たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

怖くないヨ。「頭痛」についてしらべてみた。


ここしばらく頭痛でもだえてました。たまごまごです。検査に行ってみたら「疲労」でした。なんでもなくてほっとしたと同時に、かかった検査費用が万単位で絶望しました。いやまあ、安心代だよね・・・orz
 
さて、あんまりにも痛いのでどうすればいいかネットでちょっと検索してたんですが、やはりここらへんは非常に詳しいサイト多いですね。勉強になります。
しかし、見てると怖くなるんですよ。頭痛の時って特に心も弱るから、「ひょっとしてこれって出血した?脳が異常?切る?」って。
まあ、杞憂なんです。でも心臓と頭は直接的に命にかかわる部位なので、人間は本能的に怖くなるようにできてるんです。「本当は怖い家庭の医学」状態です。あれと「あるある大辞典」は苦手なんだよなあ。怖いから。
そんなわけで、自分メモも兼ねて「本当はそんなに怖くないよ、頭痛」をテーマに、頭痛の基礎と、気楽に頭痛を治す方法をしらべてみました。もちろん、病院に行くべきところは「行くべきです」と書きます。でも思ってるほど頭痛って怖くないんですよね。誰にでもある、そして治るヨ!、というスタンスで書いていきます。
「頭痛の種類を知ること」「不安になりすぎないこと」、それが頭痛を治す一番大事なこと。
 
あ、あくまでも「基礎」なので、本当に心配な人は、関連に載せたサイトを読んだりお医者さんに行くことをすすめます。
 

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  • その1・「どうでもいい」頭痛

今まで頭痛でもなんでもなかったのに、なんだか頭が痛くなり始めた気がする。
そんな場合、以下のことが当てはまったら、ほっといても休めば治ります。

・寝すぎたとき。
・低気圧が近づいていたり、天気が悪いとき
・お酒を飲みすぎたとき
・運動やセックスの後
・パソコンの見すぎや、光を浴びすぎたとき
・生理痛と重なったとき
・人ごみの中にいるとき
・冷たいものを食べたとき(関連・かき氷食べて頭痛、なぜ?
・虫歯。(←治療しようネ

死ぬほど痛い!と思うこともあるんですよね、この頭痛でも。
しかし、以上の点みたいな心当たりがあったり、毎日続くのでなければ、バファリン飲んでほっとけば治ります。寝れない場合はウォーキングしたりお風呂入ったり、お茶飲んだりするといいです。
肩こりの人は特にこれになりやすく、心配も多くなるかもしれませんが、頭のことより全身の筋肉をほぐす方法を考えるといいみたいですヨ。
とにかく、これは心配しなくてだいじょぶ。むしろ「おつかれさま、がんばったね。少しやすみましょ」という体のサイン程度にとっておくとよいです。
あと、ガマンできるなら頭痛薬飲まない方がいいです。あくまでも「休め」サインなので、ムリにおさえこむと慢性化して、その2に書く「慢性頭痛」につながります。

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  • その2・「かなり定期的に痛いんだけど」頭痛

この頭痛、なんとかしたい!(健康サラダ)
 
「慢性頭痛」と言われます。意外とこの慢性頭痛の人って多いんですよ。頭痛で苦労してたり、心配かなあと悩んじゃうのもコレ。まあ、だいじょぶ、これで死んだりしません。治ります。
でも具合の悪くなるのは早く治したいよねほんとにもう!
安心のためのひとつの目安として簡単にまとめると、

・意識がある。
・とりあえずまっすぐ歩ける(めまいはあります)
・眼球を動かせる。(指を目の前で動かして追ってみると分かりやすいラシイです)
・記憶がある、物が見える。
・会話することができる。
・高熱ではない。(微熱は続くことがあります)
・触ったときの感触がある、手足を動かせる。
・頭痛薬がとりあえず効く(病気の場合はまったく効かないくらいイタイです)

