たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

今日から読み始める「こどものじかん」第二巻


本日の買いもの。

女子高生 8巻
こどものじかん 2巻
MC☆あくしず Vol.1
赤灯えれじい 7巻

サナギさんはサブリミナルです。
今日は各地で話題の「こどものじかん」を、まだ読んだことないけど興味あるんだけど「ちょっと買うの恥ずかしいなア」な人にオススメしてみたいと思います。
こどものじかん 1 (アクションコミックス)こどものじかん 2 (アクションコミックス)
「ロリエロい!」と各地で大騒ぎの「こどものじかん」。連載はコミックハイです。
んで実際どうなのよ?と聞かれたら、はい、エロいです。そのへんは真業魔殿書庫さん、マンガがあればいーのださんを見ていただければわかります。素直にこの本でエチーな会話を楽しむのもGOOD。
しかし、ここまで話題になるのはエロいからだけじゃないんですヨ。というわけで、普通に読んで面白い「こどものじかん」のススメです。


とりあえずちょっとキャラ紹介。

こどもチーム

九重りん
このマンガの台風の目となる女の子。ちなみにこのシーンはエロシーンではありません。エチーけど。
先生のことが好き!ということでアタックしまくるのですが、そのアタック方法がちょっと偏りすぎていて、いちいちエチーです。ところが、この子自身「好き」なのか「かまってほしい」のか分からなくなってきており、時々暴走してしまい自己制御できなくなります。とっても大人っぽい、だけどものすごく子供。そのバランスがあまりにも危なっかしくて、ときどきぞっとします。明るくて活発でマセすぎた子ですが、心に闇を抱え込んでいます。2巻を読めば、彼女の行動の理由が少しずつわかりますヨ。
 

鏡黒
ゴスロリでいつもクール。クールすぎて、3人組以外にはほとんど心を開きません。
とはいえ、最近はバカ正直な先生との距離も縮まり(?)、どつくくらいの間になりました。一方的だけど。りんちゃんには絶対的な信頼と愛情を寄せており、彼女の言うことなら何でも聞きます。りんちゃんが抱えている心の闇を知っている人物の一人。
 

宇佐美々
メガネで巨乳。あれだ、みくる先輩みたいな役柄です。
もともとは登校拒否児童でした。しかも原因は前の担任。1巻を読んでみましょう、なかなかエグいです。最近はりんちゃんのおかげですっかり明るくなり、・・・明るくなり・・・セクハラされる担当。レイジに音速でほれて光速でふられます。
 
大人チーム

青木大介先生
一応主役。もう見ていて恥ずかしくなるくらい青臭さでぱーんぱん。先生になりたい!っていう理想と、りんちゃんの破天荒さのギャップに常に振り回されているのですが、彼女のおかげで成長していく様子が描かれています。このマンガが人気なのは、りんちゃんのエロかわいらしさも大きいと思いますが、この先生の純朴さが好感もてるからじゃないでしょうか。
若くてあまり教育上手じゃない先生、なかなか愛されずらいポジションですが、彼の青臭いまっすぐさは、多くの人が見ていてつい好きになっちゃうと思います。りんちゃんの気持ちわかるヨ。同時に、他の先生に怒られたりする「イタさ」も、なんだか愛らしい。
 

宝院京子先生
通称ぼいん先生。ちょっとだけ青木先生より先輩です。ネジ抜けてるような見た目の印象がありますが、先輩だけあって、青木先生のような青臭さはありません。いや、あるんだけど指摘してくれます。指摘された時の青木先生がまたマッスグすぎまぶしすぎて、ちょっとかっこいいので、この先生もときめいちゃいます。そりゃときめきますヨ。ですがりんちゃんほどパワーあるわけもなく、ぶすぶすくすぶる先生なのでした。
 

白井先生
個人的にピックアップ。まあ嫌われ役の小姑先生なんですが。この先生は徹底的にイヤーな人に描かれています。青木先生の青臭さを、本当にイタイ方面から突っつくので、青木先生同様「いなければいいのに!」って思ってしまうことうけあい。しかしこの先生、よくよく見ると本当に青木先生にものすごく目をかけてるんですよね。
 

レイジ
りんちゃんの保護者。りんちゃんのお母さんと恋仲でした。彼も心に傷を負ったものの一人で、りんちゃんには特別な愛情を注いでいます。


お母さん
りんちゃんの母。見ての通りそっくりです。
 
先生とりんちゃんを軸に話は進んでいくのですが、性的なイメージを起こさせるシーンが非常に多いです。小学3年生だけど。そこで「下品な・・・」と言ってしまって見ていない大人たちがいたら、それはヒジョーにもったいないです。
個人的観点でこの作品の魅力をピックアップしてみます。
 

