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「らんま1/2」の与えた性癖への影響は半端じゃないんだぜ

Togetter - 「みんなで「らんま1/2」の話とかしようぜ!」

延々とらんま1/2」の話をしていました。
なんでかというとMXで再放送中だからです(当然こっちでは見られませんが)。
 
いやはや。
やべー。らんま好きすぎる。というかぼくの青春。
連載当時はらんまとパトレイバー、で完全にサンデー派だったぼくです。
よく女らんまの模写とかしてましたねー。
一番好きなのはなびき姉ちゃん、そしてうっちゃん。特別枠女らんま。あかねはショートカット派です。
 
みやもさんも言っていますが、ぼくもこの作品で人生がガラっと変わった感があります。
ぼくの道を変えたのは「ナディア」「らんま」「パトレイバーと言っていいです。あと王立宇宙軍とかナウシカとかオーケンとかいろいろありますがアニメ・マンガに関しては。
中でも「ナディア」と「らんま」はぼくの性癖に多大なる影響を与えました。
この意見が、今だからこそ胸に残ります。
Twitter / Nissy: @tamagomago さっきから、らんまに関するツ ...

あの作品てなぜこうも性の琴線に触れるのか不思議に思うレベル

ほんとこれ思います。
なぜだ? なぜこうも?!
主観で話します。性癖なんて主観なものです。
「ぼくがらんまから受けた性癖的な影響」をちょっと考えなおしてみました。
 

●1・「濡れる」という行為●

実はぼく、極度の「お風呂シーン大好きっ子」です。子じゃねえ。
ほんと重症なんです。お風呂シーンが好きで好きで。温泉物エロ漫画とかだいたい買います。
全裸が好き・濡れているのが好きなんですね多分。すっぴんで。
で、これ間違いなく「らんま」によってトリガー弾かれました。(全裸は「エスパー魔美」で)
おそらく露出度順で言うとらんま>シャンプー>あかねの順だと思います。この子たちは本当にお風呂シーン多かったですね。他の子もお風呂シーンあるんですが、それほどでもない。
なぜなら理由は簡単。
らんまとシャンプーはお湯を被らないと元に戻れないからです。
水をかぶると女に・ネコになってしまうから、お湯に入らないといけない=お風呂シーン。
なら、お風呂シーン不自然じゃないから仕方ないよね!(鼻の下を伸ばしながら)
これですっかりウェットな女の子好きが自分の中に目覚めました。
実際は思ったほどお風呂シーンはないんですが、なんか当時は「めちゃくちゃあった」ような印象があります。とりあえず女らんまが正々堂々と女風呂に入るシーンは最高だと思います。
 

●2・大雑把な女の子かわいい●

あかねはまあ普通に恥らいのあるしずかちゃん状態なので、それはそれで性的にワクワクしていましたが、シャンプーと女らんまがやばいね。
シャンプーってまったく恥じらいないじゃないですか。平気でスポポーンと脱ぐ。らんまの前とかで。さすがに男の前では脱ぎませんが。
あの大胆さにノックアウトでした。まあこの点に関しては「うる星やつら」経験者は通過済みでしょうか。
あとGUGUガンモとかね。サンデーぱないの。
そして問題は女らんまです。
あの子(?)濡れたらすぐ上脱ぐじゃないですか。男だったらたしかに濡れたらTシャツすぐ脱ぐのでまあそのとおりだよなあと思うんですが、男の行動を女の子がとるとこんなにもエロいのか!と衝撃を受けました。
性転換については後ほど書きますが、女の子がとる男性的行動に心奪われるようになったのは間違いなくこの瞬間でした。テキトーに服脱ぎ散らかしたり、男のようなぎこちなかを女の子がとるとこうもかわいいのかと。
女らんまがギクシャクするシーンで、がにまたになったりカチンコチンになったりするのも股間にきましたねえ。ぎこちない女の子ってかわいいのです。
中身男だけど!中身男だから!

