たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

みっちゃんは本当に杉崎のことがすきだね!「みつどもえ204卵性」

ごたごたして二週間分溜まっていたので、一気に感想!
 
204卵性は一言でいうならば杉崎とみつばの愛情を確かめ合った回でした。
間違ってないよ。ほんとだよ。
 

●私と杉ちゃんの仲だもんね●

というか最近ずーっと「杉崎→ひとは」のかなり濃いラインが強かったので、杉崎とみつばの関係があんまり描かれていなかったんですよね。
杉崎は自分の心の支えになってくれるひとはを本気で慕っていました。多分プールで迷子になった回あたりからだとおもいます。
ひとはは丸井家における「母親」の匂いを匂わせている女の子。お母さん大好きな杉崎にとってはひとはは思いを感じ取ってくれる、手を握って同じ気持になってくれる、という思いもあるのでしょう。実際そうですし。
しかし今回のひとはは、珍しく自分の欲にまみれていました。

うん。
このほうがかつてのひとは、らしいね!
今までの杉崎がべたべたべたべたとひとはにくっついて慕っていたのを逆手に取って「私と杉ちゃんの仲だもんね」と言っちゃうあたりが面白い。やっぱり、親切なひとはではあるけど、・・・少々うざかったのかもしれません。
 

●みつばの、ほんとのところ●

みつばはというと。

平常運行です。
杉崎の家に行く=スイーツ三昧て。怒りの矛先が間違っているにもほどがある。
とはいえ杉崎ママは割とみつばを甘やかしているので、あながち間違ってないんですがー。
まあそれは差し引いても、みっちゃんが脳内メーカーをやったら「甘」と「食」で満たされていること間違いなしでしょう。
 
ところが、ここで布団をはぎとったときにみつばは杉崎のとあるものを見ます。

宮下は「なんだよあの態度は」。まあこれは普通の反応ですね。特にその機械みえていませんし。
チーム杉崎とはいえども、こうやって怒ることがあるんだなあと思うと、逆に親しさがにじんできて安心できます。
吉岡はいつものように「すごく具合悪そうだったね」と心配顔。純粋な子です。
で、みつばは?
あれだけスイーツギレしていたのに、急にしおらしくなってしまいました。
 

お得意の勘違い芸。
しかし勘違いを笑いだけじゃなくて人間関係の成長に結びつけるのがみつどもえ流!
吉岡はまあ、普通の反応。起こっていた宮下も勘違いで衝撃を受けて焦ります。
しかし、ここでもまだみつば、言葉を発することが出来ないんです。
 
人間驚いたら言葉がでます。キャーとか。えっ、とか。
しかしみつばは無言になるシーンが本当に多いです。
失敗して罪悪感を感じる時とか、人が悲しんでいる時とか。
今回は「杉崎の生命が危ない」と勘違いしてのこの顔。
みつばは驚き過ぎると、感情が高ぶり過ぎると、声がでなくなる子です。
逆に言えば、みつばが無言になっているときは、本気で心がゆれて危険域に達している、と言えます。
今、みつばの中で杉崎への心配、クライマックス状態なんです。
 
みつばは不器用な子です。
不器用だけど、三つ子の中でも感情の振れ幅が最も大きな子でもあります。
(つか三つ子って不器用な子ばっかりなので、そこがかわいいですな)

友人のために、本気で泣ける(勘違いだけど)。
ああ、いい子じゃあないか!

その後、宮下と吉岡は真相を知ってゲラゲラ笑うのですが(このへんは親しさの関係もあるでしょう)、自分の間違いの恥じらいもあってまたみつばは黙り込みます。
ここ、逆ギレしてもいいレベルの瞬間なんですが、黙るんですよね。
つまり、そういうことなんだよ。
みつばは杉崎が無事で安心したから、それでいいんだよ!
 
ひとは・杉崎で影に隠れつつあったみつば・杉崎ラインですが、これでまた復帰した感があります。
今後また楽しみですね。もっとガチで二人は仲良く喧嘩してほしいものです。
 
Made in USSR : みつどもえ204卵性 秘密は共有・・・しないとね/死ぬんじゃないわよ!!