こどもの防犯についてしらべてみた。

いまさらですが「きみのためなら死ねる」やってます。たまごまごです。ヌヌネノネネノネ。

女児連れ去り未遂、小２がパチリ…容疑の１６歳逮捕　読売新聞

小２女児の勇敢さもさることながら、犯人が１６歳ってあたりどうしたもんでしょう。この子達はその勇気を表彰されて、ケータイストラップが授与されたそうです。それってどうよｗ
にしても物騒な世の中です。このくらいラッキーな出来事が続けばいいのですが（ってかないのが一番ですが）、つい先日こんな事件があったことも記憶に新しいですネ。
藤里町の小１男児殺害：集団下校の死角突かれ　／秋田　毎日新聞
親の立場になって考えてみたら、もう切ないやらやりきれないやら、おそろしいやらで大変です。うかつに歩かせることもままなりません。
こどもたちを誘拐・連れ去りから守るため、どのようなことが考えられているのかちょっとしらべてみました。
　
まずはここ最近で、他にどんな事件があったのかひっぱりだしてみます。
路上でハサミ男「何で逃げる！殺すぞ」中３女子襲うＺＡＫＺＡＫ
何で逃げる!って、あーた、にげるにきまっとろうが^^;
グループ送迎による悲劇
安全のためのグループ送迎があだに・・・親同士のもつれが原因でしたっけ。こどもにしてみたらとんでもない迷惑な話だわ。
危うい、モデル募集サイト。少女の被害増加。
なんでそんな怪しいのにひっかかるかなー？と思ったら、「親への反抗」で、だそうで。あてつけ？でも命にかかわりますヨ。
あげていけばきりがないですが、こどもがひどい目にあう理由は
①弱者であるがゆえに、攻撃対象になりやすい
②幼児性愛（ペドフィリア）の欲求を満たしたり、買春のしやすさゆえに。
の２点だと思います。最近は①が目立つ気もします。「なんとなく」「むしゃくしゃしたから」とかいう供述増えているようですし。しっかしそんなんでやられたら、ただでも悔しくてしかたないのに、恨み３倍増ですよ。ほんと。
若者がわいせつ目的などで子供を連れ去る傾向顕著
ちょっと古いデータ（２００３）ですが見てみたいと思います。
発生場所は『学校から離れた路上』が過半数を超えています。まあ、そりゃそうでしょうね。しかし『公園』、『スーパー』『駐車場』など、人通りの多いところでもおきているのが現状。人通りが多いというより「人通りが多いけど死角のできるところ」でしょうか？
『通学路』での事件が非常に多く、「通学路だからだいじょぶだべ」とはいえないようです。そのような子たちは主に一人のときに連れ去られているようですね。『いきなり連れ去られる』なんてケースもあるようです。いきなり！？後ろからがばっとつかんで車に乗せちゃったりするんだべか？？
人の目の届くところ、複数人で帰ることができるところなら比較的安心。しかし、このように人がいてもさらわれる、だまされるでもなくさらわれる、という現実。通学路って、実際問題安全なんでしょうか？
通学路の危険は都会よりむしろ地方に（BBRの雑記帳）
『ニュースを見ていますと、近所の方々が、「不審な人物は見かけなかった」「田舎だから、怪しい人がいたらわかる」などとおっしゃっています。しかし、これこそが世の中の盲点だと思います。』
田舎での通学と不審者についてするどい考察がなされているので、特にお子さんのいらっしゃる方はぜひ読んでください。あらためて人の視線と死角について考えさせられます。
　
通学路は決して安全ではありません。それを考えると、こども本人に防犯意識を教えておく必要がどうしても生じるかな、と思いました。
　
こどもたちのみならず、女性や老人もどのように誘拐に対処できるか、しらべてみました。
連れ去り・誘拐の防止
まあ、基本中の基本。つか、親なら「そんなんしっとるわ！」というものばかり。これをやっててさらわれるんだから、もうちょい調べないとダメだと思います。
　
というわけで実践編。
「連れ去り」から子どもたちを守れ！（ＮＨＫこどもニュース）
さらわれないための具体的実践例。こども向けですが、大人も犯罪防止に一見の価値あり。
「一階が駐車場などになっている家」「放置自転車・落書き・置きっぱなしのゴミがあるところ」が危ないというのは意外。なるほど、「人がいない可能性がある」という犯罪者からの視点ですね。「逃げる努力をしても、つかまりそうだったら、地面に伏せるポーズ。」これは犯罪者から身を守る基礎テクニックとして覚えておこう。
子どもを誘拐から防ぐ七つの知恵
さらわれてしまったら、の具体的実践例。こちらも老若男女問わず知識として見ておく価値あり。勉強になるわー。「ダッシュボードの下にもぐりこみ、そこにあるつかめるだけのワイアーを思いっきり引っ張りはずすか緩めるかすることを教えましょう。これで車は動けなくなります。」超実践的。
「子どもの洋服や持ち物の表側に名前を付けるのをやめましょう。誘拐者は、すばやく子どもの持ち物や衣服から子どもの名前を読み取り親しげに子どもに声をかけます。」そういえば名札って撤廃されましたよね。そのうち中学校のジャージ刺繍もなくすべきだと思います。
男の子を性被害から守る絵本
実は盲点な男の子の性被害。これが結構多いようです。女の子には色々な方面から「気をつけなさいよ」と言われるだけに、男の子は見落とされがち。そこにつけいるわけですね、犯罪者は。「子どもが性被害にあったときのサイン」の項目は見ていると、なんだかあれかこれかと不安になりますね＾＾；でもこういう現実もあるってことで。
【子どもの安全と防犯対策】
事件情報や変質者発見情報多数がたくさんのってます。事例として参考に。
　
防犯対策の代表選手といえば、現在でいえば「防犯ブザー」と「ＧＰＳケータイ」。
どんなものがあるかしらべてみました。
防犯ブザー自体は今の小学校では、無料で配布しているようですね。なんてーか、それ自体驚きです。
いろいろな防犯ブザー
かわいいの多いですねー。まあ、せっかくみんな持っているなら、かわいいのがいいっていうのもわかります。しかし、そこ落とし穴。目立つものを持っているとねらわれやすいようです。ここにブザーがあるから鳴らさないようにさせれば・・・っていうことですいね。
防犯ブザーつりベルト
手の届く位置にブザーをぶらさげられるのはいいなー。ランドセルの横じゃ本人より犯人のほうが手にしやすいですしね。
キッズ携帯　ＧＰＳ機能つき
「ＬＩ機能」なんてのもあるんですね。しかしなんだ、どこにいるかいつでもわかる機能、って、スパイ映画みたいだなー、なんて思っちゃうんですけどね＾＾；
いや、実際そうじゃないか？逆に面白機能すぎやしないか？

