たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ギャルゲーで全キャラクリアなんてできないよ・・・!

WEB拍手より。

とらドラP買いましたよ、わっほぅ!このためにPSPごと。ネタバレに定義されるようなことは言ってませんが一応ご注意をば。
 
よっしゃーみのりんエンドに向けて一直線だぜえ、と息まいてたらプレイ開始い1時間でいきなり亜美ちゃんバッドエンドでした・・・orz
早いよ・・・。しかもそのエンドですらエンディング曲が流れてなんだかいきなりすぎるよ・・・と思いました。
でも数ある選択肢の中から複数個選ぶイベントで、同じ選択肢でも選択した順番で結果が変わるとかやりこみがいがありそうです
もちろんみのりんはゲームでも最高に可愛いです。発売まで生きてて良かったです

いいなああいいなあああ!
そろそろPSPを買う時期が自分にも(略
評判もよいし、ゲームとしてやりこみがいがありそうですね。
はてそれはともかく、このゲームやったとしたら自分、絶対みのりんエンド以外が出来る気がしません。
他のキャラ攻略とか出来る気がしないんです。
もちろんみのりんが好きだからなんですが・・・。
 
というのも、今アマガミをやっているわけですよ。

アマガミ(特典なし)
アマガミ(特典なし)
posted with amazlet at 09.05.02
エンターブレイン (2009-03-19)
売り上げランキング: 56
一回目のプレイで、まあ仮面優等生かなー、もじゃ薫かなーなんて思ってたら、梨穂子さんにフォーリンラブでした。
もうね、だめなんです。
二回目とか三回目とかやっても、どうしても、どーーーーしても。
梨穂子イベントをスルー出来ない。
じゃあナカヨシエンドにすればいいって?
むりだよ!
だって、梨穂子は、ずっと幼なじみのポジションにいて、でもそれで何も言わず黙ってついてきてへらへら笑っていたけど、本当は橘さん(主人公)のことが・・・でも言えなくて・・・っ!
こんな子を、こんな一途でいい子をスルーして他の女の子のところにいけるわけないじゃん!
分かってる、ゲームだって分かってるんだ。
分かってるけど・・・この子を「ナカヨシ」でとどめておいて、他の子といちゃいちゃなんて・・・できるわけ・・・ないよ・・・っ!
 
キモいですね。
でもだめなんです自分。
ギャルゲーで一人のキャラが好きになると、もう他の子のルートいけないんです。
ましてや「幼なじみ」はもうだめです。絶対だめです。
10年たってもビアンカに決まってるだろう!ティファに決まってるだろうっ!
 
こんな性格なので、ギャルゲーをやると(アマガミだと)8分の7は損することになります。
割り切れない、割り切れないんだよ・・・。
 

●「パラレル」と「別世界」の違い。●

で、自分は「とらドラ!」のみのりんがとてつもなく好きです。
アマガミ」の梨穂子が万歳するほど好きです。
プリキュア5」のりんちゃんが転げ回るほど好きです。
けいおん!」の律がどんとこいですなほど好きです。
苺ましまろ」の千佳が恐ろしくなるほど好きです。
「性本能と水爆戦」の(以下略
 
こう書くと「やっぱりオタクだ、嫁の数多いな!」と思われるかもしれません。はいそうです。
ですが、これらはそれぞれ「別の世界」なわけじゃないですか。絶対にかみあわないわけです。
だから、「その作品内で好きで仕方ない」のはいても、それらのトップを抜き出した上で「誰が一番?」とか聞かれても困っちゃうわけです。全部一番だから。
 
しかし一方で、同一作品の中の他のキャラに対して「好き」という並列の一位を保つことがなかなか出来ません。
まあプリキュアとかなら「のぞみもかわいいよね」で済むから何にも問題ないんですが。
問題はギャルゲー・エロゲーですよ。
一人を好きになったら、もう一人を切るしかない
なんて恐ろしいシステムでしょう。
だからといってハーレムエンドになれば幸せかというとそれも違う。だって、そんなのそのヒロインが望んでいるとは限らないですし。
 
