たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

どの角度からその事件をとらえようか。

「ひき逃げが増えたのは飲酒運転が厳罰化して逃げ得になったから」というのは本当か?駄文にゅうすより)

逃げ得になったのは平成14年からなのに、なんで平成12年からひき逃げが増えてんの?

ははー、なるほどー!
以前「厳罰化によってひき逃げが増えた」と書きましたが、なるほど、厳罰化=ひき逃げ犯増加ではない、という説。数字上では確かにひき逃げ増加時期がズレています。
平成12年になにがあったんでしょう?
情報操作(と言い切れるかは謎)の問題点はここに書かれているように、あるんですネ。いろいろ不安になります。
 
んじゃ「刑罰と飲酒ひき逃げは関係ないんじゃなないの?」となると、それは別かな、と思います。
数値面は数値として、個々の事件としてはやっぱり切り離せないんじゃないカナ。
刑罰の重い軽いまでは考えなくても、酔っていることで逃げてしまうということもあるでしょう。
それに、「烙印」は飲酒ひき逃げだろうがひき逃げだろうが、どちらも押されて当然ですが、「飲んでから乗ってさらに逃げた」というのは被害者側としては許しえないことです。
だって、たまたま事故ってあわてて逃げた、ってのはともかくとして、「どうしてお前は防げたものを!」という怒りがおさまりようがない。
ん、落ち着け自分。冷静になれたまご。
 
「この法律のせいでこうなった」とイコール論だけをピックアップすると、確かに情報操作っぽく見えるかもしれません。
でも「もし仮に」「実は」はやっぱりあるので、論じられていってしかるべきだと思います。
一番大切なことは、これらの関係性が少しでもあるのなら、どうしていくべきなのかを考えることですネ。せっかくここまで見えてきたんだし。
事件の事例とデータの整合性よりも、ただ、飲酒運転事故が0になるなることだけを望むから。
お酒、社会からなくさない限り、なくならないのか!なくなれお酒!
すいませんすこし興奮しすぎました。あってもいいです。
 
以前も書いたように厳罰を増やすことではなくならない、むしろ増えるでしょう。
ただ、今はマスコミが「今までもあったのに『増えてるヨ大変だネ』ととりあげすぎている」ことへの危機感は感じます。
本当になくしたいのか、あるいは「飲んでひいたら逃げとけ」って教えてるようなものなのか、ってことです。

 
ちょっとここから重い話なので分けておきます。


いやね、そんなことそうそう身の回りにないとおもってたら、
知り合いがひき逃げされたんですよ。
骨折して入院しましたよ。
まだ小学4年生ですよ。
いざ、間近でそういう事件が起きてしまうと、怒りでわけわからなくなりますね。
つかまったのは実に5日後。
そこまで逃げ続けていた犯人が許せない。
ひいたのはしかたないんだ。事故は誰にでもあるんだ。明日はわが身だ、仕方ないんだ。
でも、なぜ逃げ続けたんだ。
その人が飲酒していたかとか、よそ見していたかとはわかりません。
わかったら、きっとさらにその人を憎むと思った。感情論でしかないんだけど。
本気で、殴りたいと思った。そいつの骨も同じだけ折ってやれって思った。
けど、意味は無いんですよネ。やって満足なのか?多分むなしいだけだろうなあ。
もちろん刑罰は必要だ。だけど厳しい刑罰で処するだけじゃ、やっぱりだめだ。
根本からひき逃げをなくすには、子供時代の教育現場の叩きなおしからしかないのかな、と思うようになりました。
時間は・・・かかるね。
でも、せめて一発、殴りたかったな。それだけですむとは自分でも思えないデスが。
 
色々事件あるけど、実際直面しないと本当の気持ちは、やっぱわからないですネ。
感情と情報は別だけど、どちらも考えていかないとナ、と冷静に考えてるとこです。