たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

苺ましまろの千佳の生の魅力を真剣に考えてみるんだぜ。

なんか色々書こうと思ったのですが、ここしばらく千佳フィーバーのスイッチが入ってしまったので、今日は思いっきり千佳のことを書こうと思います。
 

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●リアルな女児、千佳●

まー「苺ましまろ」キャラが好きって時点でロリーなのは置いておくとして。
美羽・アナ・茉莉と他のも小学生女子がいるにもかかわらず、妙にリアルな感じがしてならないのが千佳です。以前も書いたように、「千佳が好き」だと妙にロリコンのにおいが強まる気がしまして。
自分だけの感覚なのかなあと思っていたのですが、割とそうでもなさそうなので、少し真剣に考えてみましょう。

千佳がリアルっぽいのは分かりやすい記号が無いからでしょうかね。
他のキャラなら、ツインテールが好きだから、とか金髪が好きだから、とかその記号が好きだからという言い訳に逃げられますけど、千佳はこれと言った記号が無いんで逃げ場がない分、ロリっていう部分が他のキャラクターより前面に出てきちゃうんだと思います。
まあそんなこととは関係なく、千佳は可愛いですが。
WEB拍手より。)


これは大いにありますね。
美羽は1巻の頃は千佳と差がなく黒髪でしたが、髪を染めたことによって目立つツインテールキャラになりました。
アナは最初から金髪の妖精のようですし、茉莉はか弱さを象徴するかのような白い髪です。
そして、ナチュラル日本ヘアーなのは、ずばり千佳。
加えて髪型に特別ないじりも入っていません。むしろツインテールはあまり子供にしないですが、片方しばりはやる子が結構いて、しかもそのヘアゴムが星形ハート型と妙に子供くさい。
このあたりからもリアルさがじわじわとにじみ出てきます。
まあそれはともかくとしても、千佳はかわいいんだけどね!

千佳は「特徴がないのが特徴」なだけに作られた属性が付加されてないのがいいですよね。普通で。
アニメCVの千葉紗子さんの声も最初は地味だなと思ってたのですが時間がたつほどに「千佳たんにぴったりすぎる!」と思い直し以降は興奮しきりでした。
千佳を愛する人はきっと真性なんだと思います。そして千佳みたいな子をかわいく描けるばらスィーさんも確実に真性。まさしく真性ロリコンかどうかの踏み絵が千佳。
美羽や茉莉ちゃん、コッポラちゃんはまだ記号として見がちだけれど、千佳は近所にいるようなリアル女児として見る。生々しくて後ろめたいわけですね。
WEB拍手より。)


太字部分がミソだと思うんですよ。
上記に引用した図を見ると、さらにその点がよく分かるかと思います。
美羽はまあ行動もそうですが、ツインテール・バカっ子属性持ちです。美羽あってこその苺ましまろなので、むしろ「属性:美羽」って感じですが。
茉莉ちゃんは虚弱メガネ、アナは金髪。かわいいを記号にした、という見方ができます。実際に身近にいないから、なんですよね。だからこそ伸姉の寵愛を受けることになるのですが。
 
はて、伸姉の「妹属性」以外、たいした属性のない千佳。
逆に言えば装飾をそぎ落としていると言えます。そうすることで、出来る限りリアルな女児を追求したカタチが誕生。
実はこれはオタ文化圏では「普通」という属性で説明できます。そもそも「普通」という言葉自体意味はないのですが、「目立たず地味で平均的」…というのを描き出すのも立派な特徴。5巻で「佳作」の話を美羽がしているあたりからも、意図的に普通にされているのがわかります。
例としては絶望先生日塔奈美ぱにぽにのくるみなどなど。みつどもえのしょうがない隊にも一人いますね。
100%真性ロリコンとは限りませんが、この普通さにレーダーが反応するかどうかは大きな試金石になっていると思うのです。「少女」「女の子」と「女児」の違い、みたいなものです。
 

●千佳の、少女臭の強い身体的特徴●

私が思うに、苺ましまろで一番ロリキャラなのって千佳ちゃんだと思うわけですよ。
理由としては、日本女児らしいさらさらの黒髪に、年上の兄弟がいることからの同年代より少し大人びたというか、すれた感覚。まさに日本女児ここに極まれり!といった感じでしょうか。
ああああああああ、千佳ちゃんのさらさらヘアーにフゴフゴしたい!!
WEB拍手より。)

ああ、千佳のうなじのあたりの毛をはむはむしたい!!
 