ええもう、わがままです。
どうにもならんのですこの心境。
どんだけ思い入れしてるのキショい、と思われるかもしれません。全く持ってそうです。が、ほんとどうにもならないのです。好きだから。
自分はエロゲー「セックスフレンド」が大好きなんですが、あれはメインヒロインが明確でほぼ一人中心に話が進んでいくから、なのかもなーと改めて思いました。
 

●「今幸せなこの瞬間」への憧憬●

ギャルゲーの世界って、幸せですよね。
女の子いっぱいのマンガの中って、幸福ですよね。
具体的に言うと「らき☆すた」とか。あれって女子高生がうだうだとふつーの生活を送っている、その「当たり前の幸福」のお話じゃないですか。
ほんとストーリーもなにもない、その何もない当たり前の幸せ。
「その瞬間の幸福」はボクラにはもう手に入らないわけです。男だし。もう大人だし。
今幸せじゃないわけじゃないですよ。今は今で楽しいです。
だけど「高校時代の幸せな瞬間」がもううらやましくてしかたないんですよ。
恋愛沙汰も、色々どろどろしたところを知る前で。なんだかもうピュアで、お互い好きで好きでしかたないのに言い出せなかったりする友達以上恋人未満だったりして。
そこを踏み出して「恋人」になりたい反面、「友達」のままで永遠に過ごしたかったりするんですよ。みのりんが選択した道にも似てますが、非情にも時は流れます。
しかし受取手である自分はその時間がとどまる瞬間を、自分で選んで、お風呂につかるようにたゆたうことができます。
それがほしくて、ギャルゲーやったりアニメ見たりしちゃうんです。
 
アマガミ」はそういう部分がものすごーく濃厚なわけですよ。
年代はなんだか90年代チックだし。みんな垢抜けないし。
ああ、ここに求めていた「青春時代(笑)の憧憬」がある!と。
 
ずっとそのままの、この楽しい時間の中にいたい。
いっそ時間が止まればいいのにね。
 
とはいえ、それらが「過ぎ去った」今だからこそ言えます。それが「過ぎ去る」時間だからこそまばゆくて尊いんだ、と。
そんな憧憬を、いろいろな作品に見つけては、あっちこっちへと飛び回り、反芻するんです。
だから今は「けいおん!」。きっと終わる時に、また泣くんだろうなあ・・・。好きすぎて最終回見られる気がしません。
 

●「俺の嫁」ではない●

そんな「憧憬」が見たい自分なので、ゲームでもアニメでも「俺と○○」という発想になかなかなりません。
以前かーずさんが「俺とくっつかないんだったらいらいらするからいらない」的なことを言っていて「ああ、確かにギャルゲーの楽しみ方ってそうだよなあ」とは思ったんですが、自分は別にそのキャラとつきあいたいとかよりも、「その空間が見ていたい」に近いです。
もっとも「俺の嫁」は語呂がいいので、ついつい「キャラ萌え告白」としてつかいやすいんですけどね。
だから、とらドラ!みのりんはあくまでも「俺」じゃなくて竜児とくっついて欲しいわけです。そうすると大河が・・・泣いちゃうんだけども・・・。
ほんっと、恋愛ってしょっぱいな。
疑似だけどな。
 

                                                                                                                                            • -

 
こんなくだらない事に夢中になって、本気泣きできる自分があんまり嫌いじゃないです。
それも含めて楽しいのですよ。困ったもんです。
 
〜関連記事〜
幼馴染…それは近いから戸惑う存在。ぽっちゃり幼馴染、桜井梨穂子さんに愛をこめて
「とらドラ!」の二次創作って難しいよね
そうさ、みのりんの人生はまだまだ続くんじゃよ。
やべえ、こういう記事って後から見返すとすごい恥ずかしい。
でも好きなんだよなあ。好きなんだよう。