たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

もう貴方色に染まっちゃったの。

三井住友銀行、「雨やどり」「お風呂あがり」で検索のテレビ広告で便乗フィッシングの危機(被害防止用エントリ)RinRin王国より)
エロゲに犯されるGoogleまなめはうすより)
うえ、ほんとに「雨やどり」で検索したらエロゲがトップだ。もっとも「あまやどり」で変換すると「雨宿り」以外出ないので、意図して打ち込まないと使わない単語ではあるんですが、CMを見ると確かに「雨やどり」になってます。
考えてみたら「んじゃyahooにすればいいじゃん」とも思ったんですが、やっぱりぜんぜんとんちんかんな検索になります。
んで、この瞬間あることに気づいちゃったわけです。
「検索=googleになってるんだ、自分。」
色々なサイトで「ググる」という動詞問題については多く語られていましたね。英語のみとか話が入り組んでましたけど。そのくらいgoogleが基本的な場面で普及しているということを表す事件だったとも思うんですが、気づいたら自分も「googleツールバー」入れて、「http://www.google.ne.jp/」と空でパタパタ打つようになって、挙句の果てにはホームボタン押すとgoogle出るように設定しちゃってます。
はっきりいって「google」バカです。体の一部がgoogleです。もう染まりきっちゃってるんですよね。
自分も比較的「ヘビーネットユーザー」寄りなんだろうなあ、とは思うんですが、昔(といっても2,3年前)は「yahoo」や「goo」を多用していたはずなのに、どうしたんだろう、もう空気のようにgoogleで検索するのが当たり前になっています。誰も何も言ってないし、このCMも「googleで検索よろしく」なんて書いてないのに、なんでgoogle開いちゃうんでしょう。
もしかしたらgoogle信者」ではないか?とすら思い始めました自分。
だって、冷静に考えたらgoogle以外でも検索する方法山ほどあるのにネえ。
 
google検索上位の仕組みっていまいちわからないんですが、やっぱりアクセス数なんでしょうか。一応公式ではこういう仕組みだそうです。逆にいえば人為的に上位を変更することも「可能」ではありますが、決してしませんよ、ということ。うん、納得です。三井住友銀行が仮にお金の力で検索順位を変えていたとしたら、それこそ情報化社会の基盤をゆるがしてしまう。そう考えるとある意味「よい結果」とも言えます。いやまあ、決してよくはないんですが。
にしても、だ。なぜに「枕」検索がこうなりますか。二個目にある「エロゲに犯される」は、とても衝撃的な検索結果が多いので、一回見てみるといいかも、と書きたいんですが、それで検索するとまた上位になったりするのかなあ?
 
ある意味、社会的にも「とりあえずGoogle」っていう仕組みが浸透してきたのは、情報があっちゃこっちゃ行って拡散したり、どこかから圧力かかるよりははるかにいいとは思います。それに、それだけそのアダルトゲーム会社が頑張っていて、検索されることが多い(?)とも受け取れますし、そこを否定はできないなとも思いました。
しかし、最初のエントリにあるように、これを利用した詐欺も可能である、という恐怖は感じました。「google妄信」のワナもありますね。

三井住友銀行の本物サイトは http://www.smbc.co.jp/ にあるが、もしあなたが私のこの日記を今初めて見たのなら、これを信用してはいけない。私がこのように書いていることが嘘で、偽サイトに誘おうとしている可能性を疑うべきだ。

あまりに過剰に心配しすぎると、何も信じられなくなっちゃいますが、金融機関系、販売系、個人情報送信系サイトの場合「ちょっと待てよ」と一旦立ち止まり、石橋をハンマーで叩いて安心するくらいの用心は過剰じゃない、と思いました。
対処として、時には他の検索サイトも使う必要があるのかもしれません。もちろん「うちはyahooが標準ですがなにか?」という人も多いと思います。そういう場合も含めて、一個目だけをクリックするのではなく、他のサイトや検索を使って調べてみるのは大事ですネ。
 
ところで自分の名前「たまごまご」で検索したら、「まごまご嵐」がいっぱい引っかかってちょっとびっくりしました。もっとも「〜〜た。まごまご嵐〜〜」とつながるので、まったく無関係です。ふもっふ。