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「けいおん!アンソロジー3」の鈴城芹先生の作品が素晴らしい件

いろんな人にしつこく薦めているんですが、けいおん!アンソロジー3」の鈴城芹先生の4コマが素晴らしすぎです。
 
最初の扉ページ見ただけで、クル人はクルと思いますよ。
だってね。

和・さわとかさ。
和・さわとかさ!
これは貴重だよ!
 
アンソロジーなので、当然本編とは関係ない公式二次創作です。
しかし、鈴城芹先生は多分本編大好きなんだと思います。
軽音部員を描かずに、「けいおん!」という物語をちゃんと捉えているんですよ、この二人で。
この2コマを見ていただければ、伝わると思います。

特に事件が起きるでもないんですが、お茶飲みながら和とさわ子で来年の軽音部の話をしているんですよ。
 
そうだよ、これだよ、これが見たかったんだよ!
 
軽音部のメンツは完全燃焼に向けて猛進してますし、梓もそれについていって頑張っているわけじゃないですか。
それをちょっと離れた距離にいるさわ子と和、いわば見守る存在の二人がどう捉えているか、来年について、「けいおん!」が終わってからについて、どう考えているかをものっすごく丁寧に描いてくれているんです。20話のラストのシーンをちょっと思い出しますね。
もちろん、繰り返しになりますが二次創作なので、これが事実ではありません。
けれども、僕はこれで大満足しました。
絶望的じゃない、意外となんとかなるよというビジョンを、現実的な視点で(金銭面・部員など)客観的に考えているんですよ。
またね、途中から入ってくる梓のセリフがいいんだ。ここには書きませんが、キュンキュンくる。
 
いいもの見ました。鈴城芹先生ありがとうございます!
 

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あと、個人的に好きだったのは玉置勉強先生の作品。

やたら楽器のうんちくや小物にこだわる梓と澪を描いた作品。
本編(漫画・アニメともに)で梓がスラスラと楽器のうんちくを語るところって、やっぱり楽器や小物オタク、ですよねえ。その感覚がちゃんと描かれていてなんか逆にほっとしたり。
やたら音楽の話ばっかりする「けいおん!」のスピンオフとか見てみたいです。らしくないところがいい。