たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「完成させてこそ」上達する。

とあるラジオで某漫画家さんが言っていた言葉が、ものすごくずっしりきたのでメモしておきます。
 
「どうやったら絵が上手くなりますか?」という質問に対してのガチ解答なんですが。

練習(デッサン)だけを何百枚書いても、本当の意味ではうまくはならない。
一枚をきっちり完成させて、うまくなる。
最後まできっちり完成させることが出来ることが一番重要な事。

そのままではないですが、だいたいこんな感じのことをおっしゃってました。
…うわー、耳が痛い!
色々本で読んだりして「ペン入れで技を磨け」とかは良く目にするのですが、やはり実際に上手い絵を日々描き向上せんがために努力し続けている人が、生の声で言うとずっしりくるわー。
 
どうしてもアマチュアだと甘えがあるというか、まあいいや的なずるずる感があって、それもまあ許されるんです。遊びなら。
しかし「最後まで完成させる」ことを繰り返さないと絶対うまくならないもんなあーと改めて痛感。絵だけじゃなくて文もそう、音楽もそう、なんでもそう。
完成させる、終わらせるってほんと大変。
 
人に見せるという事を避けていたら、上達は出来ない。これくらいなら許してくれるだろうと相手の妥協を待ってしまうと、やはりうまくならない。
数をこなすのももちろん大事だし、うまくなる秘訣だけども、未完成を100書き殴るより、実力をつけるならしっかり完成させたものを仕上げなさい、ということだそうです。
リアルだなーと思ったのが「鉛筆なら上手く描けるんだけどなあ」という声に対しては「鉛筆で上手く書けて当然だろう、と言われる」という話。
うう、そ、それはつい言ってしまいます…。
 
あとは「仕上げの手を抜くようではいけない」という話も。これは読者は気づかないだろう、とやっているようではよくない、と言われて本当に耳が痛い痛い。
でもその通りだと思いました。いくら「完璧だ!」と自分が思っても、実際は完璧でもなんでもなかったりしますもんね、100%出したって実際は30%程度なんてことも多々。その中で自分100%を自分80%にしたら成長もできなくなっちゃう。
 
ものすごい正論だからこそ、ぐっとかみしめたい所。
もう一度あらためて、しっかりと見直すように努力していこう…!勇気の出るラジオでしたわー。
こういうのが生で質問出来るのはインターネット時代のいいところだなあ。
 
〜関連リンク〜
オタク商品研究所plus: 絵がうまくなる要素
こちらも参考になるのでぜひ。
絵にすることで上手くなる、とすれば、テクニックを試すことで武器が増える、とも言えますね。