たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

オレの姉さんがかわいくないわけがない。「ちいさいお姉さん」はミニコン必読。

WORKING!!」のかたなし君は、小さなものが好きなのであって、ロリコンではない、ニコンと言ってぽぷら先輩をかわいがっていましたね。
世の中にはミニコンの方、結構ーいると思います。
そんなミニコンの方にオススメしたいのがこちら。

もう表紙の時点でやばいですよね。
小さいお姉さん!
小さくて、成人しているお姉さん!
自分は高校生だけど大きくて、20超えたお姉さんはすげー小さい!
ほらきた! キタヨー!
 
色々な角度からの読み方ができる作品だと思いますし、多分まだ完結していないと思うのですが、掘り下げるのは一旦やめます。
今回は全力で、この小さいお姉さんを愛でます。
多分「かわいい」しか書きません。
 

●ちっちゃいお姉さんの仕草がお姉ちゃんでかわいい●

小さい小さいと言っても、子供じゃないわけですよ、大人なんですよ一応。
なので、仕草は大人っぽいんですが、そんな大人な仕草も躰が小さいとこうも子供っぽくかわいいものになることが驚異。

2コマ目ね、これ大きいお姉さん体型(例・アイマスのあずささんとか)で、お姉さんボイス(例・井上喜久子)だったら、「メッ」て言われてホワワワワーンなわけですよ。
ところがどっこい、小さい状態での「メッ」の破壊力たるや!
なんだこれ、かわいいから。
かわいいですから!
しかも自分が小さいデメリットを、年上からのアドバイスとして置き換えることでごまかしているのがまたかわいい。
やばい、これはやばいですねー。
これはホワワワワーンじゃなくて「ギュッてしていいですかなでなでしていいですか!」の世界ですね。
ああ。
WORKING!!」のかたなし君の気持ちが今すげーよくわかるんだ。
 
お姉さんいちいちポーズが大げさなんですよ。
というのも小さいから全力で動かないと見えないってのもあるんですが。
小さい存在が力いっぱい体を動かす様子が可愛くないわけがない。大げさに動けば動くほど可愛くて仕方ない。

あああああもう!
ギュッとしていい?
ギュッてしていい?
ギュってするだけだから!
 
あかん、これはスイッチはいるわ……。
ちなみに先の二つは、弟の目線。だから上から下を見下ろすお姉さん視点なんです。
で、小さいから弟側がそれよりも下になるように座ることもあるわけで。

弟くんもいい子なのよね。
しかしなぜだろうか。
今まで上から見ていたから小さく見えていたというのに、自分がしゃがんでみたらさらに彼女の小ささがひきたって可愛く見えるんだが。
どうすればいいというのだこの小さな天使を!

 

●ちっちゃいお姉さんは大人だからかわいい●

これだけだとまだ、「えらそうな少女」でも同じだろうと言う人もいるかもしれません。
(分かってる人はもうこの時点で全部伝わっているはず。届けソウル!)
しかし「お姉ちゃん」設定であることでさらに可愛さが増すポイントがあります。
そう。お姉ちゃんは大人なのだ(名前は灯さん。20歳!)。
大人になったら許されることあるよね!

お酒飲んでもいいよね!
はいー、スイッチ二つ目入りましたー。
あーくそー。自分「酔っ払っているちょっとだめな女性好き」属性がありまして。
あるでしょ!? しかもそれが「結婚せずにいる少しダメな女教師三十路前後」とかだったら最高だよね!
 
ちょっと話がそれました。ごめん、女教師今回関係ないです。
 
お姉ちゃんお酒弱いんですよ、なのにすげー好きなんですよ。
もうね……小さいお姉ちゃんが酔っ払うと、笑い上戸というかテンション激高になってしまいまして、これがもうたまらんのですよ。
ここでちょっと「かわいいかも」と思ったら読んで損ないから! まじで!
 
