たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

自分は、こういうアンケートはがきが好きだな!

自分、アンケートはがき出しづらく感じることがたまにあります。
それは「よくなかった作品」が選べないから。
 
いやあだってね…。そりゃもちろん肌に合わない作品だって当然あるわけなんですが、「よくない」とは言いづらいですよ。
それで作家さん傷ついたらやだなあとか思いますし。
もっとも本当は「よくなかった作品」ということはそれだけ印象に残っているので、アンケートに全く書かれない作品よりはるかによいということらしいですが。
でもちょっとね。好きな雑誌だとなおのこと。ムリにマイナスを探したくない。
 
で、今回「つぼみ」のアンケート用紙をふっとみて、ああいいなーと。

「もう一歩だったお話」
これは書きやすい!
だって好きでしかたない作品でも、ここが惜しい、ここがもうちょっとこうだったら!というのを書けますし。
ムリに「よくなかった」とネガティブに捕らえないで済む。
 
「つぼみ」のアンケートはがきは3号から付いていると思うのですが、ちょっとした言葉遣いの配慮でこんなにも印象が変わるんだナーとしみじみ思いました。
ましてや百合のように、まだまだ発展途上なジャンルの場合「これがよくない」と切り捨てるよりも「こうしたらもっとよくなる」と広げていった方が、さらによい作品に出会える可能性が高くなります。
 
マンガってそんなに甘いもんじゃないよ!と言われるかもしれませんが、自分はこういった繊細な心遣いから生まれる作品もあると思っています。
ほんのちょっとの差なんですが、こういうアンケートはがきが増えるといいなあ。