と言う感じです。クリアしていればとりあえず不安になりすぎいな方がGOOD。もちろん、かなーり痛いはずなので、お医者さんに行くと、「楽になります」ヨ。
 
自分で対処する場合も、大きく三つにわけることができるので、目安にするといいかもしれません。
 
1、緊張性頭痛
自分はコレ。じわーっと頭全体や後頭部が痛み続けます。たとえるならば、孫悟空の輪が締め付けるかのような感じ。楽にならずずっと痛いのが面倒ですよネ。ガマンができないわけではない、というのもポイント。
ときどき「ふわふわするめまい」を伴うこともあります。が、まったくまっすぐ歩けないわけではありません。なにげにものすごい数の人が経験することがあるそうなので、そんなに心配しなくても大丈夫です。
(注意・ただし、ふわふわするめまいじゃなくて、回転するめまいの場合はメニエール症候群の可能性もあるので、別の治療(耳鼻科とか)も必要になる可能性があります。詳しくはこちら。
原因は「疲労」身体疲労精神疲労(ストレス)です。つまり、お医者さんに見てもらったら治る、というものではありません。
身体疲労はわりと分かりやすいです。肩こりとか眼精疲労がメインなので、休めば落ち着きます。問題は「ストレス」のほう。これ案外わからないうちになってるんですよ。
意外なことに日本人の25%がかかると言われる緊張性頭痛。それだけストレス社会なんですわ。気づかないことがとても多いのが難点。ストレスなんてたまらないよー☆という人ほど、意外に蓄積しているものです。
頭痛がきたら「もうあなたのコップは満杯なのよ」と思って休むのがいいみたいです。見栄ははったらダメ。リポDとかバファリンに頼りすぎたら悪化しちゃうヨ。
まあ、使わないといけない時もあります。仕事だしネ。でも周りの人はムリして飲んでるのみたらとめて休ませましょう。愛情一本悪化一本になっちゃいます。愛情あるならストップさせるのが愛情。
でも、治るよ!
 
ストレスとの関係が深いこの頭痛、とりあえず、軽いスポーツしたりリラックスしたら、わりと治りますコレ。重大な事態には至りませんので安心しましょう。ストレスが大きい場合は、気軽に精神科の先生に相談するといいです。テンション上がりすぎて仕事がばんばん出来るときでも、とりあえずストップ。それは「躁(そう)」状態です。
抗うつ剤」「安定剤」には精神の安定の効果と体のリラックス効果あるそうですヨ。このへんはあんまり病気だと思わないで、リラクゼーション施設に行くような気持ちで。
なんでこんなに書くかというと、この頭痛とにかく「痛くて心配」と悩むのが一番よくないからです。「まあ治るよ」と構えるのが大事みたいデス。
 
2、片頭痛
女性に多いのがコレ。頭の片側、あるいは両サイドが定期的に痛くなります。ときどき吐き気や目のちらつきが生じるので、不安になりやすい頭痛ともいえます。
主な原因は「ホルモンバランスの崩れ」。女性で激しい生理痛とコレを抱える人はほんと大変。とりあえずこれで重病になることもほとんどないので安心してかまわないんですが、問題は普通の生活が送れないくらい吐き気や痛みに悩まされるコト。特にでかい音やまぶしい光で「痛いっ!」となるときは、血管の収縮で起きる痛みなのでコレですネ。
これまた切ない話なんですが、「ほっ」とすると片頭痛になったりすることもあるそうです。実は体がガンバリすぎていた状態から一気に解放されて、痛くなっちゃったり。遊びに行く予定とかはいっていてコレだと、なんだか悲しすぎです。
でも、治るよ!
 
これをやったら「すぐ」治る、ってのはないんですが、おさえ方としては、

・暗い静かなところで休む。
・冷やす(血管の拡張を抑える
・紅茶やお茶を飲んでまずオチツケ(血管の激しい動きを抑える)
・ピル(経口避妊薬)は避ける(ホルモンバランスを崩します)
・チーズ、チョコレートはちょっとガマン(血管の動きを促す場合があるみたいです)

などがあります。コーヒーも、好きな人ならよいと思います。あったかい物をとって、静かなところで暗くして寝る。コレが一番。
痛くない期間も結構あるので、寝すぎたり頭痛薬でおさえたりを続けるちゃうと緊張性頭痛につながります。とりあえず休む、っていう心の余裕が大事みたいですね。
 
あっ、寝つきがよくなるためにーなんていってお酒やタバコは厳禁!血管が膨らんだり縮んだりしてえらいことになります。
サングラスもあるといいみたいですね。PC使う人は、ちょっと明るさを下げましょう。これだけでずいぶん変わるヨ。
それでも痛い場合は、お医者さんが血管の収縮を安定させる薬をくれるみたいなので、相談してみるといいかもしれません。こちらも、心配するとストレスになるので、「わたしの感覚ったら敏感なのネもう」くらいに捕らえておくといいです。治るヨ。
 
3、群発性頭痛
これ、はたから見ていて「うわあこの人大丈夫!?」って心配するくらい激しいです。「目をキリで突き刺すくらいに」痛い。圧倒的に男性に多いようです。
起きる時間も決まっていて、1,2月の間えんえんとある時間になると痛み始めます。
見てて痛々しいです。だって、大の大人の男がぼーろぼろ涙流すんですよ、目玉が痛くて。鼻水もだらだら出るんですヨ。中にはあまりにも激痛が走るので壁に頭打ち付けるほどだそうです。周りの人コレ見たら心配しないわけがない。また年に一回くらい、と、あまりないから、まさに「忘れた頃にやってくる」恐怖の頭痛です。PCユーザーにも多い頭痛ともいえます。
これ、原因は今のところはっきりしていません。目の奥の血管が膨らんで圧迫するから、みたいですが。
でも、治るよ!
 
