たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

学校とか塾とか子供って忙しいネほんと。

塾要らずの公教育は本当に素晴らしいのか(今日行く審議会)

一つ目は受験の準備をすること。二つ目は学校の授業だけでは理解が十分ではないので、そこを補うこと。そういうものは、公教育の質が高ければ必要がないのか。それは違う。受験の準備にしても、理解できないところを補うにしても、「公立の学校とは異なる」からできることだ。公教育には様々な制約がある。そういう制約は塾にはない。その点だけでも両者の違いは大きい。だから、公立の学校と塾は競合するものではない。

うん、そのとおりだと思います。競合するものではないですよね。まったくやることが別。
まず、学ぶことそのものの基本的理念を教えるそろばんや英数塾は必須だとおもうのですよ。
学校はどうしても多数対先生1の授業なので、どうしても個々が「概念」を理解するのには窮屈なのはしかたないこと。
それを自分で塾に行くことを選択して、学ぶことってとても大事じゃないですか。勉強しにいくのではなく「考え方」を学ぶってことだと思っています。この場合、成績をのばす!っていう押し付けではなくて、子供の能力引き出しの機会を増やす、って感じです。あくまでもウチの考えですので、塾ごとに違うとは思います。
次に、「さらに知識量を増やしたい」という人たちが塾にいくのは、選択肢としてあって当然。なんでもまったいらにすりゃいってもんじゃない。のびる子はのばすべき。というわけで、塾があることには大賛成です。
 
しかし。「子どもが塾に通わなくても済むよう公教育の質を充実させる」というのを別角度から見る必要もあるかな?とおもってます。
親があまりにも激しく塾をすすめすぎて、週に4、5、6と通う子はかなりの数になっています。
週13塾通っている子を見たことがあります。おいおい、1週間は7日しかないですヨ?^^;当然休日なんてありませんし、帰宅はなんと10時。友人を作っている時間があるはずもありません。
あまりにも親が「学校は勉強にならない、塾にいかなければならない」という妄信をしているのか、「うちの子はできるから可能性をもっと増やしても大丈夫」という考え方なのかもしれません。その子、学校の宿泊研修すら休んでたから、親が極端なのは確かかも。
塾に行くことは「自分のプラスアルファとして必要」ではあるけど「塾に行かないとダメなんだあそこのおうちもあそこあそこも行ってるわよお父さん!」は間違い。
学習塾の一部もゆとり教育に抵抗します」みたいな掲げ文句をあげちゃってるところもありましたネ。それはなんだかなーと思います。対抗してつぶしあっちゃだめナンスヨ。
塾は塾。学校は学校。親も先生も講師も、それぞれが何を必要としているかきちんと理解しなきゃいけないなとおもいます。
ゆとり教育は廃止の方向みたいで、受験教育に回帰しているみたいですネ。時代はぐるぐるメリーゴーランドです。)
塾要らず、は極論で間違っていると思いますが、両方の視点にたって親たち先生たちが考える時期にはなっていると思いました。

関連・
学校に“通信簿”…文科省が現場取り組みを5段階評価
「小学校卒業までに九九ができ、コンパスで円が書ける」 最低限の学力基準を明示、小中学生対象に 東京都教委(痛いニュース)
一見なにその低さは?と思う記事ですが、あくまでも最低限ここまでは、というものです。これでいいよというものではナイんですよね。
しかし、これと並列して「47都道府県をすべていえること」が基準値になってました。へっ!?い、言えないカモ自分!小学校最低基準きっちゃったカモ自分・・・orz