たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「けいおん!放課後ライブ!!」ここが面白い。

けいおん!放課後ライブ!!(特典なし)
セガ (2010-09-30)
売り上げランキング: 27
PSP版の「けいおん! 放課後ライブ!!」やりましたよー。
どうしてもファン補正がかってプラス点とマイナス点が入りがちになっちゃうので(例・りっちゃんの前髪おろしは欲しかったし!みたいな)フラットな感じで感想を書いてみます。
 

●いきなりマニアックすぎる初期曲●

最初に選べる曲は4曲で、そこからクリアするごとに増えていって、最終的に19曲になります。
19曲で5パートのため95パターン。しかもノーマルとハードがあるので190パターン楽しめる、というのはなかなかのボリューム。
「一期だけかー」と最初思っていたのですが、これだけボリュームがあればしばらく遊べます。
なんといっても、一期だけ=2が出る可能性大ですからね! そこは本当に期待。
 
で、最初もっとも面食らったのは初期の4曲がマニアックすぎることです。
最初に選べるのが

わたしの恋はホッチキス
Humming Bird
Sunday Siesta
Hello little girl

この4曲なんですが、……下の三つ、キャラソンのB面曲じゃん!
キャラソンCD買ってない人には初耳になるであろう曲です。マニアックすぎる!
とはいえ、考えてみたらキャラソン買ってない人には新鮮なわけで。
音ゲーやリズムゲーって、知らない曲に出会うのも楽しみのひとつなのでこれはありかもしれません。
 
後半になると、メインの曲がバンバン出てきます。
OP、ED、キャラソンのB面曲は全て網羅。
これはわがままなのですが、ここまできたらふわふわ時間」B面の「翼をください」と、DEATH DEVILの曲、憂と和ちゃんの曲も欲しかったなあ!
翼をください」は演奏メンツを考えても可能なので、ほんと入れて欲しかったです。2に期待かしら。
なんにせよ「意外とボリュームがある」と思っていいと思います。
 

●ゲーム面で。●

このゲーム、ゲージとか数値が一切ありません。
点数はプレイ中見えない仕様。でも一応点数は存在します。これプレイ中に見えていてもいいんじゃないかなあ?と思ったんですが、キャラクターを見せることメインにしているために見えなくなっている、と考えることも出来ますね。
ゲームオーバーになるのは、失敗し続けてテンションが下がりまくったとき。キャラ表示もされますし、画面も暗くなるのでどういう状況かわかるようになっています。しかしクリアだけなら、アイテムを使えばテンションが下がらないようにもできるので、絶対クリア出来ないということはないんじゃないかと思います。
 
雰囲気的には「バンドブラザーズ」っぽいんですが、音が出るわけではなく、また音とボタンが対応しているわけでもないので、どちらかというと「パラッパラッパー」に近いです。「ミクDIVA」よりはそっち寄りな雰囲気。
失敗が続くと演奏キャラも慌てて、演奏自体が歪になるのはいい感じ。出来ればボタンを押したら対応した音が出るとうれしいんですが、このへんはまあ「音ゲーじゃなくてタイミングゲームだよー」というところでしょうか。ちゃんとゲームプレイしていたら気にはならないです。
とにかく「完全な初心者」でもプレイできるように配慮されているのはとても良いところ。アニメが好きだけど音ゲーはなー、という人でもきちんと遊べます。
やり込み要素としては、とにかく集めるアイテムが多いので、様々な曲を様々なキャラでプレイ出来るようになっているのはGOOD。恒例の衣装集めも出来ます。かなり手に入れるのが難しい衣装もありますが、アイテム使えばなんとかなります。
 
面白いのは澪のベース。ベースパートだけ別ゲー状態。
というのも、他のキャラは右利きなので○×△□ボタンをメインに押すのですが、澪は左利きなので、十字キーをメインに押すんですよ。これはちょっとリズムゲーとしてはなんともびっくり。そして面白い。
ゲームとしてだけ見たら○×△□ボタンでプレイもしたいんですが、あくまでもキャラゲーで、しかもマンネリ化しないために、と考えるとこの仕様なかなか面白いです。
 
で、「初音ミクプロジェクトDIVA」初代もそうだったんですが、判定の位置が微妙にずれている気がします。パーフェクトとるには心持ち早めに押すといいです。
「DIVA2」でタイミングがかなり調整されていい具合になっていたので、こちらも修正されることを期待。2があれば。あるよね?
あと希望としては、ハードの上の難易度をひとつ作って欲しいです。
もうちょっと難しいのがあってもいいんじゃないかなと! アイテム入手条件でそれをクリアしないといけないとかだとしんどいですが、単純に難しいモードがあってもいいと思います。というかその方がうれしい!
 
