たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

エロ本…それは男子の持つ、偉大なる母性への憧れ(とロマン)「みつどもえ第137卵性」

先週が、女の子達が「NAMA」を読んで「性ってなんだろねー」的な回でしたが、今週はそれに対応して、男子の性への興味にスポットがあたっています。
つーか千葉氏の性への興味ですが。
しんちゃんはあんまり興味ないのよね、まだ。まあふたばがいるしね。うふふ。
 
さて、小学生男子の夢、ロマン、憧れと言ったらなんですか。
そう。エロ本です!エロ本です!
エロ本はまさに夢のアイテム。小学生男子はガンダーラへ向かう三蔵法師のように、エロ本を請い求めるのです。
しかし、この作品には一人、そのエロ本を自由に手にする人物がいます。それは三女ひとはさんです。

今回は完全に「千葉氏視点(あるいはつっこみのしんちゃん視点)」で話が進むため、いつもと違って「ひとは=特別な存在」として描かれています。ガチレン話などの時の幼く一生懸命な少女像ではなく、千葉氏フィルターを通した「尊敬すべき不動の人物」として描かれていくため、いつもと雰囲気が違うのがミソです。普段のひとはとちょっと言動や立ち位置が違うので、最初読むと「あれ?」と思うかもしれませんが、全部読んだ後に千葉氏と彼女の位置関係がよく分かると思います。
 

●少年のロマン●

女の子にとってのセックス像というのは、とても生々しい物です。やっぱり成長段階がはやいせいや、身体の変化が顕著だからでしょう。
ほら、女子だけ視聴覚室でーってやつ。最近は合同らしいですが。
しかし男子は発達が基本的に遅いです。なので、性への興味って小学校高学年だと「未知への興味」とあんまり大差ないんですよね。恐竜とかポケモンとか好きなのと同レベルというか。
なので、千葉氏はひたすらにエロスを請い求める探求者ですが、実際の女子の裸とかにはあんまり興味がないのがポイント。

なかなか青春めいた1ページ。
これ、千葉氏は「エロ本が欲しい!」じゃなくて「エロ本をひとはが買えるのはなぜか」「どうやったら買えるか」という手段の方に興味がいっているんですよね。
そういえば今までの秘技も、女子の裸見るよりも「いかに達成させるか」を楽しんでいました。
このへんが…浪漫、ロマンなんだよ!
開いて見たらがっかりとか、自分の性癖が云々とかじゃない!
エロ本がそこにある。だから読むんだ。
それが…男ってもんだろ…ふふ。
 

●いつまでも少年のままです。●


何があったかは実際見てもらうとして、千葉氏のこの真剣な表情がいいですね。
演技じゃなく、本気です。そして、それを受け入れるひとは。
今回の視点は「千葉氏視点」なので、ひとはは「エロ本を手に入れられるすごい人物」という扱いです。
だから千葉氏が本気になればなるほど、ひとはに少しでも近づきたい!という思いも強まります。が、そのミゾは深く広い。なかなか到達できません。
いくらがんばっても少女には届かない。それが、男ってものなのだよ。

まあこの量はぼくらにも到達出来る気がしませんが。
 
さて、男男言ってますが、最近チャンピオンは「クローズ」「ドロップ」「クローバー」と不良系作品が目白押し。実写化もされて、ばばばーんと男くさくなってますね。
あれです、「肉食系男子」ってやつです。
その流れがなんとみつどもえにも!来たよ!

うわー!チャンピオンっぽい!
男くさい!
 
そこに桜井のりおフィルター。

うわー。
かわいいこの不良。
 
男はいつまでたっても、おばかさんで、エロに夢中な冒険者なのです。
 

●エロ本と母性●

さて、ひとはのエロ本が古くさい話は以前もしました。
ひとはの読んでいるエロ本について考える。「みつどもえ第120卵生」
今回また新たにエロ本が登場してくるので見てみましょう。
まずは、千葉氏が手にしたエロ本。

題名は「エロ野郎」。
注目すべきは特集記事です。
母乳まみれ
母乳プレイですか…相当特殊な…気がするんですが…。
 
では次に、ひとはが処分しようとしていたエロ本。

エロ野郎より遙かに古そうな匂いのする「エロチカ」。
劇画で「漫画エロチカ」というのが昔ありましたが、さすがにそれとは別でしょう。
よく見ると乳首に星がついています。このあたりからも、センスの古さがにじみ出ます。70年代前後っぽいですね。ひとはは新作よりも、こういう「サブカル」臭のするエロ本を好むようです。
んで、そのエロチカを拡大しますと。

いんらん母乳ナース
また母乳か!そんなに母乳がいいのか!
 
しかし、ちょっと待って欲しい。
なぜこの作品で母乳がそんなに話題になるか、ですよ。
120卵生を思い出してみましょう。

やってみましたシリーズ第6弾「ママにボクのブリーフをはかせてみました」が強烈なインパクトを誇っています。
そう、みつどもえのエロ本は、人妻とか女教師とかが多いのですが、特に「お母さん」にやたら重点が置かれています。
 
少し前に千葉氏や吉岡のお母さん達が登場したのは記憶に新しいと思います。
しかし「丸井家のお母さん」は何処に行ったのか、未だに謎のままなんですよね。全く触れられていません。
そこにきて、ひとはがらみで登場するエロ本の「ママ」度の高さ。これは全く無関係とは言い切れなさそうです。
ひとはがエロ本を好んで読むのも、ふたばがおっぱいに執着するのも、おそらく愛情欠如で母親を求める表現のカタチなのでしょう。
 
まあ、今後も丸井家のお母さん問題は触れられないまますすむとは思います。
宮Tさんの下の名前と同じくらいに。
 

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ところで、千葉氏ママ…素で自分の好みなんですが。
かわいいよね?
 

みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス) 
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ性教育シリーズは時々またやってほしいなあと思いました。
あと、7巻は5月8日発売です。はやいな!