ぼくは寝転がって松岡のぱんつを見たい、それだけなんだ「みつどもえ２１７卵性」

みつどもえ２１７卵性読んだよー。
いやあ、すばらしいですね。

友達思いの宮下な！
……友達思い……かなあ。
まあこういう時杉崎は割とパニックになりやすい性格なのですが、宮下ってパニックになったあとやクラスがひっちゃかめっちゃかになっている時妙に男前で落ち着いていたりするんですよね。
あんなに普段うざいのに。
ぼくはねえ、この宮下の「時々余計なことをしてしまう暴走感」と「最もクラスの中で落ち着いている安定感」と「脚」が大好きなんですよ！
宮下、アイラブユー、アイウォンチュー、アイニードュー。
　
しかし今日するのは松岡の話です。
　

●松岡は実はすごい霊能力者かもしれない●

ぼくね、松岡大好きになってしまいましたよ。
二番目ですが。
二番目でごめん！　宮下が好きなのは譲れないんだ！
でもほんとここしばらくで株が急上昇しすぎじゃないの？
　
何と言っても今回の松岡のクリティカル技はこれでしたね。

ダウジングー！（てれれれってれー）
……ロッドじゃない方なんだ！　時流的にロッドの方だと思ったのに！（例・オカルト学院、ストパン２）
ちなみにこれ、ダウジング用のペンデュラムと言います。振り子ですね。
とんがってるものが多いんですが、丸いものもあります。材質は様々。
オカルト的な要素として捉えられる場合が基本的に多いですね。何の力かは不明だけど水脈・金脈・あるいは捜し物にあたると揺れるというもの。長く身につけておくとその分力が蓄積されたり、その人との絆的な何かが生まれて、探す力が増すという話もあります。
同時に人の潜在意識を引き出す物、という説もあります。振り子の揺れが意識的じゃない部分で心理的に考えているものを引き出している、という考え方。まあ詳しくは分かりませんが言いたいことはわかります。
松岡の心霊アイテムって、コックリさんといい、深層心理的なもの寄りなものが多い？まあ数珠とかは違いますが。
　
で、ですよ。
今まで松岡の心霊アイテムってうさんくさいものしかなかったわけです。
ところが今回は、今回は……！

動いたー！！！！
　
……ってこれ、このコマさ、
松岡のおっぱい描きたかっただけでしょうのりお先生！
不自然です！　最高。
なんか違和感あるなーと思ったら今回数珠してないんですよ松岡。
そう、今回は松岡のオカルト能力を描きつつ、本当は松岡の色気を描く回だったのです。
　

●キューティーオカルティー松岡●

いやはや、この作品で最も「おかしい子」認定されていた松岡ですが、最近のかわいさ、特にラブレターもらってからや丸井家にお泊りしてからのかわいさの加速度が異常事態です。
そう、素材はいいんです。スクールガールな容姿、二つ縛りの髪型。小６女子らしい体型。
それが最近、確実にのりお先生によってブーストかけられています。
例えばこのコマ。

言っていることは相当頭おかしいですが、このコマの中身を脳内で入れ替えてみてくださいよ。
例。
「私も冬は嫌いだなっ。出かけるのに時間がかかって、あなたと一緒にいる時間が減っちゃうじゃない」
ほら！　ね！
言っていることが相当頭おかしいだけでかなり少女としてかわいらしい側の子であることが強く認識されます。
　
松岡がかわいいのはクラスの子達も認知済み。ようは「しゃべんなければ」というアレです。
まあみっちゃんなんかも「しゃべんなければかわいい」という認識をされているようなので、みつどもえの主要ヒロイン達は絵だけではなく実際この世界で「かわいい」のでしょう。
で、ですよ。
男子たちがここで驚くべき行動に出ます。

男の子達が杉崎の財布を盗んでいないかをダウジング中。
ぼくも！　ぼくもこの輪に入りたい！
松岡のぱんつ見たい！！
ぴくりとするけどね、股間が！
　
驚くべきことは、普段こういうの率先してやるのは千葉氏だったのですが、今回は男子が一斉に寝転んで松岡のぱんつ鑑賞をしているということです。
男子のエロスは比較的率直に描かれている作品だと思いますが、ここまで一斉に、積極的に「クラスメイトの子のパンツを見たい」という状態になっているのは初のような気がします。
まあ「ふむふむ」と言っているのは千葉氏だけなので、他の子はわからんですが、でもこの賢者モードのような顔、絶対見てますよね。
　
具体的に言うと、みっちゃんとかおがちんのスカートの中身って、見えすぎていてレア度が低いんですよ。
そりゃ男子ですから、見たくなくはないと思いますが、みつばのパンツなんて見てない人いないでしょうクラスで。
おがちんのははいてすらいないですからね。鉄壁ガード加藤さんがいるからマシですが。でも無防備なので多分みんな見えてる。
しかし、松岡のパンツはレア度が高い。
かつ見たいと思うほど男子の中で松岡は「かわいい」と認知されているというのがこれでわかるのですよ。
唯一ラブレターをもらった松岡。ほんとこの子、黙ってたら……までいかなくていいや、ちょっと常識を身につけて、「ただのオカルト好き」程度になったら激モテなんじゃないでしょうか。
明るいし、思いやりあるし、寂しがり屋だし、控え目なところもあるし。
うわあ……至れり尽くせり。
かわいい、松岡本当にかわいい。
個人的にはオカルトクレイジーな方が好きなので今のままの方が好きですが。
　
みつどもえ世界はループしつつキャラが成長する、通称「みつどもえ時空」なんですが、その理論で言うと松岡はうまく成長してますね。
オカルトがアイデンティティで、突っ走りすぎてみんなとかみあおうとすらしなかったころから育って、人間関係の中でオカルト好きを発揮していくようになりました。
松岡が可愛く見えてきたのは、そのバランスが保たれて、「みんなといる松岡」が見られるようになったからかもしれません。
好きだなあ松岡。可愛いよ松岡。
　

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最終的には「みんなかわいいよ！」になってチャンチャンってかんじですが、僕の中での宮下と松岡はちょっと心臓打ち抜かれたかのごとく好きが高まっています。ひとはなんかは「矢部っちとくっついてほしいなあ」的なかわいさなんですが、宮下と松岡は付き合いたい、ぶっちゃけ。
さてそれはおいといて。ちょっと漫画の技法の話も。

「みつどもえ」で多用される、一つのコマで色々なキャラが同時に動きながら、会話のやり取りによる時間軸も１コマに収まっている描き方です。
昔の漫画、あるいはアメコミに多い描き方です。これを、最大限まで見やすく、しかもキャラを引き立てる方法で描いているこのテクニック、すごい好きなんです。
６〜８ページという中でギャグをやる「みつどもえ」ですが、毎回３つくらいオチがあります。１オチ、２オチ、大オチ、というテンポ。それを詰め込んで組み立てるためにこういう会話のやりとりやキャラの挙動をばらまいておくのは、この作品を読み返すことで見つかる物が多い、というスルメ感につながっている気がします。
今回でいうと、すごい隅っこでしんちゃんとふたばが雪だるまを作っていて、全然メイン扱いじゃないんだけど、それが後々物語に絡んでくるという展開が面白い。
検証したら、クラスメイトのモブもちゃんと判明するのかもですね。おで子以外自分はちとわからないですが……。
　
Made in USSR : みつどもえ217卵性･･･昆虫採集？/一銭の価値もないってことよ