たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

マンガ肉スープカレー食べてきた。

もうかなりの回数になりますが、gopのあなぐらスープカレー食べに行ってきました。
食べてきたのは「原始肉スープカレー」。

なんだか明らかにスープカレーの上に乗っているには異質すぎる肉。
これ、結構でかいです。スープの中に一個、ごはんの上に一個。スープをつけて楽しむこともつけないで楽しむこともできるというイキな計らいです。

じゃーん。どうですかこの見事なマンガ肉
マンガ肉と言えばロマンと夢の塊。ギャートルズでアレを見ておいしそうと思った人も多いはず。とはいえ、ちょっとしたサイズでも結構なお値段します。
マンガで見た“あの肉”が買えるらしい
「あの肉」。お値段は2625円なり。そこそこします。
こちらのお店では、このセットで1000円。うん、スープカレーだし、手間を考えると安いです。
 
このお肉どう作っているかというと、
チキンの身をすべてはがす→ミンチ→スパイスを大量に混ぜる→形のよい骨にくっつけてがっちりかためる→煮込む
という個人店の規模としては半端なく面倒くさい作業で作られています。なので、1日限定5食です。汗だくになって作っていました。
さて、最初店主が「ちょっと味薄目かもしれないからー」と言っていたのですが、確かに言われてみるとちょっとだけこってり感は薄め。このお店、調味料は塩とスパイスのみで、あとは煮出した野菜と肉の味で作られています。だから味が出るまで時間がかかります。
しかし、どうも味の濃さが半端じゃなくうなぎのぼりしていくじゃないですか。濃厚な、口いっぱいに広がるスパイスの味…なんだこれ?
マンガ肉からものすごい勢いで肉のうまみとスパイスが溶け出しているのでした。食べなれていない人でも「うぉう味変わった!」と思うくらいの変化っぷり。スパイスっていっても辛くなるわけじゃないです。味が何階層にも広がるように、厚みが出るのです。まさにエッシャーの描くラビリンス状態。スパイスの種類とかは全然知りませんが、色々な味が呼応しながらあちこちに反響するじゃないですか。
肉も、手でがっちりつかんで横からガブリ。
あー、やりたかったんだよねーこれ。シアワセ。
ぴりっと辛いスパイスの味が目立ちますが、肉がしっかり練りこまれている上に新鮮なので、引き立てられたかのように肉のうまみにスポットが当たるような作るになっています。もちろん手練り。ここのミートボール系は出るたびにスパイスの練りこみが研究されているのですが、これは今までで一番おいしいかも。鳥なのであんまりあぶらも気にせず食べれます。
多分これを食べた人は口をそろえて言うでしょう。
かぶりつきながらビールを飲みたい」と。
あ、自分下戸です。想像してみただけです。
形にこだわるがゆえにどう考えてもおかしなくらいの労力をつぎこみ、味に妥協しないこのメニュー。要予約ですが行く価値あり。うまい!
 
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