実はとあるアイテムを使うと、一気に一時的にボタン数が増えて超難易度になり、これがめちゃめちゃ面白いのです。ほんと、使った瞬間「うわああ!」ってなる楽しさ。
通常アイテムだと途中で効果が切れてしまうのですが、某アイテムをつかうと、これがまるまる一曲継続します。(確認済み)
これは長く遊びたい人には必須アイテムなので、がんばって入手してください。ちょっとだけ大変です。
これを使えばしばらくはガチで遊べるんですが、後はこの更に上の、「無理ゲー!でもやりこみたい!」というレベル設定があれば!
初心者向けが徹底しまくっているのは本当にいいところなので、今度は慣れている人向けに「クリアできないくらい難しくてやりごたえのあるゲーム」部分も是非に!
 

●キャラボイス満載●

とーにかくキャラボイスが多い。発売前は「唄の部分以外はキャラボイスなし」みたいな話題も流れましたが、正反対。イベントも多いですし、プレイ中のキャラボイスもものすごい数です。フルボイスなのは本当によく頑張ってくれたなーと。
加えて時計モードで、分刻みでちゃんとしゃべるのにもびっくり。これ時間と分を分けているとしても、分の部分は発音聞いていると60種類取っているっぽい模様。いいねいいね!
ちびキャラのイベントは結構色々アイテムを集めてからじゃないと見られない条件のものも多いのですぐには楽しめませんが、ご褒美ということで黙々とまずはアイテム類を集めてから見るのが吉じゃないかと思います。
「レッツゴー」は5人分の歌を収録。選んだキャラの歌を歌ってくれます。
なので、「けいおん!」が好きな人ならそれだけで結構楽しいはずです。
 
なんといっても、他のキャラの会話は結構飛ばせるのに、着替え中のさわ子のセリフは飛ばせないというウザさがいいですね。
これでこそダメなさわ子。
 
キャラソンの中にはバンドミュージックになっていない打ち込み曲も何曲かあります。
しかし、ちゃんとそれぞれの5種類のパートで演奏できるようにアレンジされているため、がっちがちに聴き込んでいる人でもプレイするごとに新鮮味を感じられるのはいいところ。
ここにギターいれるとこうなるのかー、という楽しみ方もできます。
 

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キャラゲーとしてはかなーりよく出来ていると思います。しっかり長く遊べるいいゲームです。おまけ部分のイベントや、作中に出てくる様々な衣装が楽しめるのはかなりのプラス。衣装集めだけでも相当楽しいと思います。
キャラソンは聞いているに越したことはないですが、聞いていなくてもきちんと楽しめるし、ステージも歌ごとに違うので、むしろここから聴き始めればいいんじゃないかなと。
で、音ゲー部分は初心者向けフォローの徹底の方向が強いので、さらに調整が入れば一段と良くなっていく可能性大じゃないかなと思います。現時点でかなり楽しめるので、心から二期ネタの2が出るのを楽しみにしています、という感じ。
一通りプレイしてみましたが、あとは協力プレイしてみたいです。5人でやったらすごい楽しそうな予感!
 
余談ですが、「ギー太に首ったけ」の時の唯と梓のかけあいをみているだけでニヤニヤできておなかいっぱいごちになります。
やっぱりくそうなんだよもうこの子たちやっぱりかわいいな!
 

私立桜が丘高校軽音楽部日記

とらのあなさんで前作「ROCKei ON」も在庫復帰しました!
たまごまごです。
「とらのあな」さん、「ROCKei ON!!」

「とらのあな」さん、前作「ROCKei ON」
よろしくお願いします!
ZINさんでも「ROCKei ON!!」はありますのでそちらも是非に!
「COMIC ZIN」さん、「ROCKei ON!!」
「ROCKei-ON!!」

 

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教えていただいたこの作品が本当に素晴らしかったので、紹介。
台湾芸術大学の卒業制作らしいんですが、動きの質も、アニメーションの自由度も本当に気持ちイイ。
そしてラストのオチまで見てじわっと。
短いので、是非最後まで見てください。
いやあ……素敵な作品に出会えて良かった。
 

