので大丈夫ですが、女性の方は早めの対策を取ることをオススメします。
また近所の温泉へのシャトルバスが出ていることもあるので、一年で今日くらい汚れちゃえ!という思いで楽しみましょう。どんなに気を使っても、爪の中真っ黒になるくらいは汚れます。それすらもいい思い出になりますよ!
 
★Q8、あんまり好きなアーティストとかいないから楽しめないかも……。
いいえ、楽しめます。
音楽が好きなら新しい音楽の出会いの場になるので、好きなアーティストがいなくても必ず満足して帰ってこられるはずです。断言します。
逆に「音楽そんなにすきじゃないけど」という人でも、お祭り気分を楽しむのは非常に心地よいので、一人で飛び込んでいくのも手です。心配なら音楽に詳しい友人と一緒に行くと色々教えてもらえるので一石二鳥。まーだいたい途中で唯たちみたいに好みや体力で分かれてあとから合流することになることが多いです。
 
またおいしい食べ物のお店が非常に多いので、色々なお店の食べ比べ!とか思って行くのもありです。お酒のみに行くだけでもいいものです。
とにかくどこにいてもほんのりと曲が聞こえるので、おもいっきりはしゃぐもよし、まったりしながら音に耳を傾けるのもありです。
 
★Q9、さわ子のいたのってどこ?

基本野外ステージですが、一箇所テントステージがある場合があります。
特にパンク系などの激しいバンドが集まって、モッシュヘドバンなんでもありな状態になる、素人お断り状態のものすごい場所です。多分澪はここに入ったら気絶するでしょうね。
さわちゃんがヘドバンしてるので、このテントはきっとメタル系でしょうか。
ちなみに夏でテント……想像してもらうと分かると思いますが、熱気が恐ろしいことになるので汗が蒸発してテントから水が滴ってきます。
こういう激しいの特化なステージもあれば、ジャズ・アコースティックメインのまったりステージもあります。座って聞きたい時や一息つきたい時におすすめです。
 
Q10、夜通しやってるの?
イベントにもよりますが、ほぼ夜通しやっています。
 
1日目は夜も深まれば音も消えていきますが、特に最終日は朝までやっているイベントもあります。
みんなで朝日を拝めばいいと思うよ!
それこそジャズセッションをまったりやっているステージもあれば、テクノDJブースもあり。色々な楽しみ方ができます。
個人的にブラックボトムブラスバンドというバンドがすごい好きなんですが、それがステージではないところをマーチングで歩いて回るというサプライズをやっており、ハーメルンの笛吹きみたいに後ろに行列を作って歩きながらみんなで合唱していたのはいい思い出です。
またパフォーマーやアーティスト(芸術側の)がちょっとした見世物をやってくれることもあります。
ちなみにさわ子はキャンプチケットをきちんと買っていたからテントをはれたようですが、通常はテントの場所がとても足りないため、事前に予約しておかないとテントは殆どの場合張れませんのでそこだけ注意。貸しテントをやっているフェスもありますが、大抵瞬殺です。寝る場所の確保は自分の責任で。
あと駐車券をきちんと予約しておけば、車で寝る事ができる場合もありますし、一日目は一回帰って、二日目は朝まで!なんてのもできます。
一度始まったら寝るのがもったいない!というイベントですが、疲れたら仮眠をとりつつ(さわ子はちゃんとわかって寝てましたね)、自分が楽しみたいものは最大限に楽しんでクタクタになって、一年の英気を養って帰りましょう!!
 
★おまけ、持っていったらいいものってある?
飲み物は必須ですが、重いので多少高くても会場内で買っていいと思います。スポーツ飲料推奨。糖分たりなくてクラクラしがちだからです。あと基本缶・ビンは会場内は禁止のところが多いです。
またウエストポーチなどがあると、ケータイや財布を落とさなくて済みます。長時間なので、カバンを持つよりうまく工夫した方がいいです。
そして是非とも持っておくべきなのはタオル。長いヤツ。頭にかぶるなり、首に巻くなり、背中に入れるなり、ぶんぶん振り回すなり便利アイテムになります。
あと個人的体験ですが、絆創膏はあると便利。ライブ最中よりも歩く時間の量がものすごい分、靴擦れすさまじいのです。

 

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というわけで、なんでもいいから夏フェス参加してみて!というメッセージを書いてみました。
多分歴戦の強者で「あめーよ、もっとこうやって楽しめよ!」という人もいると思いますので、そういう人は是非「夏フェスに行こう!」という記事をどんどん書いて、みんなで盛り上がるといいと思いますよ!
「ライブ経験0」の人でも、逆に色々なアーティストがいっぺんに見られる上に、自由に時間を取って休んでもいい、という分ハードルは低いので、一人でも大人数でも、是非とも参加してみてほしいなあと思うのです。
チケット代は当然通し券だとそこそこの値段になりますが、それだけの価値のあるイベント、むしろ安すぎじゃね?ってくらいなので、レッツトライです!
以上、あずにゃんの声(竹達彩奈ボイス)で脳内再生してください。
 
12話の感想はこちら。ネタバレありです。
夏フェスで最高の思い出をつくろう!「けいおん!!」第12話 その1
律の、失いたくない夏の思い出「けいおん!!」第12話 その2
 

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今年は夏フェスに筋少もでますねー。アウェーインザライフです。あの子は夏フェス焼けです。
 
追記・コメント欄でナイス動画を教えていただいたので掲載。

一人で行っても楽しいよ! 知人がいればもっと楽しいよ! 楽しんだモン勝ちだよ! 
さあみんなで夏フェス行こうぜ!
今日もやられやく 『けいおん!!』第12話で特定した場所や物
やはりフジロックで確定らしいですね。