たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

カバについてしらべてみた。

カバがシマウマを捕食(?)する様子が撮影される (2ch)
カバを動物園で見ていたとき、大きさと威圧感で「これはなんだかヤバいにおいのする動物だなあ」と思っていたら、ウンコをそこらじゅうに振りまかれて、素で逃げた経験があります。たまごまごです。
でも幼い時のそのカンは、割と事実のようですね。
今回のこの写真、世界初とは書いていますが、ウワサによると「ワニ以上にカバに襲われた死亡者が多い」というじゃあないですか。ほんと?まじで?ワニなら肉食だからわかるんだけど。
とはいえカバ自体は、非常に「愛されている動物」の一つだと思うんですよ。
ヒポミのカバコレクション
カバで検索していて見つけたんですが、正直超ほしいアイテムばっかり。コレとか、ハンズとかに売ってないかしら。明日にでも買いに行きたいくらいほしいです。
ここの管理人さんのカバ愛には本当に敬服。毎日1カバグッズなんですもの。ほんっと面白いので一見の価値ありです。
マンガのキャラだとカバといえば、アンパンマンの子供カバオくんを思い出します。あとイソジン。割とああいうキャラ多そうですね。敵役のカバってあんまり思いつかないのですが、いるのかな?現実は凶暴で恐れられているようですが、どうしてギャップが生まれたのでしょうか。
現実には本当に凶暴なのか、ちょっとしらべて見ました。
 

●カバは、人を襲う?●

カバが人を襲う(アンデスから始めよう)

南アフリカで、川で水浴びしようとした男性がカバに殺害された。
現場はリンポポ州、ファラボーワの川。
村が水不足のため、47歳の男性は川で水浴びしていた。
この時突如巨大なカバが現れ、男性の足をあごで突き飛ばしたという。
このため男性は深みにはまり、溺れてしまった。
近くにいた人が男性を救助したが、やがて死亡した。

「人を襲う」と書かれていますが、うーん、どちらかというと「意図的に食べるために襲った」わけではないですネ。牛が怒って突進してきたような感じでしょうか。
しっかりとした数値データが見つからなかったので、明確なことは言えませんが、カバはワニ以上にアフリカでは恐れられているとそうです。肉食獣以上に、と言っても過言ではないほど。カバに襲われて死んだ人は、アフリカではとても多いらしいです。
こうやって書くと、夜中にカバが肉を喰らいに襲ってくる…怖いよママン!という感じですが、別に捕食にくるわけではないです。
まずカバが恐れられる理由の一つは、大きさ。アフリカの自然の中で、体格でいうとゾウについででかくて重いのではないかと言われます。大きいもので4mくらいの、3トンくらい。でかいな!ちょっとしたトラックくらいあるんじゃないでしょうか。
次に、その力。ウワサでは時速50km/時で走るなんてのもありますが、ちょっとこれはデータがないのでおいておくとして。単純に重さがあるので、ぶつかるだけで人は死んでしまいます。それがゾウとは違って「水中」にいるのがミソ。川をボートで移動することが多い地域の人としては、川の中からこの巨体がぶつかってくるだけで、もう逃げようがないんですネ。
縄張り意識も強いようです。ワニなどが縄張りに入ってくると、攻撃をするほど。いかんせん頑丈な体をしているカバです、ワニに噛まれるよりもその巨体で勝ってしまうのもなんとなくうなずけます。シマウマなんかがワナに入ってきたら、でかアゴでガツン。うーん…どうやっても逃げれないよなあ。
カバの面白い生態(知識の泉 Haru’s トリビア)

カバはのんびりしていて温和そうなイメージがありますが、子供のカバを襲おうとしたワニが母カバの怒りをかい、噛まれ真っ二つになってしまったというケニアの国立公園の管理人のぞっとするようなエピソードがあります。温和どころか獰猛な(どうもう)動物なのです。

食べるわけじゃなくても、縄張りや子供に関しては凶暴すぎるカバ。まあなんだ、近づいたらだめってことですね。

117 名前:番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2007/01/24(水) 23:59:23
水に年中浸かっていれば、あの巨体の体温を維持するためにも肉を食わなきゃ
やってけんだろ。カバが草食動物を襲って食うという話は、現地の土人の間では
よく知られていたが、動物学者たちはスルーしていた。

現在では「カバ=草食」は割と疑問視されているようですね。科学者の間でも正確な答えは出ていない様子。もちろん普段から肉を常食としているわけではないので、基本草食でしょうが、「雑食」と言うのが付近の人の意見でしょうか。ただ、あまり正式に「雑食ですよ」と言うのは今のところ見たことないです。ひょっとしてもう発表されてますかね?
生息数が多くなりすぎると、共食いもはじめるそうです。減少しているカバですが、増えすぎると凶暴になり、縄張りに入るものを食い合うという過激な生物。いかんせん臆病さも持ち合わせた生物です。キレはじめるとインパラだろうがシマウマだろうがカバ自身だろうが食い散らかす力を発揮してしまうようです。病気なんかも一気にそれで広がり、急激に死滅するなんていう世紀末地獄絵図もしばしば展開されるようです。
自然、過酷すぎだヨ。
 