このらんまのぎこちなさとか最高。
もう一人だらしなさでいえばなびき姉ちゃんを忘れてはいけません。
Twitter / あまね丸: なびき姉ちゃんもビッチっぽくてエロイなあ。あ゛〜俺は ...

なびき姉ちゃんもビッチっぽくてエロイなあ。あ゛〜俺はどうすりゃいいんだよう。あとね、なびき姉ちゃんが部屋で寝っ転がりながらエロいエクササイズしてるシーン。こういう自分の部屋でくつろぐとか風呂上がりに頭にタオル巻いてるとかそういうシーンひと昔は多かった気がします。こういうの好きです

結構しつこくうちのブログでも言っていますが、ぼくの中の「だらしないお姉さん好き」はこのへんに確実に影響を受けてます。いい意味で。ほんとなびき姉ちゃんに出会えてよかった!
ひとつ屋根の下にいるだらしなくてこっちを「男」として見ていない女性ってぐっとくるんですよ。
まあ、あかねはヒロインなので壁があるんですが、なびきってそのへんの距離がほんと「姉ちゃん」なんですよね。かすみはもっと天女に近い感じなので、やっぱりなびき。そこがいいなびきさん好きです!

 

●3・性感帯●

女らんまって背中弱いんですよね。
よく八宝斎に背中をツーっとやられて「ゾゾゾゾ」てなって切れたりしていました。
まあ高橋留美子先生的な独自のノリなんですが、それが当時のぼくにはビビビっときましてね。
なにがどうゾゾゾなのかがわかるか分からないかの時期ですよ。で気づいちゃうわけですよ、ああ、あれは性的に気持ちがよくなっちゃってるんだと。違うかもしれないけど! ぼくはそう思ったの!
後述の性転換にもつながりますが、女の子キャラの性的感覚がわからない時期にこれを見ると、なるほどこういう風に気持ちよくなるのかとスムーズに入ってくるんですね。だって女の子の身体で感じているのは男乱馬ですから。
ソフトタッチ大事ということを学びました。いやどうかな。
 

●4・百合っぽさへの好奇心●

らんまは百合ではないです基本的に。
しかし女らんまとあかねorシャンプーのツーショットに、ハッときたね!
ぼくは大の百合スキーなんですが、最初から「女の子同士」が好きだったかと言われると自信はありません。
ですがらんまのツーショットで「あれ、男と女が並ぶより、こっちのほうがよくない?」と感じるようになったわけです。
これはやられたなー。女の子同士だからいいじゃん的なツーショットも可能ですし、逆に女の子同士なんだけども中身男だから恥じらっちゃうというのも描ける。なんて便利な!
 

