汗も滴る、いい雌豚「みつどもえ１９４卵性」

●発汗少女●

夏です！
……とはいってもこの湿気と雨っぷりがつづいていると、夏というよりも梅雨の延長線上にいる気がしてなりませんが夏だったら夏なんだよ。
で、夏はなぜ存在するかというと、みっちゃんが汗をかくためにあります。

つゆ☆だく！
そうだよ、夏というのはこのみっちゃんの汗を見るためにあるんだよ！
毎年毎年、彼女の発汗率半端ではありません。
今年はもうすっかり発汗量ネタは定着したようで、「汗かいて当たり前」なのが面白かったです。今までは説明的なものがあったのですが、今年は一切なし。ナチュラルに汗だらだらかいてます。

これ小さなコマなんですが、すごいですよね。汗が滴るんですよ。
家の中で汗が滴るほどかいたことないわあ……。
これ歩いた跡に裸足の汗の跡ついているのかと思うと、胸が熱くなりますね。
今年もいい夏だったね！
　
当然のごとく、他の子は汗をかいてません。平常運行です。
みっちゃんの体内の水の循環率は異常にいいのかもしれません。尿も汗も含めて。
とはいえさすがに糖尿のケも不安になってまいりました。食べているものがバランスがよいのならいいのですが、どうにも彼女の食生活、甘いもの寄りのようですし。
ひとはがみっちゃんの汗の染み込んだ枕を木に吊るしてカブトムシを取ろうとしたところ。

さすが塩キャラメルみっちゃん。パネェっす。
今年の夏もみっちゃんをﾍﾟﾛﾍﾟﾛ（＾ω＾）して乗り切りたいですね。
　

●ひとはとみつば●

さて、丸井家において「ふたば・みつば」「ふたば・ひとは」は割と仲良しです。まあふたばが社交的でかつ幼いから、というのが一番大きいと思います。
しかし、「みつどもえ」序盤ではひとはとみつばの仲は微妙だったんですよね。
二人でいても会話が続かない、一緒に遊園地行くのちょっといやだ、etc……。性格が正反対なのもあって、犬猿の仲でした。
が、そのうち二人の仲も変わってきます。
わりと分かりやすく攻撃をしかけるみつばと、言葉のささやかな暴力でみつばを煽るひとは。
そう、好きの反対は嫌いじゃなくて「無関心」。序盤はお互い無関心だったのですが、途中から「喧嘩仲間」になってきます。

今回はひとはから仕掛けましたね。ぶちぎれつつもアイスをせびるみつばマジ雌豚。
　
アニメを見ている方なら気づくかもしれませんが、最初の頃は本当にトラブルこそあれども、お互いに関心が全く無いんですよね。あのひとはがわざわざみつばを茶化すなんて思いもしない状態がアニメ二話あたりでも続いていますが、ほんとあんな感じでした。
しかしお互い喧嘩と仲直りを繰り返し、個々が人間関係の部分でも成長していくうちに、何も無い時にもお互いにちょっかいをかけだすようになりました。
やってることはお互いサディスティックですけどね。でもちょっかいをかけるのは気になっている証拠だよ！
パパいわく、不器用な彼女たち。だけど大丈夫。大丈夫。いい子だよ。
　

●姉妹愛っていいね●

割とみつばは感情を顕にするタイプなので、今までもひとはに対して不安を感じたり、悪いことしたなと感じたときにきちんと言葉にして謝ってきました。彼女が頭を下げるのは非常に稀だということを考えても分かるように、「みつばの本音」を見せているのは逆に喧嘩をしている杉崎とひとはくらいじゃないかと思います。
人はそれをツンデレと呼びましたよ！
まあみつばの場合初期からかなり「ツン優しい子」だと思います。
　
一方みつばのへの好意を言葉にしないひとは。
そのかわり、態度で示すことが出来る子です。いい子なんだよ。
おそらく「みつどもえ」読者内でもひとはの人気はダントツ一位だと思いますが、それは彼女がとても気遣いができてかつ家庭的、だけど内気でなかなか気持ちをオープンにするまで時間がかかるという点にあるんだろうなあと感じます。
今回は宮下ラブゥの自分もぐっときました。ひとは自体に見せ場があるわけじゃないんですけれども（むしろみつば祭り状態）、ほんのちょっとした彼女の行動が、みつばへの好意を見せているんですよね。まあそもそも上のコマでもわかるように、なんだかんだ言いながらみっちゃん用アイスを買ってきているあたりからも既に分かるんですが、さらに！さらにだよ！

ひとははそれを自慢しないし、押し付けない。
ただそうするだけ。
これはねえ……みつばの顔を見ても分かるようにちょっと泣きたくなりますよ。グッと来ますよ。
まあひとはも正面切って「ごめんね」とか「ありがとう」とか言わない子なので、こういう好意の示し方になるんだと思いますが、それにしてもいい子すぎてたまりません。

みつばはツンデレ……ツン優しい仕草を見せつつ、ひとはの好意に対しては必ず返礼をするんですよね。上から目線なのは照れ隠しです言わせんなよ恥ずかしい。
感情をきちんと表現できる少女と、表現出来ないけど好意を表せる少女の関係はいいものがありますな。
こうなるまで時間はかかったけど、まだまだ６年生は終わらない。もっともっと仲良く喧嘩してほしいところです。
　

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といい話がありつつも。

ウンチョスネタで締めて来るあたりのりお先生ぱないの。
決して攻めの姿勢を緩めない。そんなみつどもえが好きです。
　

Made in USSR : みつどもえ194卵性　取れたのー！?／あちこちで用足すし

ちゃんとみんなの前にはコースターに乗った氷の入ったグラスがあるので、みっちゃん意外にマメにおもてなししています。ひとはがいなくてもこれ位はそつなくこなす様です。

うわ、気付かなかった。

そしてなにがいいって、杉崎がちゃんと扇子を用意してきているところですね。
ほら、今まで割とみつばの汗スプラッシュマウンテンでべちゃべちゃでしたし。
にしても「じゃあそこから避ければいいのに」と思うのにこのみつばの汗全開の位置を陣取るあたり、とても杉崎です。うふふ。
丸井家のクーラーいつ直るんでしょう。
　