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夏目漱石けいおん!
ナカナカ面白かったので

http://underworld2ch.blog29.fc2.com/blog-entry-381.html

漱石が書いたなら。
その発想がまず出て来ませんし、脱帽でした。
見事にアニメ1期2期を「坊ちゃん」風に書き切っています。
よろしかったらどうぞ。

アンダーワールド  夏目漱石「けいおん!」
これ最後まで描ききるのが凄いですねえ。お見事です。
うまく「吾輩は猫である」や「坊ちゃん」の文体をかじりながら再現している。これもまた文才ですねえ。
にしても「吾輩は猫である」オチの、NG版ラストが本当にひどくて笑ってしまいました。
 

チェルシーおもしろかったですね!
序盤は作者みずから「弄ばれた」とおっしゃるように手探り感がありましたが、シノブのいじられキャラが確立してからの勢いが半端ないです。
ユキがボケて、
シノブをいじり、
ユウがつっこみ、
サチが大ボケでオチをつける。
役割をはっきりさせて安定感を増しつつ、えらいテンションに巻き込んでくれる。特に俳句の回は読んでて息切れがしました。
最後になんのネタをやろうかと悩んだとき、大ボケのサチが「私たちの“楽しい”を伝えたい」という動機を忘れていなかったのがなんだか嬉しかったです。純真だよサチ。なにも考えてないだけかもしれないけど。そしてそんな“楽しい”に感化されたマナティたちの協力あってこその舞台。青春だ……。
たった二巻、作中時間で一年にも満たない短い作品でしたけれど、だからこそ青春の一ページとして輝くのかもしれませんね。
なにはともあれ楽しませていただきました。シバユウスケ先生の次回作にも期待しましょう!

そうそう!! サチの存在がすごい!
他のキャラに喩えようのないくらい奇妙なキャラであるサチが、いいポジションなんですよね。
あれだけ大量のキャラが出てくるのに、読んでいてすんなり理解できる描写力もすごいです。しかも全員がきちんと絡み合っている。それぞれがちゃんと動いてる。
個人的には同じように俳句の回大好きです。一番「チェルシーのギャグ」を体現している回で、あの一話まるまるが起承転結になっているんですよね、お見事。

ほんっと「チェルシー」は読み終わった後「うわー」「うー」「おー」と言葉にならない声を発しながら色々いい意味で余韻を考えてしまう良作だと思います。
正直、「幸せってなんだっけかなー」とまで考えてしまうほどに。

学園黙示録に、オカルト学院、
けいおん!!のオカルト研究会の登場頻度に、
TVドラマでは熱海の捜査官なんかがドストライクのオカルトでした!

最近すっかり、オカルト充ですね!たまりませんね!

オカルトだいすきー!(唯の声で
テレビのオカルト番組がほんと少なくなってしまって淋しいこの頃ですが、「実写のオカルト」を放送しづらいなら「アニメで」というのは期待したいところです。んーと今期はあったかな・・・。イカ娘はオカルトかな。いや違うか。
世紀末オカルト学院」は本当に素晴らしすぎるラストでした。なんせこずえがひどい扱いのままだったのがいいです。いや、そこじゃなくて。
1999年の不安や、あの頃に抱えた数多くのトラウマを、この作品がうまく癒してくれた、ってくらいよかった! あれなら納得するよ!
オカルトは「ウサン臭くて面白い」と同時に「ぼんやりとした不安」の体現でもあります。だからこそそれを調べるのは面白いし、論議しあう人たちの話は興味深い。
そのひとつの解答編として、破天荒ながらもきっちりすべてまとめてくれた「オカルト学院」に敬礼!ありがとうございました、いい作品でした!

エキサイトレビュー読みました。
もし、あの中に雑誌ではないですが、
コミケカタログを入れたら、どうなるんだろう…。
厚さではガンガンとかには敵いませんが、
重さやページ数だったら引けを取らないのでは?
とか思いました。

雑誌鈍器王決定戦! 漫画雑誌の厚さを徹底的に比べてみた(エキサイトレビュー) - エキサイトニュース
コミケカタログの重さは確かに気になりますね。アレめちゃくちゃ重いので1kgはこしてそうですが・・・。
最近すっかりCD-ROMカタログに以降しているので、普通のカタログどうなっているのかわからないんですが、とにかく紙質が別なのでかなり重そうです。
ちなみに雑誌だと、厚みの割にほんと重いなあと感じるのは「Fellows!!」だと思います。
それにしても、あれだけ分厚い雑誌買いまくっていたら、ここまで漫画家さんという職業が多いのか、と脳みそがおかしくなりそうでした。漫画家さんって本当に多いんですね……。