まあ、お酒に酔うという「ダメな部分」だけが大人じゃないです。
ちゃんと人生経験積んできているので、中身は本当に大人なんですよね。
弟くんは出来すぎている上に無口なので「身長比較対象」みたいな感じがしますが、途中から出てくるモデル体型で身長の高い女の子、近藤由季(20歳)の方がどちらかというと僕らの気持ちの代弁者になってくれます。
同い年だけど小さい灯がかわいくてかわいくてしかたなかくて慕いまくっているんですこの子。しかし同時に、悩んだり行きまどったり躊躇したりしがちでもあるんです。そこを、灯が、支えてくれる。

見てよ。
同い年だけど、自分より立派に見えるこの灯の存在感!
ちっちゃいけどちっちゃくないよ!
愛しいよ!
 
小さくてかわいい大人、として「お姉さん」を味わえるのが弟くん視線。
かわいくてたまらないけど、安心して心を任せられる大切な人、として慈しめるのが由季視線。
うまーく二つにわけることで、灯お姉さんのかわいさ2倍です

また、気がきくんだこのお姉さんたら!
やっぱり「小さいけど大人」ってのがツボ中のツボすぎです。
結婚してください。
 

●きずな●

さて、これは電撃4コマコレクションシリーズの一つです。
放課後プレイ」や「家族ゲーム」も有名ですね。

恋愛だったり色々な「きずな」が描かれるんですが、ポイントはその媒介をゲームがになっているということ。
この作品もゲームが重要な役割を果たしています。
姉と弟。同い年の仲間。そういう灯を形作る大切なもの、それがゲーム。
たとえばこのコマ。

お姉さんがついキレてしまうコマなんですが、別に「あたしのゲームやるな」じゃないんですよ。
あたしと一緒にみんなでゲームやろうよなんですよ。
だから、お姉ちゃんが全力で怒るのも納得。
彼女はゲームに関して怒ってるんじゃなくて、「きずな」を守りたくて怒っている。
言ってることは一見子どもっぽいですが、実は誰よりもその点大人なんです。
 
個人的に自分はゲーマーなので、やっぱり作品の中でゲームは否定してほしくない。
ゲームは孤独なものじゃなくて、ゲームが生み出すきずながあるのを知っているから、そこを大切にして欲しい。
ゲーム好きな人じゃないと分かりえない、不思議な人間関係ってあるんですよね。ネトゲや対戦に限らず、RPGの話をみんなでするだけでもいい。
電撃4コマはこの点の軸が絶対ぶれていないので、安心して読めます。
 
ああー。
小さいお姉ちゃんとゲームしたいよ!!!
一緒にゲームするだけでいいですから!
いや、ちょっとギュッとさせて!
いや、我慢するから! ど、どうしよう!(パニック
とにかくミニコンでお姉さん好きな人は読んで悶絶すればいいよ!
 

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このマンガ、巻数書いてないんですが、明らかに半端なところで終わっている上に、あとがきで「今後ともよろしくお願いします」と書いてあるので続きそうです。
やばいわー。作画のゆとり先生はちいさくてかわいいお姉さんを描くためにこの世に生誕したとしか思えない。
あときずなの話で蛇足。

お姉さんすげー「きずな」を大切にする人なんですが、めちゃくちゃ「うがい」だけは弟と由季に強要するんですよね。どんなにルーズでもこれだけは絶対守らせる。
これがきっと灯さん(あえてさんづけ)の流儀なんでしょうね。
いやはや……ミニコンの人なら仕事で疲れて帰ってきた後にひらいてみるだけで癒される事間違い無しです。THE・断言。
 

 
しかし、「鬼灯さん家のアネキ」といい、「うちの姉さま」といい、「アットホームロマンス」といい、良質な姉もの4コマが実ってますなー。
たわわに。
やっぱり「だめなお姉さん」のよさは再認識しておきたい。
エロラブコメと見せかけて何気にシリアスラブな「鬼灯さん家のアネキ」が熱い。

だらしない変なお姉さんは好きですか。好きです。「うちの姉様」
キレやすくておませな小一女児は好きですか。好きです。「うちの姉様」2巻

 
今あらためて感想読んでましたが、「ちょっとだらしない女の人好き」って書きすぎだ。