まず、お酒厳禁。飲めば頭痛になります。イコールです。お医者さんは「必発(ひっぱつ)」というくらいです。
痛いのにわざわざ飲む人はそうそういないと思いますが、そろそろおさまったかなーと思っている人が飲みそうになったら、家族や周りの人が止めるといいです。ちょっとだけなら、はダメ。禁止!「必発」ですヨ。
しっかしこの「必発」って言葉、インパクトあるなあ。
また、酸素をとることで落ち着くようです。売っているものはたいした濃度じゃないので、気になるならばお医者さんに医療用のものをもらうといいです。
もっと簡単な治療法としては「深呼吸」を増やすこと。時間がたいてい決まって起きる頭痛なので、定期的に深呼吸とるだけでもずいぶん変わるみたいです。

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  • その3・「すぐに治療の必要な」頭痛

ここまでは自分でもなんとかなる頭痛ですが、本当に危険な頭痛の特徴をちょっとまとめてみたいと思います。過度に心配になるとそれも頭痛のタネになるので、目安程度に。心配ならはやめにお医者さんに。とりあえず行ったら安心するから。
「自分で気づいたら」もそうなんですが、どちらかというと「周囲の人」の立場になった時に気にかけておきたいと思いました。特に高齢の家族を持つ方は、頭の隅っこに、心配しすぎない程度にとめておくとイイカモ。
その1,2と違って、ほんと自分でどうにもならない状態になります、この場合は。
(自分で病院にいけるくらいのレベルなら、逆にある程度安心しても大丈夫ともいえますネ)
特徴としてはその2で書いた逆だと思っていただけるといいです。
もし症状がこれらに当てはまった場合も、あせらずにまず「どの疑いがあるか」を考えて、冷静に対処するのが、身を守るための第一段階です。

・「この瞬間から急に激痛が走った」とわかるくらい、急に痛くなった 
 クモ膜下出血の恐れがあります。
 突然バットでぶん殴られたように痛くなるそうなので、その場合は急いで救急車を
 慢性的に痛いのとは明らかに違います。急激に痛くなった場合はすぐ119番を。
 一秒でも早く冷静に対処することが、命を守ります。
 
・手足の麻痺や失禁に加えて、「そういえば頭をぶつけたことがあった」
 慢性硬膜下血腫の恐れがあります。
 はたから見るとボケと似ていますが、ぶつけた経験があるかどうか確認したほうがよいです。
 小さな血管が切れて血腫になることもあるので、特に老人の方はとりあえず頭をぶつけたら病院へ。
 
・「意識がない、ろれつが回らない、物を認知できない、歩くことが出来ない」
 まあ、頭痛どころじゃないですね。脳出血の恐れがあります。
 明らかに意識や感覚の麻痺が感じられたり、動きがおかしくなるので、
 周りの人が気になったらすぐ病院に。
 
・そんなに痛くないけど、ろれつが回らなかったり手足が動かない
 脳梗塞の恐れがあります。
 あんまり頭は痛くないので厄介なところです。
 体の動きがある日思い通りに行かないと感じたら注意する必要があるかもしれません。
 
・嘔吐や痙攣が止まらない
 脳腫瘍のおそれがあります。
 片頭痛と明らかに違うような感覚の狂いや嘔吐があるので、
 こちらもおかしいなと思ったらすぐ病院に。
 
・後頭部の痛みがひどく、38度以上の熱が続く
 髄膜炎の恐れがあります。
 脳の風邪、といったところ?ウイルス性です。
 すぐに死ぬ!というものではなく、これは比較的治しやすいものなんですが、
 後遺症が残る可能性が高いので、こちらも早く病院に。
 
・動かすととにかく痛い。水を飲むとなぜか治る。
 脳脊髄液減少症の恐れがあります。
 髄膜のどこかに傷がついて、じわじわと漏れていることがあります。
 すぐ命のかかわるほどではないですが、頭を強くぶつけた経験がある人は要注意。
 
うーん、「怖くないヨ」と書いたものの、最後の方はやっぱりちょっと怖いですね。心に留めておくのは大事だと思います。
が、たいていそれを気にしすぎて「うわ、死ぬかも!?」っていうストレスで悪化することが多いです。そういう場合はたいてい大丈夫。そして、心配な場合は病院で検査するのが一番のストレス解消薬になります。頭痛ひどいとイライラするし不安になるしで大変ですもんね。
心配の耐えない頭痛。でも日本人の3分の1くらいは色々な形で頭痛を経験するので、自分も頭痛の知識を蓄えた上で、リラックスを心がけようと思いました。
いや、心がけてる時点でリラックスしてないとかって突っ込みはナシね。わかってるんだけどどうしてもorz
 
参考・関連サイト
頭痛大学
この頭痛なんとかしたい!
頭痛選科 頭痛で悩む人に
頭痛によく効くホームページ
脳外科医と考える頭痛AtoZ
healthクリニック 頭痛ライブラリ
頭痛日記
全国慢性頭痛友の会
片頭痛チェック
アライブ!サプリメントカフェ 頭痛に効くサプリメント
 
オマケ(再掲
ちょっと休憩。パソコンの前ですぐできる自己治療(テンカンの人は見たらダメ)
肩がこった人は見てみましょう。かえって肩がこります。