たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ヘロインについてしらべてみた。その1

無敵看板娘」の鬼丸美輝がいるラーメン屋に行きたいです。たまごまごです。「それ町」の嵐山歩鳥のいるメイド喫茶はもっと行きたいです。しょんぼりバーガー。2D格闘の歴史の方ははてブとか見て少し修正しました。
 

http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3D3oJqn2kK8cI%26ext%3D.flv
うかつに見るとトラウマになるかもしれません注意。
注射された後の恍惚とした顔っぷり。映画のメイクをしたかのような目のへこみっぷりが不気味でなりません。「かわいそう・・・」と思う前に「こわい!」と口から出ちゃいましたヨ。一人で見てたのに。
 
ところで、以前も書いたように、マリファナなんかは合法の国(あるいはグレーの国)が多いようです。ハシシとかも。ですが、「ヘロイン」合法の国ってのは皆無みたいですね。
また、マリファナ・LSDは「サイケ」とか「レゲエ」とか「トランス」とか、受け入れられやすいイメージも(あったらダメなんだけど)ありますが、ヘロインは「悪魔」呼ばわりです。
そもそもヘロインてなんなんでしょうネ?早速しらべてみました。
 
まず、ドラッグそのものをおおまかに分類してみます。
1、アッパー系(覚醒)・気分がハイになり、気持ちのよくなるクスリ
主にコカの葉に含まれる「コカアルカロイド系です。シャブ(スピード)、コカインが代表選手。麻薬ながらも世界中で認定されているタバコもそうです。広義に見るとコーヒーや抹茶など、カフェインを含んだものは依存症になるドラッグです。
ガラナ・コーラは「コラの実」を少量入れたものが原型で、こちらもわずかながらの興奮剤です。昔はコカコーラにもコカイン入ってたんですヨ。
2、ダウナー系(抑制)・気分を抑制し、けだるさを快感として得るクスリ
主にあへん系です。誰でも飲むアルコールもコレ。ヘロインはダウナー系の一番凶悪なものです。モルヒネ・鎮痛剤・睡眠薬・麻酔・エーテルなど、少なければ役に立つが多く摂取すると依存症になるものがあるものも含みます。
リトルショップ・オブ・ホラーズ 特別版 [DVD]
「リトルショップオブホラーズ」で、麻酔(笑気ガス)を吸って喜ぶサド歯医者がいましたが、実際に麻酔は娯楽として使われていた時期があるそうです。
3、幻覚系・使うと感覚がキラキラして、幻覚が見えたりするクスリ
科学的に合成される麻薬です。いわゆるサイケデリック(「精神の顕在」という意味のギリシア語から)なクスリ。LSD、マジックマッシュルームなど。古代宗教でよく使用されました。今でもカルト教団で・・・げほげほ。
その他・マリファナ(作用が人それぞれなので特定できない)、シンナーなどの有機溶剤(脳に作用するというより、気持ち悪さをハイと勘違いする現象)など。
 
マリファナやLSDは興味深いですね。そのへんは別の機会にしらべることにして、ダウナー系の筆頭としてヘロインを調べてみます。
 
ヘロインてなあに?(写真あり
けしから「アヘン」をとり、そのアヘンから抽出したモルヒネを精製したものです。精製してさらに精製。いやはや、濃度半端ないですねえ。
アヘンといえばあれだ、学校でも習った「アヘン戦争」のやつです。どうやら、神経を抑制して、もうなんもやる気起きないようにする作用があるようですね。
鼻からすすって粘膜から吸収(「スニッフィング」といいます)したり、注射器でうったりします。もちろんどっちが効くかというと、注射器。
問題はその依存性と、少量では効果が得られなくなる耐性。
「気持ちいいなあ→あ、きれた、もっとほしい→やばい、こんなじゃきかないもっと!→死」
 
ヘロインの詳しい解説
やっぱり粉は白いです。茶色もあるようですね。灰色がかったのを写真とかで見たことがあるとしたら、それは混ぜ物の入った純度の低いものです。この混ぜ物がクセモノで、ヘロインより人体に危険なものを混ぜる場合があるそうで。ストリキニーネとか。下手したら砂とかかもしれない。
よく戦場なんかの鎮痛剤とかにつかう「モルヒネ」は「アヘン」の気持ちいい部分だけを取り出したもの。これをさらに純度を上げてパワーアップさせたもの、それがヘロインです。
 
