たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

大黒黒客日記

 
本日は作業のためおやすみいたします。たまごまごです。
 

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テレビの取材を受けました(ABlog)
安倍吉俊先生が「フジテレビ739で11月25日22:00〜23:00」放送の「デジ絵の文法」に出るそうです。
これは期待。っつかそもそも見られるのかな。
実際に描く部分も映すそうなので、ものすごく見たいです。
 

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「トーキングヘッズシリーズ」はサブカルと純文学とオタクカルチャーの間を飛び回るような、ちょっとまじめでちょっと庶民派という感じの不思議な文化雑誌ですが、昔の「牧歌メロン」や「夜想」のにおいがして好きデス。
んで今回、比較的耽美ネタが多いこの雑誌にしては珍しく「胸ぺったん」と貧乳メインの話題でした。「エコール」「デヴィット・ハミルトン」などガチなところはもちろん、「らき☆すた」や「AIR」まで触覚をのばしていてなかなか面白いです。内容はいたってまじめな「少女論」ですね。
色々書きたいことあるんですが、今はとりあえず、「エコール」考察文の中の澁澤龍彦視点の少女論まとめがわかりやすくてよかったのでメモ。

少女という存在は、近代が、そして男たちが生み出した幻想である。したがって男が少女を語ることは、鏡を覗き込むに等しいと言えよう。当人は絶対的な純粋客体を語っているつもりなのに、結局は自身の欲望について語ってしまう。少女は男を自己言及の迷宮に幽閉する、近代が生んだ罠なのである。

それに対して、女性から見た「一瞬の生の輝きとしての魅力」という少女像の対立もエコールに絡めて話されていて面白かったです。
これ読んであらためてエコール見て見たいなあ。なるほどそういう視線だったのね、というのがくっきり見えました。

エコール
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「エコール」に見る、少女達の閉ざされた楽園観