●他の動物とカバの関係●


ワニも近づけないカバさん。
確かにこれは強そう。インパラを助けた、というムービーのようです。実際はどうかわかりませんが、一応助けているように見えます。
現地の人のうわさではどうやら「弱い草食動物を捕食する」という話はあるようですが、このムービーの真偽やいかに。基本的には自ら他の動物を襲うことはない、はず。だけど実際に原住民として見つづけていないとわからないですね。
(追記・指摘されたのでよくみたら、どうやらインパラを食べてるっぽいです。真偽は謎。2月16日)
はて、逆にライオンなどにはめっぽう弱いです。
ライオンのにおいのする縄張りには一切近づかないそうなので、もしカバの生息地帯に行かざるをえない場合、ライオンの臭いのするものや、ライオンの糞などを持って行くこともあるそうで。
また、こんなのにもやられることもあります。

グロだかなんだか分からない物注意。
カバと言ってもサイズは色々。アナコンダみたいなのに丸呑みされちゃうケースもあ…いやこれはごくマレな気がしました。アナコンダすげえ。
話がずれました。
 
カバは「強い」とはいっても、このように天敵もそこそこいます。
そこで、カバのでかい口が生きてくるわけです。
よく「アクビしている」ように見られるカバですが、あれは別にあくびでもなんでもなくて、「威嚇」だそうです。
確かに口あけてたら、でかくて恐ろしくて、近づけないや。エリマキトカゲのエリみたいなもんでしょうか。実際、あれだけ口をあけたところで、そんなにでかいものは食べません。さっきのアナコンダみたいに丸のみしたりはしない、あくまでも身を守る威嚇のための口、ということのようです。
また、群れをなして攻撃してくる動物に弱いカバです。だからこそ水中で生活しているみたいですよ。カバがほぼ水中専用機である、という理由の一つは、カバの皮下脂肪と目と耳。脂肪が多いので水に非常にうきやすく、また目と耳だけ出せば水面を見渡せる、という潜望鏡的役割もあります。
 

●赤い汗の話●

動物に詳しい方なら、カバに近づくと血のような液体が滴っているのを見ることが出来るのをご存知の方も多いかもしれません。
自分はそこまで近づいてカバを凝視したことないので見たことないんですよ。ほら、ウンコ怖くて。
 
カバの皮膚は乾燥に弱いです。でも汗腺はありません。「赤い汗」と言いたいところですが、あれ汗じゃないんですねえ。
そこで、常に皮膚からピンクの粘液を出すことで皮膚を守っているようです。
この粘液が超高性能。紫外線を防ぎ、乾燥に強く、殺菌作用があるそうです。すごい万能じゃないですか。ちなみに化学式はこんなものだそうです。自分はよくわかりません。化学に強い方はどうぞ。
おもしろ化合物「カバは血の汗をかく」
 

●ウンコをまくカバ●

さて、自分のトラウマでもあるカバのウンコまきです。
カバの撒き糞

カバ:「神様、暑いので水の中で住んでもいいですか」
神様:「そんなことを言って、お前は草を食べるのに飽きて魚が食べたいからそんなことを言っているのだろう。だめじゃ」
カバ:「そんなことはありません。本当に暑いのが我慢できないのです。それでは魚を食べたら分かるようにこれからは糞を撒き散らして(小さく散らして)神様が糞を調べやすいようにします。だからお願いします。」
神様:「・・・良かろう」

いやいやいやw
でも面白いからこれでいいです。
 
事実としては、縄張りを誇示する行動です。オスが主にやるそうですよ。
これ、縄張りに何かが近づいてきたとき、緊張するからばらまくそうです。つまり動物園などでウンコばら撒くカバがいたら、それは客におびえているしるしとも言えます。
野生ではウンコ撒き散らしながら、相手が息絶えるまでバトルを繰り広げるというから恐ろしい。
加えて、子カバが道に迷わないように、道しるべとしてフンを撒くこともあるそうです。
 

●カバとの共存●

現地の人に恐れられる獣、カバですが、やはり人間の侵食には勝てないようで、減少の一途をたどっているようです。
とはいっても、だからといってカバの思うがままにするとこちらが殺されてしまうのもまた事実。共存するのは難しいようですね。ちなみにカバは食用にもなります。なんだかんだでカバの最大の天敵は人間。あと自分達の過密。
はて、そんな難しいカバですが、なんで愛されるのかなーと思いながら先ほどのインパラの動画見てました。
鳥がカバにとまっているんですよ。
たたずむカバに、たくさんの鳥が。
止まっているとき、カバのそのおとなしさは、動物の共存の優しさのようにも見えます。凶暴ということは、臆病の裏返し。安心しているときの彼らは優しい部分もあります。それに、この絵柄はなかなか美しいです。…とはいっても多くの人が殺されているのでなんとも言い切れませんが。
ただ、このへんから、マンガや絵本の「おっとりした、にくめないカバ」というキャラが生まれたのではないかと自分は想像しました。
 
ちなみに、カバといえば思い出すのはコレ。
運の悪いヒポポタマス
なんでひらけポンキッキでこれが流れたのか、いまだに謎です。同人サークル「Campanella カムパネルラ 」さんのアレンジが秀逸なので、聞ける人はぜひ。
 
〜関連・参考リンク〜
カバ(wikipedia)
かば カバ 河馬
Hippopotamus amphibius
頭蓋骨写真が見れます。
カバ MSN百科事典
1996年の「カバが肉を食べていた?」の続編
共食いについての詳しい記述があります。ぜひ。
なぜ大きい? カバ の口(目がテン!?)
カバは赤い汗でお肌を守る
24カバ
クジラの祖先、カバ・牛と同類