たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

無機質ボーカロイドという、未来のイヴへ。

WEB拍手より。

ボカロの話題が多くて楽しく読ませていただいていますw
少数派かもしれませんが、ミク→葱、メイコ→酒飲んで大暴れ的なイメージが苦手です…ボカロの「人格の無いお人形」的が好きです。
「すべてマスターの意に儘に」な完全無機質無人格萌えってあまり見ない気がします…「無」に「萌」は発生するんでしょうか…

ボーカロイドは、楽器としてもキャラとしても存在としても未来絵図としても好きです!ミクとリンとMEIKO持ってるのに使えません!自慢になりません!
 
はて、ところで人格なしの話ですが、おっしゃるとおりだと思います。
そもそもクリプトンが「あらゆるイメージに対して自由に受け止められる、母性のような存在でありつつ偶像のようであってほしい」として作ったそうなので、「無」も個性のうちだと思うんです。キャラがあってもいい、なくてもいい。何でも受け入れます。そして元は無垢なものだ、と。
あくまでも「ネギミクはかわいいよね」というだけであって、絶対ではないですし。
 
ボーカロイドって、未来型のロボット、特にこちらが操作するAIのないタイプのような要素も持ち合わせていると思います。そのようにして扱っている人も多いと思います。
それがミクの抜けた感じの声をさらに無機質にすることで生まれる「萌え」は十二分にあると思います。「GS美神」の「マリア」を思い出します。
むしろそちらの無機質ボーカロイドのほうが、未来のイブな感じもしますよね。ああ、ロボットよ、アンドロイドよ。君は電気羊の夢を見ない。
 
加えて最近書いていたように、キャラ性をまったくもたない楽器としてのボーカロイド大好きなんです。もともと楽器ですしね。あとはいかに表現するかの個性とのぶつかり合い。
ボーカロイドはキャラ方面、無個性楽器と、さまざまな方面へ今後ますます伸びていきそうでワクワクがとまりません。昔見ていた未来へのビジョンを感じるんだ。
 
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