たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「僕は聞いたことはありません。」

あなたが知らないで書くことを、僕はちょっとだけ探して書いている。(きじるしの不思議)
自分も最近は「あ、おもしろい」と思った記事をそのままひょひょいと書いちゃうことあるので、このエントリはなかなか心にきました。
 
よく「ググれ」と2ちゃんでいまだに言う人がいるのを見ますが、その言葉にトゲはあるものの、「自分からググる」のは大事だよなあと思ったりします。ほんのちょっとでいいんですよネ。名前入れてポンと調べるだけで、全然見方が変わることもあります。
その「自力でほんのちょっとやる」ってのは、ネット依存している人たちでも結構めんどうなんですよね。実際、それが面倒くさいから見失ってしまった知識って、自分もいっぱいあると思います。なーんてことない労力なんですけどね。
また、それを「書く側」になると、ずいぶんと変わってくると思います。

ちょっと調べることによって、お客様が途中で読むのを止めなかったエントリーがあったとしたら、自分は「はらわたが煮え繰り返ってその熱で鍋を食べてようやく収まるぐらい」のレベルで悔しいです。
少しでもエントリーを無視されたくない。だから、どんなエントリーでもちょっとだけ調べて書きます。ちょっと調べると言いながらたくさん調べる人もいます。が、私は本当にちょっとだけです。せいぜい10分です。

その10分の差ってほんとでかい!ちょっと調べるだけで、書いているものの信憑性はぐーっと増すと思います。自分もやっぱりそういうサイトを読んでいるな、と改めて思いました。
にしても、ここで述べられている「中国や米国の子供がいじめに遭い、自ら幼い命を絶ったという例を僕は聞いたことはありません。」発言、こちらで調べられているように現実にあったということがショック。おいおい、聞いたことがありませんじゃ済まんヨ。聞いたことがないって、いじめがあった学校で「今までいじめはなかった」って言ってる日本の学校とおんなじじゃん。
もちろん、どうでもいいことに関しては「聞いたことがない」でもいいんですよ。しかしこれ「いじめ」というでかい問題だけに、「聞いたことがない」という言葉がいじめそのものだと思い、ちょっと怖くなりました。もし仮定として、身内が苦しい目にあって死んでも、マスコミに「聞いたことがない」と書かれたら…。
 
とはいえ、自分も結構やっちゃってるんですよ、「聞いたことがない」。大きなものから小さなものまで。しらべものサイトなので(のつもり)時々コメント欄で正しい情報を頂き、本当に感謝してます。気をつけないとあかんですね。気にかかったら、ほんのちょっとだけでも調べるように、心がけよう。
 
話はちょっとずれますが、映画や本の感想なんかはあんまり調べない方がいいな、と最近思うようになりました。いやー、自己の薄い人間なので、流されちゃうんですよね。みんなが「ひどい」って言ってると、別にひどくなくてもそう見えちゃう。そのへんはなるたけ見ないようにして楽しいところ探そうと思いました。
 
ところで、このニュース見てたら吐き気がしてならないんですが。どんだけ狂ってるんだ、いじめ病巣。どういういじめなのかは具体的に報道されていませんが、今動くべきときなんだな、というのだけは痛感しました。