こどもを守る防犯ランドセルがまた登場。今度はイトーヨーカドーと綜合警備保障のコラボランドセル（「情報酒場」）
名前からして面白アイテムすぎです。防犯ランドセル。まあ確かに合理的なアイテムではありますが。
「奈良の誘拐殺害事件でGPS携帯電話が役に立つどころか、逆に犯人の自己顕示欲を刺激するツールに反転してしまったことにショックを感じてしまい携帯電話は防犯にまったく役に立たないのかと愕然とした。」
そんな事件もありましたねー＾＾；ＧＰＳ機能は確かに便利な反面、アリバイ工作や犯罪者のネタづくりにもなってしまう諸刃の剣のようです。犯罪者視点なら、ネタにすぎないのかもしれない・・・。ただ、最初にのべた事件のように、ケータイのおかげで助かったというのもありますしね。条件を決めて、使用可にするとか、がいいのかな？
　
【猥褻】子供を犯罪から守るな！！！！！【誘拐】
ぎょっ！とするタイトルですが、内容を読むと色々考えさせられるスレです。
こどもを守れ！と過敏になりすぎるあまり、人間不信なこどもと、過剰に反応する犯罪者をつくってしまっているのではないか？という話のようです。たしかに防犯はあらゆる面に関して重要ながらもいきすぎてしまうものです。これとか。
21 ：朝まで名無しさん：2005/12/28(水) 15:55:01 id:CAqDOvOG
子供を愛すべき慈しむべきものなんていってるから、その子供が異常な大人に成長するんだよ。
子供なんて、空き地で野球して近所の家の窓ガラスを割って、
親父にゲンコツ喰らうようなもんじゃないの？
叱られて町までお使いに行かされたり、子守をさせられたりするようなもんだろ。
63 ：朝まで名無しさん：2006/04/05(水) 13:05:52 id:uwSrwryG
キチガイから子供達を守れ〜〜〜〜
65 ：朝まで名無しさん：2006/04/05(水) 19:26:40 ID:1KMuRk+D
>63
不安キチガイからな。ＧＰＳだのブザーだの持たされて不幸だ。
　
もちろん「おおらかなこどもとおおらかな社会を！」というのはきれいごとでしかないのは事実です。いつ犯罪に巻き込まれるかもわかりません。しかし、それを捨てて「人をみたら泥棒と思え」とうえつけたくはないですネ。
携帯やブザーなどの防犯用品もきちんともたせながら、大人たち全員が犯罪を起こさせない環境作りを・・・うーん、難しい・・・。
ただ、大人すべてがほんのちょっとだけ「こども」視点と「犯罪者」視点に立って考える機会ができればなあ、と思うのでした。
　