ラジオプレゼンテーション用 御免なさい先生の地獄極楽絵図
ラジオ・プレゼンテーション用資料です。
2008/06/21
資料1
御免なさい 単行本「おませで御免!」
平行奇塊学論
残虐少女
表紙絵
・極彩色の色使い
⇒色使いと構図は地獄極楽絵図と同じ構成
http://www.kanko.chuo.chiba.jp/event/000000010489/
・レトロ(昭和初期)から現代までの日本人少女像の平均値が根底
http://img.chocoposi.com/20061126_66271.jpg
・がりがりの体形と、桃色のひざ小僧とくるぶし。
育ちかけの体形のため、大体の少女がほっそりとしていて、S字体形の猫背。
「少女」がいるという極楽絵図。
少女たちの人格は、負の方向へは一切向かわない。
表紙の極楽絵図をめくったところに印刷されているイラスト。
行ったら帰ってこられないトンネル⇒快楽の向こう側?
資料2
三浦蘘冬(みうらやすと)
空想考古学会
・廃墟、機械、失われていく少女を描くのを得意としている。
・目の前にある廃墟と可憐な少女は、ぼんやりとした不安と死のにおいをたたえている。
・少女=儚く美しく脆いもの
資料3
雨がっぱ少女群 単行本「小指でかきまぜて」裏表紙
・ものすごい安値で買いさばかれる少女。陰鬱な雰囲気の中で能天気なのがポイント。
・昭和初期の町並みと少女のコントラスト。
この作品に限らず、少女が脆いイメージがとても強い。
・廃墟的な場所でのシーンが多い。
・作者本人はキャッチーで明るい作品を作りたいと言っているが、同時にどうしてもこの陰鬱とした部分が自分から離れず、どうどうめぐりになるのが恐ろしいとも述べている。
http://akane-m.net/lo/rakugaki/?p=489
http://akane-m.net/lo/rakugaki/?p=527