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「超弩級少女4946」の二巻は、GTS(巨大娘)フェチを思う存分詰め込んでくれているゼ!

超弩級少女4946」の二巻を思わず二冊買ってしまいました。ナチュラルに。
なんでかわからないけどそうだったのです。
たぶんめっちゃ好きなんだと思います。
「超弩級少女4946」から見る、巨大娘のフェティシズム
少年漫画的にきちんと読むと非常に面白い描写が多く、見どころのある作品だと思いますが、正直自分は巨大娘(GTS)フェチとして興奮しないわけにいかないのでそんな話しかしません。
というかさせてください。GTS好きなんです。
 

●巨大娘フェチその1「飲み込まれたい」●

はて、ヒロインの巨大少女まなは、人間の魂を少しだけ取り込むことで強大なパワーを放つ、という設定になっています。
まあ魂取られたら死にかねないので諸刃の剣どころじゃないため、まなはその手段を猛烈に拒絶するんですが、熱血少年マコトは「おれを飲み込め!」と言うわけですよ。いいシーンですね。

そんな素晴らしいシーンなんですが、これがもうムズムズきます。
 
巨大娘フェチの一つに「飲み込まれてみたい」というのがあります。
冷静にシチュエーションを考えたら非常にえらいこっちゃなんですが、ほら、性癖って真剣に考えるものじゃないので。ファンタジーなので。
大きな女の子に丸呑みされる、というのを見て体のどこかがムズムズする人は、決して多くはないけど0ではない・・・はず!
 
ようは一体化願望と近いんですよね。噛み殺されたいわけじゃないんですよ。丸呑されて体内に収まりたいんです。
心理学的には胎内回帰願望に近いのもあるんでしょうか。まあアソコから入りたい、って方がかえってわかりやすいですよね。でも丸呑がいいんです。
かといって消化吸収されたいわけでもないです。「丸飲みされる」というシチュエーションがいいんです。
あわせてこのコマは「何かを食べる女の子はかわいい」「女の子の口はいい」というのもきちんとおさえていて非常にすばらしい。男の子の方も靴をわざわざ脱いでいるあたり(服は来てるのにね!)あくまでも「臓器」に入るんじゃなくて「女の子の中」に入ることをしっかり踏まえているのが本当にすばらしい。
まあ一体化とか女の子の中、とか書いてて思いましたが、丸呑されるというのはセックス的シチュエーションを想起させるんでしょうね。

そのあとに吐き出すってのもいいですね。
 

●巨大娘フェチその2「潜り込みたい」●

こっちの方がわかりやすいフェチの一つ。
巨大な女の子の体を這い回りたい、髪の毛に埋もれたい、というもの。

このシーンは非常にダイレクトでゾクゾクしましたねえ…。
特に髪の毛の中をもぞもぞしたい、というのは有り得ない願望であるがゆえに、魅力的なシチュエーションのひとつです。まさに密林探検。
 
「這い回りたい」「潜り込みたい」シチュは、女の子の触感を全身で味わいたいというのはもう当然あるとして、もう一個大事なのはにおいです。
ここに潜り込んでいるのはマコトのお父さんなんですが、その台詞が素晴らしい。今回素晴らしいばっかりですな。

くはーっ、たまらん! 濃厚な女子の香りのカルテットやー!!

本当にバカだな! 僕の気持ちの代弁のようです。
願望としては例えば「自転車のサドルになりたい」とか「虫になって女の子にくっつきたい」という半分冗談半分本気に似ていると思います。
巨大だから肌の毛穴のサイズが…とか言ってはいけません。体臭が…とか言ってはいけません。
巨大でも肌はぴちぴちつるつる、シャンプーの香りと女の子の体臭がまじってほのかなにおいのする髪の毛の中をもぞもぞしたい。
というファンタジーなんだよ。
 

●巨大娘フェチその3「巨大な少女を苦しませたい」●

今度は結構倒錯した趣味です。
ウルトラマンが怪獣にやられているのを見たときになぜか興奮した、というのは結構色々なところで聞きます。オーケンだけじゃなかった。
ウルトラマンが小さかったら意外とそうはならない気がするんですよね…なんでか自分でもわからないんですが。
たぶん明らかに自分たちよりも力が強大なものがねじ伏せられることで、何らかの自分の中のサディスティックな快感が首をもたげるんだと思います。

