たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「ほすぺ」に生きる

毎日余力を残しつつ生きてます。じゃないと疲れちゃうネン、なんて思う自分は学生時代の覇気がないなあと思います。
いやまあ、明日がんばるための力を残すのは賢いことですし、そうありたいなあと思ってたんですが、このエントリみつけてちょっと迷ってきました。
ほとんどの人間は「自分は死なない」と思っている(「で、みちアキはどうするの?」)
へ?ま、まあ、いずれは死ぬけど・・・。

このことを確認するのは非常に簡単。「もし、『自分はいつ死ぬのか』が判ったら、生き方が変わると思いますか?」と質問をしてみればよい。

うっ、か、変わる。間違いなく変わる。
明日死ぬなんて考えてもいないし、考えないようにしてるし、何年後にこうなりたいという生き方をしてるから死ぬ可能性を極力排除しています、自分。
でもほとんどの人はそうでしょうネ。じゃないと予定の立てようがない。
明日死ぬかもしれない、と思いながら日々を生きるなら、きっと日々ものすごい濃度で生活するんだろうなと思いました。
そういう人たちを見たことはあります。それは漁師さん。
もちろん死なないように日々最高に気を使って生きているわけですが、夜の海に出たらいつ死んでもおかしくない、死と隣り合わせの生活です。だからいつ自分が死んでも家族が生きていけるように考えているし、日々の仕事も最大限をめざします。北海道弁「ほすぺ」と言います。エンジンを全力でふかすように、最高の力で挑む姿を現す方言で、自分の大好きな言葉の一つ。
 
さて自分が「ほすぺ」かというと、うーん、全然です。毎日5%くらいでしか生きてないナー。
もちろん毎日「ほすぺ」するにはそれなりの精神力と体力が必要なので、全員がそうできるわけではありませんが、自分がいつ死んでも悔いがないようにしているか?と常に問い続けることは意味があるのかな、なんて思いました。
 
にしてもこのエントリ見てたら、夜寝るのが怖くなったよ!明日目覚めなかったらどうしよう。と、とりあえずアレとかアレは死んだ後に見られたらヤバイ!おのれ大英博物館!・・・アレは少し整理しよう・・・。まだ死ねない!というわけで明日も元気に生きるヨ。