ではそのヘロインを、化学面からちょっと見てみます。
化学式(wiki)
C21H23NO5だそうです。ようわからん^^;
19世紀末に出来たこの薬品、なんと咳止めにつかっていたというのだから驚き。もちろん、口から飲むものですけどね。口からほんと少量摂る分には、依存性は低いと思われていたようです。もちろん、そんなことはないので今は撤廃されています。
しかし、イギリスなどでは、つい最近まで極極極少量のヘロインを鎮痛剤として使用しているそうです。なんでかってーと、モルヒネや他の鎮痛剤で吐く人や、ものすごいスピードで鎮痛しなければいけない人には効果があるからだそうで。
写真(麻薬取締官HP)
きっとこんな固形だと、めちゃくちゃな額するんでしょうね。チャイナホワイトという名前は麻薬とマフィアの映画の題名にもなりました。もちろん隠語で、正式名はヘロインです。
他にも呼び名としては、エッチ、スマック、ジャンク、ホース、ガム、ダスト、メキシカンブラウン、プティなど。「ガムいらない?」って言われたらほんとわからんですよ。メキシカンブラウンとかチャイナホワイトってなんかカクテルっぽいよネ。
 
アヘン成分について。なんかちょっと危なげなページ。
「ヘロインはモルヒネをアセチル化させるという比較的単純な工程でつくられる」
簡単に言うと同じなんですよね、ヘロインとモルヒネの気持ちいいとこって。しかし、その大きな差は、持続時間の短さ。どばー!っと頭を真っ白にしたあと、どばー!っとひきます。
注射器摂取の場合はスニッフィングの何倍もの快楽が得られると同時に、2,3分のラッシュ(イッちゃった状態)が持続し、その後はけだるさ満点ですごすことになります。
その後の持続時間は長くて6時間。それをすぎちゃったら鎮痛であろうが中毒であろうが、摂取しないと禁断症状がでます。つまり、一日4,5回は摂らないといけないわけで、それだけでお金がいかに飛んでいくかわかりますネ。ってーか、そんなに注射器うってたら、数日で腕は穴だらけですわ。針も足りないだろうから、みんなで使いまわしたりすんだろうなあ。
 
注射した後、脳の中ではどうなるのでしょう。
生物の神経毒
モルヒネもヘロインも、脳の中で、「痛いよー」っていう情報を「流させなく」するのがポイント。結局痛いんですよ。ということはクスリが切れると、逆に出なかった分の痛いよ信号が、がんばらなきゃ!と信号をさらに激しく送るようになるので、痛さが倍になるわけです。もう考えるだけでも痛くて仕方ない。
「しかし,一週間後,モルヒネが切れたときの痛みが大変だ。あぶら汗が出て我慢できないほど体中が痛む。医師や看護婦に「もう一度モルヒネを」と懇願しても,返事は「ノー」。3日3晩痛むそうである」
その二つの違いは、脳へのへの入りやすさ。モルヒネは2%なのに対して、ヘロインはなんと65%!そりゃ快感も増えるってもんです。
 
そんなヘロイン。使いたいと思う人がいるくらいです、なにか魔力的なパワーがあるのでしょう。
ちょっとここで「なにがいいのか」をしらべてみます。
「新快楽大百科」(18禁)
俗称は「エッチ」というみたいですね。あらゆるものに対して感覚が鈍感になり、頭が真っ白になるので、ネガティブなことからの逃避になるようです。
わかりずらい場合は、「オルガスムス(イった状態ですね)」の何百倍、といえばいいのかな。想像できませんが、中毒患者の話からすると「あんまり良すぎるんで、一度でも試すべきじゃないね」とのこと。想像するのも危ないかもシレナイ。
禁断症状は重い風邪のよう、と書いてますね。しかし全身の激痛て、風邪どころじゃないだろう!?
 
こんな摂取の仕方もあります。
タバコ、コカイン、覚醒剤なんかと一緒に吸うこともあるようです。単発で吸うだけじゃないんですねえ。超重度の人生捨てた人たちの遊びです。どんな効果が出るのかわけわかりませんが、二度と戻ってこれなくなったり、死亡事故が多いと付け加えておきましょう。
 
やはり気持ちいいだけとはいきません。実際の禁断症状や今の色々な国での使用状況については・・・その2に続く。