このシーンは妖術的なもので巨大なまなが縛り上げられるという、かなり特殊なシーン。しかも小さな少女に刀で切りつけられています。でかいからあんまり大怪我になってないのもポイント。
たぶんこれ見て「ガリバー旅行記」を思い出した人も多いんじゃないでしょうか。この場合は縛り付けている人間(対比的には小人)側のサディスティックな感覚も描かれているでしょうし、同時に縛り上げられている巨人(ここではまな)側の、力の差があるのに追い詰められるという環境のマゾヒスティックな感情も読者に与えられている気がします。
 
巨大な少女がほぼ無抵抗状態で、しかも精神的に追いつめられて赤子のように泣きじゃくる。かなり記号としてフェティッシュ極まりないシーンです。
この「超弩級少女4946」は設定が「いやでもなんでも怪獣と戦う」というものなので、必然的に痛めつけられるシーンが増えまくります。いやあ素晴らしい。
ウルトラマンもそうですが、これ女の子がやられない安心感みたいのを自然に持っちゃってる気がします自分。ひどいめにあっても、刀で切られても、怪獣にかみつかれても、彼女は大丈夫!という。だから極度な痛みもドキドキしながら見てしまう。
ひどい話です。が、否定はできません。

ここだけ抜き出すとわけのわからないシーンですが、これ実は特訓と称して、橋にしばりつけたまなに鉄骨をクレーンでぶつけるシーン。
サディスティックにもほどがあるよ東先生!     素晴らしい。
鉄骨を腹に受けてうめく巨大娘のフェティッシュさは、筆舌に尽くし難いものがあります。なんでこんなのをわざわざチョイスして描けるのか・・・。「ひどいシーンだね!」というのは簡単なんですが、そこに(一部の)読者のどろりとした欲望を引き出してほの暗いニヤニヤを引き出すんだもの、見事なものです。
子供のときに読んだら、なんか色々なもの目覚める子絶対いるでしょうなあ・・・ウルトラマンラバーフェチに目覚めたりSMに目覚めた人が実在するように。
 

●巨大娘フェチその4「覗き込みたい」●

「大美人」というゲームがあります。

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・・・
おっと! 間違えました!
 
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こっちです。
大美人こと双葉理保のまわりをぐるぐる飛び回るゲームなんですが、このゲーム考えた人はアホか天才かのどっちかだと思います。
なんにせよ、巨大な女性は巨大であるがゆえに周囲をぐるぐる回り込めますし、なんといってもそう、下から覗き込めるのです。合法的にというより、そうならざるをえない。
たとえばこのシーン。まなが戦うすごくいいシーンなんですが・・・。

妹さんとまなが通じ合う大事なシーンなんですが。
この角度は、巨大娘じゃないと有り得ないわけですよ。
女性の体をくまなく見たい・・・そんな正直な欲求を巨大娘は満たしてくれます。
 
実はこの「超弩級少女4946」は書店によって「出張外伝」が付いています。
これがまあ、天才的なほどに巨大娘フェチをよく説明した漫画でして。
怪獣と戦うまなをしたから撮影するために命をかける男たちの物語なんですよ。
なので、2巻を買うGTSフェチの方は、その小冊子付きを熱烈にオススメします。
とらのあなメロンブックスでは付いていました・・・その二つで買ったのだよなあ自分。)
まなは巨大すぎて服を着られないので貫頭衣のみで下着無し、というのが非常に巧みな設定すぎて拍手喝采です。
貫頭衣のかわいらしさもありますが、なんといってもその健康なお色気を不自然なく見せてくれるのが本作の魅力だと思います。
 

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なんだか我ながら書いていて、こんなにGTS好きだったのかと驚くばかりですが、たぶん「超弩級少女4946」でGTSに目覚める人は多いんじゃないかと踏んでいます。そのくらいとにかくまながかわいいですし、巨大娘のフェティッシュが見事なまでに詰め込まれています。
そもそも「丸呑み」フェチの面白さを作品のストーリーに絡めたのが見事としかいいようがありません。またこの展開が熱血でかっこいいんですわ。
ここまで「巨大」とかいっておいて手のひら返すようでなんですが、まなが極めて普通の女の子である描写が丁寧にされているあたり、非常に好感の持てるさわやかな作品です。ってぼくがいっても説得力ないよねー。
 
関連
「超弩級少女4946」から見る、巨大娘のフェティシズム
ぷるぷるたいむ(東毅先生オフィシャル)
作品詳細 超弩級少女4946
ちょうど2巻の終わったところから続きが読めます。
巨大娘 - Wikipedia
やたら詳しくて・・・うれしい・・・。
 

前も貼りましたが、あんまりにもよすぎる出来なのでもう一度紹介。非公式MADです。
アニメ化したらまな役は新谷さんがいいな!