たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「ローズ・イン・タイドランド」みてきた。

世界一受けたい授業」を見ていたら、伊達政宗が家臣の男性と愛し合っていた、という話が出てきて「片倉小十郎ですか!」と思った自分は脳が腐っています。たまごまごです。戦国BASARA2のやりすぎです。いや、別に愛し合ってなかったか。ちなみに只野作十郎という小姓に「浮気をしただろ!」という風に叱ったそうです。
調べてみたらほんとだったのね、男色の話。とはいっても時代が今とは違うので、寵童がいるのはそんなに変なことではなかったそうです。そういうのを「衆道」と呼んでいたようですが、これは「男女以上に純粋な感情だ!」ということで、この時代では一般的に認められていたようですね。
正宗は非常に恋愛感情も激しい人物だったようで、このへん調べてみるとちょっと面白いかも。となると、いわゆる「やおい本」の男性同士の恋愛感情が、純粋なものとして描かれる現代のオタク社会、実は日本人ならではの昔ながらの感情かもしれないヨ?お館さまx幸村も現実的かもしれないのだらよ。いえ、ないですが。
参考・伊達政宗 将軍をスッポカシ
   伊達政宗のリストカット(サイコドクターぶらり旅)
 

トレーラー(英語)
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3DGSd1VeUFD2g%26ext%3D.flv
札幌では今日から公開だったとのことで、早速見てきました。スゲー楽しみだったんだもんコレ。

監督はテリー・ギリアム。「未来世紀ブラジル」「バロン」「モンティパイソン」の人です。「ブラザーズグリム」はまだ見てないだズ。
「ダークファンタジー」という銘うちがよくされていますが、どっちかと言うと、子供の目玉から見た絶望とロマンだらけの世界、という感じかなあ。ファンタジーではないです。
 
この映画、主人公の少女「ローズ」以外、人生からドロップアウトしちゃった人間しか出てきません。
お母さんが死んでしまったために、ヤク中オヤジと一緒に祖母の家に向かうわけですが、すでに死んでしまっていて家は廃墟。その殺伐っぷりに、絶望した!すごくどん底な光景で、加えて妙に晴れててキレイなのが、かえってやりきれない気分になります。
撮影のアングルも、傾いでいたりひっくりかえっていたりゆれ続けていたりするので、現実の景色を写してはずが、気づいたら自分自身はローズの脳の中で踊らされるハメになります。
子供のころってさ、いろいろな物に出会うたびに、勝手な想像やストーリーをくっつけて、何にもないとこで冒険したりしましたよネ。ローズは最初「バービー人形の首」と遊ぶ、という、ちょっとトんじゃってるんじゃない的子供として登場するのですが、見ているうちに自分がいた世界観とダブってくるのが不思議です。そうだよねー、希望に満ちているってより、少し不安定で恐怖が先立ちますよネ、こういう一人遊びって。
そういう不安感と好奇心って、「不思議の国のアリス」の、明るいのか暗いのかよくわからないようなスラップスティックな世界がぴったりだと思うデスよ。理解しようとしてもつながりがなかったり、ちょっと残酷すぎるじゃろ?ってのが妙にしっくりきます。
大人が求めている、忘れかけの世界。それを求めた、ある意味純粋な人たちが、この話に出てくる大人たち。この世界では、ローズが一番大人っぽく色っぽく、そして大人たちが幼児のように描かれています。ピュアなんですよみんな。しかし、垣間見るための道具が、ヘロインだったり解剖だったり脳のケガだったりしないといけないのがまたやりきれない(´・ω・`)
「TIDELAND」という言葉は、「境界線」という意味があるそうです。その境界線は、想像と現実だったり、生と死だったり、大人と子供だったり。というわけで、そのあいまいな境界線を何も考えずに、ローズと行ったりきたりするのが一番楽しめると思いました。
「死は生の一部、死体は家に飾っておくべきだ」というテリー・ギリアム監督、まさに本領発揮という感じでした。どちらかというと、「モンティパイソン」のめちゃくちゃ感がよみがえってきたような映画ですヨ。
ところでこのローズ役のジョデル・フェルナンドちゃん、映画「サイレントヒル」にも出ていたのですが、天才の登場だと思いました。この歳にしてあの色っぽい演技力。一人芝居の多いこの映画は彼女の演技力のたまものじゃあないか!?スゲー子役が登場しちゃったよ、今後の映画界へのミサイルになること間違いなし。
 

よもやま日記

映画館に見に行ってDVD限定版も買ったくらい好き好き。この作品の真骨頂はDVDについていた、サイドストーリーのほうだと思うwこの女子高生たち、一人一人監督に愛されてるなー、と。サックスの友子とドラムの直美大好き。関口さんは「眼鏡っ娘オブ眼鏡っ娘」ですよね。

香港にいって、屋台で○○麺というのをお願いすると、たいてい「出前一丁」でした。むしろ出前一丁の手書き看板書いてあるくらいですヨ。香港屋台でものを食べるときは、麺じゃなくて粥にするのがオススメ。
ラーメンっていうメニューがもともとないから、香港らしいおいしい煮込みまくったスープに何か炭水化物入れるのに、ちょうどいいのかなあ?でも時々料理屋さんでも出前一丁出てくるもんだから、しょんぼりやら日本のインスタント麺てすごいなあと思うやら。手軽でおいしい、って思われてるのは、ちょっとうれしいですね。
種類多いんですネー。自分が食べたやつは、妙に香港なにおいがしました。向こうの町ってドアも窓もフルオープンで牛モツを香草かなんかと、24時間煮込んでる店が多いんすヨ。だから町中モツくさくって、そのにおいがインスタント麺からプーンと・・・。韓国の町の露店の人も外でキムチ食ってるから、やたらキムチくさかったし、日本の食べ物も向こうの人からしたら醤油くさいんですかねえ。

結局ジェバンニがカギですかwジェバンニがいるんじゃしょうがないなあ。一晩だもんなあ。内容の難易度よりライトのリアクションが重点っぽい描き方が、ソリッド。デスノートってこういうマンガだよなあ、やっぱ。

やみつきになりそうなFlashなのでメモメモ。
万華鏡自体は、1816年、スコットランドのデイビット・ブリュースターが、灯台の光を届かせようとしてたら偶然できちゃったものだそうです。江戸時代にも日本に、プリズムで見せる工芸があったみたいです。(参考・万華鏡の世界
あらためてこうやってコンピュータ上で見ると、クセになりますねー。幾何学的なトリックって、古今東西心に触れるのかしら。ちなみに、全部おかなくていいのに全部おいちゃいました。

映画見てるとき友達と「これの時間軸表だれかつくんないかなあ」といっていたら、いた!すんごい詳しいのでメモメモ。パラレルな時間の流れの作品て、こういうのを脳みその中で考えるのも楽しみの一つです。

いっこ、とんでもないのが・・・。

  • アレなもの二連発

やおいカルタ
ツンデレ100人一首
しかもやおいカルタはほんもんです。「いきなり出来た、兄貴が二人、デキてました。」シュールすぎるシチュエーションだなあ、なにがどうなったらそうなるのかしら。百人一首のほうは、「ツンデレ」という金型ができてるんだなーと、思いました。どっちも、日本の文化なんだなあ。大量生産される萌え文化、なんだかんだで結構好きです。ハンバーガーみたいな感じ。
オマケ・ツンデレ喫茶アドベンチャー

http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3DODshB09FQ8w%26ext%3D.flv
テリー・ギリアム関連記事。スパムメールの語源にもなったコントです。スパームスパーム♪スパムってお店で買うと高いよね。向こうだと安いのかしら?