たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

マンガ1000冊あるおうちってどうよ

床が抜けると思います。
女性に聞きます。漫画を大量に持ってる男ってどう?(日刊スレッドガイド)

これ男女ともに言えるような気がするので、ちょっと興味深いスレ。
とりあえず、恋人同士だったら「あの人の好きなものは好きになろう」「あの人が好きなものだから理解する努力もいるかな」フィルターが働くと思うので、あんまりコレは直接かかわらないかもしれません。相手が本当に好きなものを否定する権利なんてないですしネ。
 
ただ、友人や知り合いの異性だったら・・・?という>>1さんの本来の部分に戻って考えると結構面白いです。
たとえば「まずアウトでしょう!」と誰もが思うと思われる、エロ系。具体的には「男性向け同人誌」や「ガチヤオイ物」。
相手の価値観うんぬん以前に、自分でも隠すものなら、そういうことですよね。自分の価値観がアウトといっているのかもしれません。中には超越している人も多いですが、自分はへたれなので隠・・・はっ、も、モッテナイヨ?
んじゃ普通のマンガは?うん。最近は老若男女問わず読むようになりましたものね。マンガ。スレでは暴力的とかロボット(?)とか基準になってますが、あんまり関係ないかなあと思います。「女の子がたくさんでてくるマンガ」「ソフトやおい」なんてのも、「マスコミの一般常識」という色眼鏡で見る人ならすぐ「アウト」って言うかもしれませんが、そういう人ほどはまったら抜け出せなくなったりするんだな。
 
さて、一番問題な「量」ですが、これは読書量のことだけじゃないんじゃないかな?と思ったりしました。
いやね、こっから先は自分のことなんですが。
 
積むんですよ。
 
「オタク」とかってより「コレクター」になっちゃうんですよ、マンガや本やゲーム類の。
以前も書きましたが、「買う」ことの恍惚に取り付かれたオタクは危険です。浪費癖もそうですが、とにかく溜め込むこと優先になってしまい、読む、プレイする、聞く、という行為は二の次になってしまいます。
これは、本を読む人からしても読まない人からしても、複雑に映るんじゃないかなあ、と思いました。
並べることで満足しているでしょう?
本棚にアイデンティティを求めているでしょう?
なんて聞かれたら「はいそうです・・・」と言ってアカギに出てきた熱された強制土下座装置の上で土下座しそうです。
 
好きな作者だから買う。でも買って読まないのは買わないよりも失礼かもしれません。
そういう意味では「1000冊」はあまり自慢にはならないかもしれませんネ。もしそれを全部読破していて、心から愛している本たちなら、自分はそういう人が男女問わず大好きですし、他の人もそう思うんじゃないかなあ。(全部が特殊性癖なエロスの場合は除く)
 
「家に漫画たくさんあるよ」ではなく、「大好きな漫画がたくさんあるんだ」って言えるようになりたいな、と思うのでした。
 
たまには優しいときも…(coco's bloblog)
自分は今富士見さんの気分です。ああ、本の神様ごめんなさいorz
価値基準は人それぞれ(このキャラたちのように。どれが正解というものではないデス)。だけど冊数が問題なんじゃない。どれだけいい本に出合えたか、どれだけそれらの本を愛しているか。
その20冊の中に、自分が出会えてよかったと思える本があるといいね、富士見さん。