千佳のロリっぽさは、やはり身体的特徴にも描き込まれていると思います。
どうしてもアナと茉莉が壊れそうな人形のように描かれており、美羽がやんちゃすぎるために、対比させられてリアル度が増してしまうんですよね。
たとえばこの図を見てみましょう。


かわいい千佳ちゃんのお姿におわします。
アナと茉莉はお嬢ちゃん的なスカートルックが多いのですが、千佳はこういうポップガーリーな格好が非常に多いです。かつそれほど華美ではなく、ズボンスタイルも多いためリアル度はどんどん増します。
拡大します。


そう、注目すべきは千佳の脚です。
脚描写はどのキャラも多いのですが、中でも千佳の脚は、ズボンルックと相まって非常に元気度が高いです。女の子らしい内股ラインは守りつつも、アナ達ほどちょこちょことは歩かないんですよね。その脚の細かい仕草のかき分けは、さすがというところ。
加えて、肉はつきすぎず、細すぎずな、極めて優等生な少女脚です。個人的には百合脚*1の要素も持ち合わせていると思うのですがどうでしょうか。

元気度でいうと美羽も高いのですが、美羽は足下が非常に華美です。おしゃれ好きな設定があるため、スカートもひらひらさせているし、靴もかなり高そうでかわいいのをチョイスしています。千佳はそれに比べて、わりと手に入りやすそうなファッションで足回りを固めているんです。実際のデザインもとになってるのは高いかもしれないけど、それを感じさせない「さりげなさ」がポイント。
身につけている小物も高そうな物はなく、身近で手に入りそうなものばかり。ギリギリな子供のラインを保っています。
「こういう子いるよねー(かわいい)」と思ったら、あなたは今日から千佳のトリコ。
 

●千佳の、性格的な魅力●

千佳は内面も優等生です。
勉強はきちんとしている、様々な事はきちんとこなせる、日記も毎日つけている…。なんというよくできた子なんだ!伸姉が「だらしない」を浮き彫りにしているため(実際はそれほどでもないけど)、その比較対象としても千佳の「しっかり」感があふれています。
また美羽との関係で突っ込み係なのも、重要な要素の一つ。接している時間のせいでそうなってしまった部分もありますが、姉妹がいたせいもあって「○○に対しての、対比の千佳」という位置づけは大きいと思います。だからバランス的にもしっかりしてないといかんのです。千佳がいないと「苺ましまろ」崩壊しっぱなしです。
また、個人的に好きなのはー。

千佳は音楽好きっ子なんですよね。伸姉もですが。
ばらスィー先生の音楽マニアっぷりがにじみ出ている部分なんだと思いますが、ヘッドフォン娘マニアとしてはこの点は外せない。
わざわざ!ヘッドホンで!ちゃんと聞きたいからといって夢中になって音楽を聴く少女!
何これ、完璧じゃね?
 

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この景色の中で、美羽は特別性を抱えた「少女」として浮いていますが、千佳はリアルな「少女」として風景に馴染んでいます。
千佳がいかにリアルで、かつ丁寧に描かれているか…なかなかうまく伝えられませんが必死に書き綴ってみました。
千佳の持つ、生々しい少女臭はやはり意図して描かれているのではないかと考えています。そしてそこに強い魅力が眠っているのです。
 

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千佳でつっこみといえば、こんな動画があったなぁと思い出しました。

関谷あさみが!・・・ではなくて・・・
何かこう、なに言ってても可愛いですよねこの子。
WEB拍手より。)

関谷あさみ先生が!…じゃなくて。
つかタグの「千佳好きは真性シリーズ」が全てを物語ってるんじゃないでしょーか。
デスヨネー。
しかし関谷あさみ先生の絵の少女と千佳の雰囲気は似てるなあ…このへんもリアル少女臭ゆえか。
 
ああ…ちぃちゃん…好きだ。
 

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テレビBOXも結構安く出たのね。買おうかしら。
しかしここ2、3日のWEB拍手が千佳祭りで、わたしゃうれしかったです。ぬほほ。
 
〜関連記事〜
千佳が好きだと叫びたい

*1:少女同士の関係を感じさせるなめらかな脚のこと