たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

俗・絶望先生第9話の、忠実すぎる再現度に涙だ。

俗・絶望先生第9話も相変わらずフリーダムです。
ウルトラファイト」ネタの「絶望ファイト」にはげらげら笑っていましたが、これが結構元ネタがしっかりしているようで、友人に聞いたところ「絶望はパンチがお好き」は第137話「イカルスはパンチがお好き」が元ネタだそうです。
イカルスとシーボーズが、ボールの代わりに岩を転がすサッカー親善試合という内容。
「この絶望の果て」は153話「この世の果て」。「絶望ゲバゲバ地帯」は「怪獣ゲバゲバ地帯」とか。シュビズバー。
ウルトラファイト(wikipedia)
誰がわかるんだ!といいたいところですが、そんなネタ探しすらも面白いのがシャフトですよねー。こういうオタク心を踏まえてくれていることがニクイ。
そんなわけで、どこから持ってくるのかわからなすぎる俗・絶望先生。どこをどう斜めうちするのかが楽しみの一つ名ワケですが、原作を逸脱していじくっているだけではなく原作愛とリスペクトを感じさせるから面白いんですよ。
そんなわけで今回一番感心した絶望愛。
 

はいここ。ここです。
ここで気づいた人は絶望愛あふれる人、みんなトモダチ!
もう一枚。

そう、右眉毛の上。ここがおかしなことになっています。
 
このネタ実はコミックス4巻のすごいさりげないネタが元です。

4巻P61より。
関内・マリア・太郎は肌が褐色なため、非常にトーンの面倒くさいキャラです。マンガを描かれる方なら、褐色っ子のトーン貼りの面倒くささはトラウマな人も多いでしょう。デジタルでも面倒くさい。
そんな中でもマ太郎はかわいらしく描かれるわけですが、やはり眉毛と髪の毛の間は鬼門。
塗り忘れ、貼り忘れ。それすらもネタにする久米田先生。
そしてそれをアニメでむりやり再現するシャフト!
 
こんな細かい、突っ込み待ちのシーンをさりげなくいれるのがにくい。
そして気づいたら突っ込みたくなるぼくら。
そんなこの回は、マリアが色々なものに突っ込みを入れる回でした。
 
・・・はっ、計算通りですか!