●5・性転換(トランスセクシャル)●

さてここですよ。
「女の子ってどんな状態なんだろう?」が分からない青少年に、的確な性の興味を満たす物を与えてくれましたね。らんまは。
まあ入れ替わり物(中身が入れ替わるタイプ)と変身物(らんまみたいに身体が変わるタイプ)でちょっと違うんですが、らんまは明確に男女ともに「自分の身体」なのがポイント。気兼ねなしに女の身体も使えます。
上にも書いたように、女性になった状態でどのような感覚を得るかの想像をどれだけめぐらせたことでしょうか。自分がらんまと同じ状態なら間違いなく身体見まくるしまさぐりまくりますが、乱馬が格闘家で男であることを誇示するのでそれをしないのもいいですね。いや、こっそりしてるかもしらんけどさ。
内側から「女の子ってなんだろう」を感じさせてくれた。この点においてらんまは偉大でした。
同時に「男が中身にある女の子」の魅力を描いているのもポイントです。ようは「これは男、男だから!」と一生懸命思い込んでも、いかんせん女らんまがかわいすぎて惚れそうになるんですよ。
今思うと実は「男の行動を女の子がとっているからかわいい」という結論になるんですが、当時は迷いましたねえ。女らんまが好きと言っていいのかどうか。言いづらいよ。なんて巧妙なワナ。
間違いなく当時の自分は女らんまに欲情していました。あのぷりんぷりんのおっぱいとふとももは揉みしだきたかったですね。今も欲情余裕です。つうか知識がついた分今のほうが悪化してます。
またねー、らんまが小さいのがいいよね。あかねより小さいんだよ。こんなん見せられたら「クラスの友人男子が性転換したらかわいい女の子になったけどどうする?」みたいな問を言われたら「そりゃ欲情するよ!」と答えるようになっちゃいますよ。ねえ。
ただ、らんまには変身する瞬間が描かれていません。これもキモになっており、多分あえて描いていないんだと思います。
それで想像力が育っちゃうんですね。どうやって男から女になっているのか。
かの有名な(有名か?)「妊娠らんま問題」は20年以上語られ続け未だに解答が出ていません。
当たり前だと思った「変身」にメスを入れる・妊娠らんま問題を起点に考える「変身」メカニズムの判定手段 【▲→川俣晶の縁側→無意味監獄】
あほニュース.zip 女らんまに挿入中にお湯かけたらどうなるの?
昔あったwikipediaの「妊娠らんま問題」面白かったんですけど削除されちゃいましたからねえ。どこかにログないかなー。
いまだに解答は出ておりません。
Togetter - 「平野耕太「女らんまとの最中にらんまが男に戻ったら入れてたちんこはどうなるか」」
女らんまとセックスすると、どうなるのか問題 - 最終防衛ライン2
きなこ餅コミック 乱馬とらんまの間には、深くて楽しい夢がある
最初のtogetterでもネタになっていますが「乱馬×らんま」のセルフカップリングは実は本当に一大ジャンルになっており(別にでかいわけじゃないですが)、結構描いている同人作家さんもいます。
それって自分で自分だから自慰なんじゃないの?となるかもしれませんが、いいんです。自分とまぐわうというのは永遠のテーマなのです。最近だとハルヒの「キョン×キョン子」なんかもありますね。
TS(トランスセクシャル)をらんまでこじらせた人、「待ってました!」と喜んだ人は多かったでしょう。
 

●6・強い女の子のセクシャリティ

実はこれがぼくにとってはTSよりも深いんじゃないかと思いますが女の子たちが強いことにドキドキしてしまうようになったのですよ。
まあらんまの時期までにはすでに「戦う少女像」は出来始めていると思いますからそんな斬新すぎることじゃないんですが、屈強な男達の中で強かったチュンリー不知火舞と違って出てくる女の子がほぼ全員強いということに興奮しちゃったんですね。
ヒロインのあかねも相当つよいですもの。うっちゃんやシャンプーやルージュみたいな正統派に強い子もいれば、ひな子先生みたいな変化球まで全員強い。かすみとなびきは別の意味で強い。男どもももちろん強いんですが、るーみっくわーるどではこの当時は「女>男」です。M心そそられます。
その頂点に立つのが女らんまというね。男らんまの剛拳もかっこいいんですが、女らんまのしなやかな中国拳法の美しさにはメロンメロンでした。おかげさまでちょっとだけ長拳習っておりますテヘ。
格闘美少女は今でこそ多いですが、自分がそこに異常に惹かれるようになったのはらんまの影響大なのです。戦う女の子に性的なものを激しく感じる理由はよくわかりませんのでフロイト先生にお願いしようと思います。
 

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ほんとらんまは大変なものを盗んでいきましたね。
おかげさまで健康優良不良大人に育ちました。
 
本当を言うと、「らんま1/2」って日本の艶笑譚を正統的に受け継いだ作品だと思うんです。
エロいのって楽しいよねと。健康的です。そこに純情ラブコメをかけあわせた化学反応でした。
 
アニメもマンガも、今見ても十二分に面白い作品だと思うので、未見の若い人はこの機会に見るのをオススメしたいです。

らんまのOPとEDは秀逸な物ぞろいですが、個人的には「虹と太陽の丘」イチオシ。

 
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Togetter - 「雑考#7:らんま1/2考〜あかねはなぜ髪を切られたのか?」
もうひとつの「髪の毛を切られなかったあかね」の世界を考えさせる面白い内容なので是非。