たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「アパシー」

うつ病:自殺した25歳青年の手記が「三田文学」に掲載

 作品は400字詰め原稿用紙140枚。死後、自室の椅子に置かれていたのを家族が見つけた。題名は「アパシー」。「無関心」という意味だが、理性の鍛錬によって自由になるという禁欲主義を示す言葉でもある。
 <朝目覚めたのは十一時ごろ>と始まり、<文章が読めない!><「僕はおかしくなってしまったよ。仕事もなくなった」>などうつ病が深刻になり、周囲への関心が薄れる様子が記される。

これは、ぜひ買って読もうと思ったのでメモ。
純粋に小説としてすぐれている、とのことで、どのような文章なのか楽しみだったり、ちょっと怖かったり。
こういうのを読むことで自分の力になればいいな、というくらいの気持ちで買ってみます。