たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

下水から作ったラード

え!中国では下水溝から食用油が作られる?RinRin王国より)
結構話題になっているので、ちょっと以前の自分の記事も引っ張り出して見て見ます。
髪の毛の醤油についてしらべてみた。(たまご)
中国に残る 髪の毛で造る「醤油」

中国の人でも、さすがにそんな醤油、わかっていて使いたくないですヨ。発ガン性があるとかのうわさもありました。ほとんど出回らない商品ですが、コスト戦争になって生き残りに躍起なっている一部の工場が、網の目をかいくぐって今でも混ぜ混ぜしているようです。日本の方でも中国産の醤油を買う人は「ブレンド」と書いてあるのは買わない方がよいデス。ここ2,3年で改善されてはいると思いますし、まず日本で入手することはないと思いますが、100%人毛ではない、ということはなさそう。

とりあえず、「中国産は危ないね」と一概にくくるのは大げさではある、と考えています。しかしながら中国の実際の様子を見ると、ここにも書いたように「怪しいもの、ブレンド物は避ける」と言うのが現状のようです。中国内でも不信感は実際高まっているようで、都会部ではあまり田舎の工場の無印醤油は店で使わないようで。
はて、今回の下水ラードですが、基本的には都市部ではほとんど使用されていないようです。安全のお墨付きのものなら、中国から食べ物を買っても心配はしなくてもよさそう。95%は抜き打ち検査で合格しているそうですし。
しかし5%はアウトなんだな。どういう基準値で、どういう検査を行ったかはわかりません。5%は古いアブラを使っていたというだけのことかもしれません(十二分にダメな要因ですが。)。また、作ったラードを科学工業原料をいれたドラム缶に溜めておいて使った、という杜撰極まりない管理が行われていた例も実際にあったそうです。

煮立った油にできる泡を消すために工業用消泡剤を投入、色を白くするために過酸化水素水(オキシフル)を入れるというデタラメぶりであった

ムチャしてるなあ。一部なんですけどね。その一部がどんだけの量のラード使ったか考えるとちょっとおっかないです。
 
日本は「食べ物は安全」という思い込みが自分にはありますが、本当にそうかな?と考えるきっかけになりました。疑いすぎても仕方ないし、中国のこれらの例は特殊ですが、自分の食べてるものってなんだろう?と考えるのはきっと大事なことだと思いました。