たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

流行る「萌え」、自分が大切にしたい「萌え」。

以前の「ツンデレの次に来そうなものってなんかある?」へのコメントやWEB拍手、紹介してくださったサイトさんのコメントが面白かったのでちょっと引用して見たいと思います。
 

ヤンデレ大人気●

天空星さん『僕が来るかもと思うのはヤンデレでしょう!!
やはり精神的病気に陥る女の子はヒットですね!!』
  
『とりあえず病気っ子が来てくださいといってみます。(ぉ』(白い戯言さん)

ヤンデレの人気はもうすでにオタク世界では広がっていると思います。「ツンデレ」をもじったような「ヤンデレ」という言葉の響きもやけに耳に残るので、とりあえず知っているという方も多いかもしれませんネ!
…え?それはオタクの常識=世間の非常識?な、なるほど。はい。
ただ、ストーカー気味に好きで好きで大好きで愛してるって言わなきゃ殺す!なキャラは昔からたくさんいました。別にここ2,3年の傾向ではないでしょうね。こんなに目立ったのは、アレのせいでしょう。

うーさん『いやいやてうかヤンデレは去年の時点で空鍋をブレイクしてるし越えるほどのはでてないな。糸電話は越えてないし』

ちなみに「空鍋」というのは「SHUFFLE!」19話、「糸電話」は「Gift〜eternal rainbow〜」のネタですね。気になる人はレッツgoogle
ひぐらし」「School Days」「SHUFFLE!」と狂気的に嫉妬に燃えるキャラが前面に押し出され、「ヤンデレ」という言葉がずどどーんと出てきた気がします。確かに近年のプッシュはあったのかな。
ここからここまでが「ヤンデレ」というのはそれぞれの認識なんですが、自分が狂気キャラに惹かれたのはlainあたりからです。あとエヴァのアスカ。あっ、デレはないですネ。
逆算して探すと「あ、これってヤンデレじゃない?」というキャラはとても多い気がします。昔から細々と愛されていたキャラ個性の一つなのかもしれません。発掘してみるの面白いかも。
また、マンガも多いですが、エロゲに比較的多いのかなあなんて気がします。「school days」は余りにも有名です。正直エロゲはあまり知らないので深いことは言えないのですが、18禁のカベを作ってあるから、自由にキャラを作れるというのもポイントなのカナ?
ラノベ方面も多いようですね。西尾維新あたり掘り下げるといっぱいいそう。追い詰められ何かが狂っていくのを文字で追うのは、格別のおいしさがありますしね。…はっ、ミステリー作品の犯罪者ってヤンデレだらけじゃん。
あえてラインを引くとしたら「それに萌えるかどうか」でしょうか…ってか萌えてる今のオタク世界の傾向が不思議でなりませんってばよ。自分とかさ。
 

●メジャーになるかどうかのキモチ●

ヤンデレが次に来るのは難しいなぁ。とにもかくにも駄目な人はとことん駄目な要素だし、何より属性自体の意味合いが不明瞭すぎる。
雑記・夢幻泡影さん)

やっぱりヤンデレですよね!
ただ、やっぱり本流になるかと言われると怪しいというのが現状でしょうか。さすがに女性向けの雑誌で「これであなたもヤンデレになれる」なんて記事が掲載されたら嫌過ぎですし。
遥か彼方の彼方からさん)

ヤンデレの共通言語、ってのはもうちょっとなんか考えて見たいです。確かにパターン化する何かは作りずらいですし、パターン化しちゃうことがよさを損なうこともしばしば。
ツンデレ」や「妹」と違ってアングラ・サブカル趣味満杯なのもポイント。後ろめたい趣味ではあります。もっとも妹属性とかも胸はって言うものじゃないですが。
そこで、すぱっと「ヤンデレ」のアングラさと、萌え部分を切り分けて明快にしたこちら。

lieutenantAさん『初めまして、いつも日記のほう拝見させていただいてます。最近ヤンデレ系?ジャンル派生形としてこんなのも作ってみました。
http://d.hatena.ne.jp/lieutenantA/20061206
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1629125
ヤンデレカフェはオンリーでやるなら行ってみたいですねwあと、最近のでは「未来日記」という漫画のヒロイン我妻由乃もキテマスヨ。』
徒然なる読書の日々出張版さん)
 
 さん『必ずしもヤンデレ=武器殺傷ではないけどな。楓はカッター使ったけど空鍋の方がインパクト強かったし。まあそれぞれ象徴的凶器をもってるけど』

凶器っ子」!速攻でコミュ入りました。ヨロシク。
絵的にわかりやすい上に、萌えポイントも多い(かわいい姿にアンバランスな凶器)じゃあないですか。これは今年まじできそう。去年も「ナタ女萌え」とかありましたね。「ひぐらしのなく頃に」のレナのことです。
ひょっとしたら、アングラな狂気を追求したキャラと、凶器を持った明快なキャラとに二分化していくのかも。ですね。
ただ、ヤンデレラな自分としてはあんまりブームになりすぎてもなあ自分達の好きな領域だし変に荒らされてもブツブツ、なんていいたくなるのは自分がオタクだからです。あかんあかん。
でも元々アングラなジャンルだから、そういう気持ちが起きるのはもっとも…だよネ?
オタク心はデリケートなんよ。あ、でも流行って欲しいので色々な人にすすめます。ぽてちん。
 
