たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「ゆうくんちゃん」のフリーダムな世界に惚れ込んでしまいました。

ニコニコ動画には「作者は病気シリーズ」というタグがあります。
といっても、見てもらえば分かるんですが、本当にけなしているというよりは「ここまですさまじい逸脱っぷりを見せるとは病気だな!」という感じの半分ほめ言葉的な部分もあります。だから見ていて楽しいです。が、すさまじく疲れます。その逸脱のフリーダムっぷりゆえに。
んで、そんな中でひときわ目をひいたのが「ゆうくんちゃん」シリーズ、全3話でした。
かなり一部では有名な動画らしいですが、個人的に衝撃を受けたので紹介。
ゆうくんちゃん 第一話

ゆうくんちゃん 第ニ話

ゆうくんちゃん 第三話

第一話は、まだ安心して見れます。それでも設定はすさまじいんだけれど。
ところが第二話で急に不可思議な方向に。
第三話では、あまりに想像できない展開と描写に衝撃の連続でした。見た後笑えるか、どっぷりと鬱になるかどっちかだと思いました。自分は後者。
 
マチュアの創作であるがゆえに、もうとことんフリーダムなんですよね。それがどんどん自分の想像の範疇から飛び出していくもんだから、自分の思考がついていかなくて、みるみる不安になってきます。ニコニコで見てるとまだ弾幕が激しいので笑いながら見ていられるんですが、一人でYouTube見てたら不安で仕方なくなりました。足元がガラガラ崩れて、宙に浮いてしまって混乱している感じ。とりあえずこの展開を予想できる人は日本でも数人だと思います。
ただ、異端児な感じの作品なんじゃないかと思いますが、一回見ただけで確実に心に残ったのは確かです。それくらいのインパクト与える作品ってすごいことだと思うのです。
それだけの作品への情念は感じます。聞いた話によると、CGアニメコンテストに入賞しているそうで。うん、分かる。第三話の破壊力はしゃれにならない。いい意味で暴走しているパワーを感じます。
見る人ごとに感想が180度変わる作品だと思いますが、かなり価値観揺さぶられる作品に出会ったなあ、という感想です。夢に出そう。
 
ちなみに、その後に発表されている作品「魔法のチョコレート(ニコニコ動画)」はものすごくよい作品。素直に楽しめます。クレジット名が同じだけど、真相は不明。そのくらい「ゆうくんちゃん」とは別物。
 
関連・ゆうくんちゃん(ゆめの14歳)