たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

表現のカベ。

小説を書くのとイラストを描くのってどっちが難しい?(ウィンドバード::Recreation)
文章と絵ではどちらが難しいか(萌え理論Blog)どらみそら。より)

あ、思う思う。
どっちもあんまりうまくいかないからこそ、思う。
もっとも、比較してもどうこうなるものではないですが、これは意外と普段オタク生活している人なら考えることかも?(そうでない人は考えないネ
ウィンドバード::Recreationさんの図が非常に面白かったのでちょっと自分も考えて見ます。
 
まず、素人ながらも真剣に描くか落書きするか、というとこで差異が出ると思いました。
もしかりに双方がここに書かれている「テクニックのトンネル」を脱しているとした場合、おそらくイラストの方が「多くの人の目を引く」のは間違いないです。
多分同じエントリを書いていても、それをイラストでさらっと落書きしたものと、文章で落書きしたものでは、前者が圧倒的に有利です。
また、描く側も、イラスト落書きの方が「時間はかかるけど」楽です。だってさほら、ノートや教科書になんか書くときって、文章じゃなくて絵描くじゃん。そんな感じです。
 
しかしそれを突き詰めて作品にしていく場合となると、その「時間」「労力」の面でイラストがはるかに上回りますよネ。
それはウィンドバードさんの描いているような「テクニックのトンネル」が死ぬほど長いから。
また、誰かが見てぱっと粗探しがしやすいのが両刃の剣で、完璧さに対するツッコミを想定しながら描かないといけません。
その上でセンス・・・ふはーコリャ大変だ。
 
小説はというと、萌え理論Blogさんのかかれているように「不確定要素」が大きいので「どこから手をつければいいかわからない」という、「ものすごい自由平原」が広がりすぎているのがポイントだと思います。
スキルはみんな身につけているけど、その連鎖によって何が生まれるかはわからない。
そんなフワフワな異次元空間にいかに自分を立てていくかは・・・コリャ大変だ。
 
どらみそら。さんコメント
結論でくくっちゃえば、「難しい」で終わっていたらだめなんですね。
以前も書いたように、高い目標をもっているだけだったら、挫折してしまいます。
小説も絵も「いや、自分はできないから・・・」といってしまったらそこでオワリ。
 
小説は大海原を何かを目当てに泳ぐこと、
イラストは高山を手探りで登ること、
に似てるかなと思いました。

まずは泳げ。まずは登れ。
そのあとに続けることができるかどうかはその人の「好き」度次第かなと思いました。やり続けて損することは絶対ないと思います。あ、これは自分にも言い聞かせてます。けっぱれ(←北海道弁
ただし、やりっぱなしでほおりださないこと。納得いかなくても「ここで完了!」という形にし続けることは抜かせません。
文章もイラストも、ハンパにしたのを積み続けるのが一番自分のためにならないと思います。
まず、書き終えよう。なおすのはその後で見直したときでも十分。自己満足でもいいじゃない。
 
そしてここに「音楽は?」と問いを付け加えてみたりします。
さらにスキル習得トンネルの長ーーい音楽。しかし自由度が高く、また一定のパターンで十分に楽しむことも出来る音楽。
人によっては小説と音楽どっちが難しい?と聞かれたら多分悩むのではないかと思いますが、さてはて。どこかでカベにぶちあたるのは、すべて同じ。それをどこで乗り越えるか、でしょうネ。
 
なんか大風呂敷広げっぱなしで逃げるように蛇足しますが、「んじゃスポーツは?」「んじゃ仕事は?」「んじゃプログラミングは?」と、自己表現と考えうる全てに当てはまりそう。
もっともそれらを「自己表現」として捉えるかどうかは、これまた人次第。
趣味って全部自己表現だから、どれもコレもたしなんだり極めたりすることそのものが、何もしないよりはるかにいいと思うんだナ。
 
と含みをもった書き方をしてますが案外何も考えてません。
とりあえず出来ることを必死こいてやることが、どの方向に向かっていくのに対しても必要なんだと思いました。難しくないことなんてないよね。
難しいから面白いヨ。