たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ジンバブエについてしらべてみた。その1

高校の試験の時は「陣羽織はおって笛を吹く」とごろあわせで覚えてました、たまごまごです。
ちなみに「スリジャヤワルダナプラコッテ」は「スリだな、悪だな、ブラ取って」と先生に教えてもらいました。ワルだな。
にしても1000%ってのはなかなか理解できない数字です。今日10円だったうまい棒が一週間後にはなんと1万円に!!
とは言ってますが、ジンバブエという国は位置すらわかりません。アフリカのどっかだよなあ。
うまい棒が1万円になる国ってのはどんなものなのか、ジンバブエについて調べてみました。
 
まずは位置から。
なるほど、南アフリカのすぐそばのようですね。名前は「石造りの家」という意味。人口は1000万人程度、公用語は英語、ショナ語、ンデベレ語。これでしりとりの「ん」の続きがひとつ増えたぞ。
んでこちらが国の公式HP。おおぅ、高層ビルがあるよ。まったく未開の土地という感じではなさそうです。
一応日本も肉を輸入していたようです。鳥インフルエンザで今は禁止されているようですが。
日本人は行こうと思えば行ける土地です。「十分注意してください」は警告レベル1、タイエジプト程度です。十分みんな行けますね。ちなみに「渡航の延期をおすすめします。」「渡航の是非を検討してください」「退避を勧告します。」と続きます。退避を勧告します、はアフリカではソマリアコートジボアールエチオピアなど。行ったら死ぬよ、死ぬからネ、まじ死ぬからな!というレベルです。というか行ったら連れ戻されます。
 
ジンバブエwiki
かつてはかなり豊かな国だったようです。しかし、1985年からずっと一人の大統領が権力を握って、強権政権が続いているそうです。その名もムガベ
ムガベときいてピンと来た人はすごくニュースに鋭い方です。3年前に小泉総理との会見をすっぽかした人です。
ムガベ政権はさまざまな方面から叩かれてひどいありさまのようです。あまりにひどいのに他の国にするため、国際通貨基金IMF)をもじって(It's Mugabe's fault=ムガベの過ち)の頭文字だと皮肉っている様子。
あらゆる層から非難をうけたムガベ政権は「黒人は白人の土地を乗っ取ってもかまわない!」的発言をします。なんぼなんでもむちゃくちゃだろう!ムガベにとっては土地は支持を得るためのアイテムでしかないようです。ひどい^^;
それでも国民はあまりムガベを支持せず(そりゃそうだ)しかし言ってしまったために黒人たちが農園などの占拠をはじめます。この時点で崩壊への道をたどっていったようです。
土地のバランスがくるえば経済も狂う。
あまりにインフレすぎてお札そのものがなくなってしまうほどです。
インフレというと昔ドイツ人とかがお札のつまったトランクを抱えてる絵柄を思い出しますが、ジンバブエはさらにひどく、お札すらありません。銀行にお金を預けると現金がないのでお金が戻ってこない始末。所持金はふくれあがり、現金はなく、物価も高騰。なんかこの時点で気が狂いそうです。
 
女性がタンポンを買えず新聞紙でなんとかしているありさま。(なんでも評点)
以下引用
『あるとき、クマロ書記長の訴えを真摯に受け止めた議員が国会で問題提起しようとしたが、閣僚たちは腹を抱えて笑い転げるばかりで、まともに取り合おうとしなかった。
クマロ書記長は、市民集会を開き、安価な生理用品の供給を訴えるスカーフを配った。しかし、こうした一連の活動を当局が問題視し、彼女を22回も逮捕した。取調べ中、折れた前歯が鼻に食い込むほどにまでなぐられたり、膣内にAK-47の銃身を差し込まれ、出血するまで押し込まれたことさえあった。』
なんだろうこの非現実的な世界は!?あまりに人の道から外れすぎていて理解の範疇外です。文章で読んで想像が及びません^^;
閣僚たちが笑ったのは「生理用品?それどころじゃネーヨ!www」ってことなのかもしれません。しかし女性にとっては大きすぎる問題です。こんな不衛生では病気の感染率も高まるばかりです。
交通事情も乱れるばかり。
車が買えない→バスに乗らざるを得ない→バスはワイロがないとやりとりされない→バスの本数は減り、運転や環境も悪化。もう雪崩式にひどいありさまに。いつ事故にあうかわからない危険。乗ることがいやになるくらいのようです。
 
一応ソマリアなどに比べれば安全と言われてるこの地域(ってかソマリアがひどすぎるのか)、しかし実情はかなり深刻なようです。
 
まとめきれないのでもうちょい続く。