女性オタクから見た「げんしけん」

同人誌を作る人間から見て「げんしけん」ってどう？（2ch）（痕跡症候群より）
これは非常に面白い＋考えさせられるスレなので、メモ。
気になるところをピックアップ。

28 ：スペースNo.な-74：05/02/20 11:46:19
げんしけんの大野と荻上が801好きで萌えキャラなせいで。
最近そういう女子と仲良くなりたいと妄想する
なんちゃって801好き男が増えててこまるぽ
　
99 ：スペースNo.な-74：2006/02/14(火) 12:37:04
今更ながら七巻読了。
荻ちんが自分にかぶりかけて泣けた。
なんだかんだいって熱心な人に弱いんだなあ…

悪い面といい面を引っこ抜いて見ました。
２８のはなんだかありそうで怖いですね。結局「リアルですか？」と言われたら「妄想もあるよマンガだもんマン研じゃないもん」と逃げるのが正しい気がする「げんしけん」、そもそもマンガに完全さを求めるようなタイプのマンガは、オタク文化系にはあんまりない気がします。あえていえば「ヨイコノミライ」かなあ。ストーリーじゃなくて設定の面で。「妄想少女オタク系」もそうですが、いい意味でリアルで笑えるところと美形のそろったファンタジーなところを描いてるので、全体的に「いい雰囲気」にはなるし、自分はそういうものが見たいです。
しかしそれを「現実」だと思い込んでしまうのは危険もあるでしょうね。８０１好きなら女子と近づける、みたいなアイテムとしてだけ見てしまうのはちょっと。とはいえそれがきっかけで本当にはまったり、あるいはカップルで８０１楽しめるのは理想的？な気もします。なんちゃって８０１の友人がいたら、染めてしまえばよいのダ。百合もしかり。一緒に楽しめばイイジャナイ。
男の子向け「やおいを楽しむのススメ」（たまご）
　
そして９９。色々賛否両論あるものの、マンガとしては十分楽しめるものだと思います。男女気にせず。大野さんはなかなか女性に好かれないタイプのキャラですが（色々完璧すぎて。）荻ちんはものすごいトラウマをかかえ、隠れオタの気持ちを代弁しているので隠れ女性オタには「ああ、わ、わからんでもない」と言う部分少なからずあると思います。
あえて希望を言えば、もう少しオタク女性のバリエーションがあったら面白かったかもですね。ハラグーロみたいな女性キャラがいてもよかったんじゃないかな？とか。
いや、ハラグーロがどうなったかとかはまったく興味ないですが。
　
「ホモが嫌いな女子なんかいません！！」 とら本店の宣誓と腐女子祭（アキバBlog）
今月は８０１ちゃん、腐女子彼女、妄想少女オタク系とやおい好き女性本がどどーんと出ます。しかもかつての「二時ピタ」みたいな悪意じゃなくて、善意の方向で。これは純粋にどれも楽しみ。
とりあえず妄想少女〜は買ったので、明日残りの二冊を探してこようと思います。