マンガ「未来日記」の由乃(ゆの)は非常に強烈なキャラです。ほんとどこまでこの子は「本当」なのやら。ものっそい面白いので興味がある人は、さくっと読むことをオススメします。まーったくどう展開するのか分からないのがたまりません。
ヤンデレ自体については面白くなってきたので、また別の機会に。
 

●なぜか使いやすい四文字●

ツンデレの概念自体は昔からあるものですから、今来ているかはびみょー
語呂がいいから、面白がって使われてるのが大きいと思うです
覚え書きオブジイヤーさん)

これはあるなーと思いました。
4文字ってなんかあるんでしょうかネ。マンガも4文字題名の作品めっちゃ多いしなあ。覚えやすいのかしら。「ツンデレ」が「強気っ子テレテレ」とかっていう名前だったらださくて全然はやらなかったと思います。あ、すいません自分のセンスが悪いだけです。
実際ツンデレの文字をベースにした「クーデレ」「プンデレ」「オドデレ」「デレデレ」「デレかけ」「ツンギレ」「ツンツン」「ツンツンデレ」「シンデレ」「素直クール」「素直ヒート」…などなど。多すぎ!でもそこがいい。それぞれの意味については書いたらえらいことになるのでおいておきます。

ゴスデレが流行りますよ。
儚雪の空さん)

どんなカナと思って検索したらこんなのが出てきました。
今週のチャンピオン ゴスデレ編(ぶつ切りスペアリブ)
なんて見事なゴスデレ。
ゴスロリの世界自体どんどんじわじわ膨らんでいっているし、これはクルかも?
そして、こうなっていくんだゼ!
いえ、なりません。

バカデレ。僕一人しか提唱してないけど。
かーずSPさん)
ゴルカム本からバカデレを推薦させていただきます。
ゴルゴ31さん)

バカデレ読みました。これは見分けやすい上に萌えやすい!そして、おバカなので「こいつ嫌いだなー」と思われずらい。広く愛されそうです。
ホスト部の環とは…も、萌えるじゃないか。
多くは語りません、気になる人は「ゴルカム」を買いましょう。かーずさんの文章もさることながら、宇宙りんごさんと4040さんのイラストがまさに「バカデレ」すぎて…も、萌えるじゃないか。

クーデレは結局流行らなかったなぁ、俺好きなのに。
ふりーとーくさん)

長門とか長門とか、長門が大人気だから流行り続けている気がしますがどうかな?今年度も色々ステキなクーデレキャラに出会えそうな予感がします。

●さらに強気に、さらに金と力を持って●

今の時代は「金と権力!」とかエドワード・エルリックが申しておりいました(違)けどリョーマ跡部様もマスタング政宗様も金と権力だな!正しいよエド!そういうわけで腐女子のブームは金と権力でOK?
nzm-gm.comさん)

それで借金の方に受けのヤツをなぶったりするんですね。アラブにいったりとか。よしそれだ!
そういえば男性キャラだとお金持ちで権力あってイケメンで、ってキャラが人気あったりしますが、女性キャラだとあんまりないかもですねえ?いや、いるにはいるんだけど、特殊キャラの感がぬぐえません。スネ夫みたいな。あ、男じゃん。あとは悪役とか。
そういう悪役チックなんだけれども魅力的な、イカス男女がぜひとも見たいですネ。
 

●一番大切なコト●

萌えとは広げていくものではなく突き詰めていくものだと思うから!!
自分の信じる萌えを大切に
静かな猟奇世界さん)

ものすごく納得。そうなんですよね、ほんとに。
一番大事なことは「自分の中で、ブームになるような自分の好みを探し、楽しむこと」なんだなと思いました。
「ネコも杓子もメイドメイド…でも自分メイドより剣士っ子好きなんだよなあ…肩身狭いなあ」なんて思う人もいるかもしれません。あ、剣士っ子は自分の好みです。
今年一年、何がブームになるかは分かりませんが、この一年で自分が夢中になれるキャラやストーリーに出会えたらいいな、と思いながら様々な本を読みふけりたいものです。
 
一応、ブームになると「多くの中から取捨選択できる」とか「同じ趣味の仲間が増えやすい」というメリットもあるので、やっぱりブームは来て欲しいものです。
コメントやWEB拍手で「破壊デレ」キャラが多いのを知りました。ドクロちゃん、WORKING!、スーパーメイドちるみさんなど。むむ、これはマジでくるか?
 
さて、ツンデレブームをさらに加速させるアイテムが登場しましたよ。
タカラトミー、世界初の“ツンデレ”ワンセグテレビ

最大の特徴は、音声ガイダンスによる“ツンデレ”ナビゲーションモードを搭載したこと。ツンデレとは、ツンツンした(勝ち気な)性格ながら、好きな人の前になるとデレデレになってしまうというギャップを持った女の子のキャラクターを形容する言葉だが、SEGNITYでも購入当初、チャンネルボタンなどを操作すると女性の声で「チャンネル変える気ぃ!?」や、輝度を上げると「まぶしいんだけど」と、ツンツンした対応。

コレは売れる!…自分は買いません。
友人の会話
「ずっとデレになったら案外飽きそうだよね」
「そしたらリセットすればいいんじゃない?」
なるほど。
 
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自分の直感を信じて突き進むのも、オタクの生きる道。