普通の熱血先生物ならば、なんとか困難を乗り越えるものです。生徒も先生も。しかし、このマンガ、ものっそいリアルな問題を突きつけて、何気にあいまいな形でしか解決していません。「九重りん」というキャラのパワーと先生の人のよさで、なんとなく解決しているようにも見えますが、クラス全体の子から見るとそんなに劇的に変化していないです。りんちゃんオブラートで包んだだけというか。
しかし、現実の教室ってそうじゃないですか。一日二日でどうこうなるものじゃない。ほんのちょっとずつしか進歩しなくて時として後退してしまう。そのような意味で、学級崩壊や保護者と教師の関係など、現実的部分をたたきつけています。シリアスなマンガでそれをやったら、きっと読んでいて苦しくてしゃあないですヨ。重いもん。それでもイヤミがないのは、あえて(わざと)エチーな会話を盛り込んで、「萌え」も「現実」もいっしょくたにしたからだと思います。「子供でエッチ」というでかいエサのついた、「現実の教室」という鋭い針です。
 
もう一つの魅力は、子供たちそれぞれが心に傷を負っているにもかかわらず、いたってポジティブなところ。それはポジティブの塊みたいな青木先生のせいもあるのかもしれませんネ。とはいえ、りんちゃんはまだまだ子供。エチーな迫り方を先生にしても、それは子供の無邪気な接触です。だけどいきなり大人の女性みたいになったり。そのへんがファンタジーではあるんですが、あまりにも微妙なバランスでゆれています。つついたら、今にもパチンとはじけてしまいそうです。先生同様、見ていてハラハラしてしまいます。
しかし、だからこそ目が離せないんだナー。
 
2巻はこの二人に加えて、レイジとお母さんの話が語られます。この話はあまりにも切な過ぎるので、ぜひ自分の目で確かめてください。同時に、りんちゃんの心の奥にも触れる事が出来るハズ。
 
このマンガ、今後「ラブコメ」のように展開していくのか、それとも「現実問題」の針に食いつくのか、想像がつきません。
少なくともこのりんちゃんの恋が実るのも間違いな感じがしてしまいますし、先生も恋の対象ではなく生徒としてしか見ていません。「放課後チルドレン」(こちらも傑作!)なんかは子供視点で恋愛物語として成立していましたが、「こどものじかん」はあくまでも「ませた子供」という大人の視点から脱していないのです。だからこそこの関係が持つかどうか危うくて仕方ない。話が続いていくのが時々ちょっと怖くなります。いつ崩壊してしまうんだろう?って。だから気になって見ちゃうんですけどね。この絶妙な関係がどこまで続くのか。そんなこと考えちゃうわたしは年カシラ。
 
なかなか手に取りずらい本かもしれませんが(帯に「そこは握っちゃダメ!!」ですからネ)、むしろそういうのを受け入れて、教育関係者や子供の保護者の人達に読んでいただいて、賛否両論あわせて思い描いてほしい、そんな本です。PTAが見たらまず怒るだろうけど、あえて。 
 

表紙の裏のココにも注目。
 
ところで、このマンガの一番凶悪なのは実はコイツ。


ちょ、クマ!りんちゃん逃げてーーー!
 
 
オマケ
女子高生8巻はこんな感じ。

香田アホだなー。大好き。
COMIC SEEDで単行本未収録分が読めますヨー
こちらは先生の児童セクハラや、虐待など、かなりネタが濃いデス。

よもやま日記

普段はコレ以外の結び方したことないです。ってか想像すらしたことないですヨ。このへんからものすごいテクニカルになってる気がしますが、ここらへんまでいくともう二度とほどける気がしません。芸術?マリ見ての江利子さまとか上手にやりそうな気がします。そんな自分はいつもたて結び。

http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3D7IDmF1O4cNM%26ext%3D.flv
まっかっかーなあずまんが大王。片手をあげる行為ってものすごく共産圏か極左か、ってイメージあるんですが、なんだかんだでドイツのヒトラー主義者がやっぱ頭に浮かびます。とどのつまり崇拝的なことにかわりはない、って処理。いや、違うんだけどさ。ってか、どうしてこんなに外国人はあずまんが大王好きですか。

http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3DB7X-ivRUO94%26ext%3D.flv
夏ですねー。海ですねー。とにかく海行きたいものですネー。でもここの海に行く人はものすごいマゾだと思いました。