たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

胎内で聞く音楽を、胎外で聞く。

ぼんやりMステ見てたら紹介された「ほーら、泣きやんだ」シリーズがものすごい気になっています。たまごまごです。
「ほーら、泣きやんだ」
ハートビートCD(マルチメディア/インターネット事典)

妊婦さんのご了解を得て、予定日を超過して人工的に陣痛を誘発させなければならない妊婦さんの子宮頸管を成熟させるために挿入するメトロイリンテルというゴムの風船の中に、超小型マイクを仕込みました。そして、お腹の外で奏でる様々な楽器の音を収録して、その「ボワン」とした感じの音を再構築することによって音楽を作りました。この方法により、安全でしかも胎児が聴いているものと全く同じ音を組み合わせた子守歌が誕生しました。

1995年に「クラシック編」が発売されたそうで、もうかなり長い間使用されている技術なんですねえ。
胎内で聞いている環境を再現することで、乳児にリラックス効果をもたらすのが目的らしいですが、まさか「再現」じゃなくて本当に子宮で録音してるとは!超リアル志向ですね。子供にウソは通用しないってことかあ。
これちょっと色々な音楽で試してみたいですね。どんなふうに聞こえるんだろう。あとデスメタル好きな親の子供はデスメタル胎内音楽で眠りこけるものなんでしょうか。色々気になります。
 
もっともこの話を聞いて「胎児よ胎児、なぜ踊る」という「ドグラマグラ」の冒頭を思い出したのは自分だけではあるまいと信じています。